ポルトガルのアルガルヴェ・サーキットで行なわれているMotoGP第17戦アルガルヴェGP。Moto3クラスの予選が実施され、セルジオ・ガルシア(MuchoNeumatico GASGAS Aspar Team)がポールポジションを獲得した。
アルガルヴェGPのMoto3クラス予選の天候は晴れ、気温18℃、路面温度27℃のコンディションとなった。
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日本勢は鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)と佐々木歩夢(Red Bull KTM Tech 3)の2名が直接Q2へ進出。國井勇輝(Honda Team Asia)、鳥羽海渡(CIP Green Power)、山中琉聖(CarXpert PruestelGP)の3名はQ1スタートとなった。
國井はQ1の序盤から積極的な走りを見せ、1分48秒679まで自己ベストを更新。Q1折返しを2番手と好位置で迎えた。
暫定トップのジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)が1分48秒127を叩き出しており、2番手以降に大きなギャップを築いた。國井は2番手タイムのままで最後のアタックに入ったが、自己ベストは更新できなかった。
しかし他のライダーも大きなタイム更新は無かったため、國井はポジションを下げることはなく、2番手でQ2へと進むことができた。他のQ2進出ライダーは、アルコバ、アルベルト・スッラ(Rivacold Snipers Team)、ニッコロ・アントネッリ(Avintia VR46)だ。
Q2が開始されると、日本勢では佐々木が速さを見せ、1回目のアタックで1分47秒817の2番手タイムを記録した。一方で鈴木はデニス・フォッジア(Leopard Racing)を追いかけながら走っていた序盤に転倒を喫してしまった。
フィリップ・サラック(CarXpert PruestelGP)が暫定トップでセッションは後半へ。ポイントリーダーのペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)などは、タイヤを交換した後、早めにコースへと向かった。
終盤のアタックでは、多数のライダーがトップタイムを更新するようなペースでアタック。その中でガルシアが前車のスリップストリームを活かして1分47秒274とタイムを大きく更新し、暫定トップに躍り出た。
これをジャウマ・マシア(Red Bull KTM Ajo)などが追撃しようとしたが、1分47秒570で及ばず。他ライダーも続々とコントロールラインを通過していったが、ガルシアを超えるライダーは現れなかった。
結果、ガルシアがキャリア初のポールポジション。2番手はジョン・マクフィー(Rivacold Snipers Team)、3番手はアドリアン・フェルナンデス(Sterilgarda Max Racing Team)となった。
佐々木は後半のアタックでタイムを思うように縮めることができず、最終的に10番手となった。なお佐々木はFP2で走行ライン上でのスロー走行があったとして、決勝レースでロングラップペナルティが科されることが決まっている。
なおポイントリーダーのアコスタは14番手、ランキング2番手のフォッジアは4番手と、予選ではタイトルを争うふたりの明暗が分かれる結果となった。
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