オンライン・イベントでお披露目
text:AUTOCAR UK編集部
【画像】エヴァイヤ、GRヤリスなど【各モデルを写真で見る】 全180枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
新型コロナウイルスの影響によりモータースポーツ・イベントが次々と中止されるなか、英国のグッドウッド・スピードウィークはオンラインのみのイベントとして生まれ変わり、今年も開催された。
このイベントでは最も象徴的なスポーツカーやスーパーカーとともに、モータースポーツの歴史と現在を全世界に発信している。
スーパーカーのパドックでは、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、マクラーレン、アストン マーティンなどの名車がグッドウッド・サーキットを周回した。他にも、トヨタGRヤリスなど、これから販売される新型車のプレビューも行われた。
今回は、グッドウッド・スピードウィークで披露された数々のモデルの中から、注目の10台をご紹介する。
ロータス・エヴァイヤ
今年参加したスーパーカーの中で最もパワフルな市販モデルは、ガソリン車ではなかった。ロータス・エヴァイヤは複数の電気モーターを使用しており、トラックモードを選択すると1950psという驚異的な出力を発揮する。
イエローのプロトタイプと、ジョン・プレイヤー・スペシャルの象徴的なカラーが施された2台が登場。しかし、パレード走行には参加したものの、グッドウッド・サーキットのラップレコードに挑戦することはなかった。
フォード・マスタング・マッハ1
1969年の初代マスタング・マッハ1の現代版。5.2L V8エンジンから460psを引き出し、後輪を駆動する黄色い悪魔だ。
今回の新型から欧州にも導入されるので、米国だけのおもちゃではなくなった。標準のマスタングGTとシェルビーGT500の間に位置するモデルで、GT350は今年末までに生産を終了する予定だ。
マクラーレン・エルバ
マクラーレンが手掛けたオープンルーフのスピードスターは、見慣れないスタイリングの珍しいモデルだ。もともと399台が生産される予定だったが、フェラーリがモンツァSP2の生産台数を大幅に減らしていることもあり、希少性が薄いという顧客からの指摘があった。
そのため、現在は149台のみが生産されており、イベントに参加したモデルは1点ものとなっている。
マクラーレンの他のモデルと同じカーボン製のチューブ技術を用いて作られ、815psを発生する4.0L V8ツインターボを搭載したエルバは、0-100km/h加速を「3秒以下」で達成し、0-200km/hのタイムは6.7秒とされている。
これはサーキットに特化したセナよりも速い。エルバをコレクションに1台追加しようと思ったら、142万5000ポンド(約2億円)が必要になるだろう。
フォード・プーマST
スーパーカーの定義からは外れてしまうが、派手なカラーが施されたフォード・ピューマを見逃すことはできなかった。
200psの3気筒1.5Lエンジンを、ホットハッチであるフィエスタSTと共有しており、来年初頭には英国での納車が始まる。走りを楽しめるホットなクロスオーバーとなるだろう。
標準モデルとの違いは、機械式リミテッド・スリップ・ディファレンシャルの追加で、これは同クラスのクロスオーバーでは初めてのことだとフォードは述べている。
公道でもサーキットでも、果てしなく楽しいフィエスタSTに匹敵するモデルになることが期待されている。
ベントレー・フライングスパーV8
V8エンジン搭載のフライングスパーは、よりドライバーを重視したサルーンとして登場した。
W12エンジンを搭載した姉妹車が、大陸横断の冒険を最大限の快適性とともに楽しむことを目的としているとすれば、軽量なV8エンジンを搭載した新型は、より俊敏でレスポンスの良いモデルとなるはずだ。
549psを発揮し、0-100km/h加速は4.1秒。これはコンチネンタルGTよりもわずか0.1秒遅いだけだ。両モデルとも最高速度は同じ320km/hである。
トヨタGRヤリス
今年のイベントに参加した中で、GRヤリスは最も操縦性の高いマシンの1つだった。ガズー・レーシングが手掛けたGRヤリスは、イベントでラリー競技に参加し、ラリー専用車と競い合った。
1.6L 3気筒ターボエンジンを搭載し、全輪駆動で260psを発揮。オフロードでの活躍が期待されており、2021年以降も世界ラリー選手権での勝利を目指すトヨタのレーシング部門の意向を明確に示している。
フォードGT
GTバッジを付けたブルー・オーバルの最新作は、耐久レースで覇権を握るために作られたものだが、フォードはその価値を少数の幸運な顧客に販売することにした。
たとえお金を持っていたとしても、長い申請手続きを経た人だけが購入することが許されたのだ。
製造されたのは1350台のみで、マクラレンやフェラーリ、ランボルギーニよりも希少な存在だ。
パワートレインは3.5LのV6ツインターボエンジンを搭載。当初は647psを発生していたが、2020年モデルでは、より高エネルギーの点火コイルと新しい「ギャラリー冷却」ピストン設計の採用により、660psへと増加している。
フォードによると、0-97km/h加速は3.0秒以下、最高速度は348km/hに達するという。
BMW M5
新型BMW M5には新しいフロントマスクと新技術が採用されている。625psを発揮するスーパー・サルーンであり、M8グランクーペから流用したショックアブソーバーにより快適性を向上させ、メルセデスAMG E 63に戦いを挑んでいる。
英国では、最上位モデルのM5コンペティションのみが導入されている。9万8095ポンド(1334万円)からとなっており、今年の末までに納車が始まる。
アウディR8グリーン・ヘル
ニュルブルクリンク24時間レースでのアウディの活躍を記念して発表されたグリーン・ヘル・エディションのR8は、カスタムペイント、アロイホイール、フルボディラップなど、標準モデルとは一線を画す存在感を放っている。
パワートレインは5.2L V10のパフォーマンスモデルと同じで、0-100km/h加速はわずか3.1秒、最高速度は332km/hに達している。
アストン マーティン・ヴァンテージ・ロードスター
510psの4.0L V8を搭載するスーパーGTをさらにエキサイティングなものにするにはどうすればいいのだろうか?もちろんルーフを開けることだ。
ただし、ヴァンテージ・ロードスターほど速く開けられるモデルはない。アストンの最新モデルは、7秒未満でオープンにすることができる。
0-97km/h加速は3.7秒で、クーペモデルと比較するとわずか0.2秒のペナルティがあるものの、最高速度は305km/hに達する。
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