■VWのEV「ID.シリーズ」第3弾
独フォルクスワーゲン(VW)は2021年11月22日、4ドアクーペSUVタイプの電気自動車(EV)、「ID.5」のプリセールスを欧州市場にて開始しました。
【画像】VW初の電動クーペSUV「ID.5」を見る(26枚)
ID.5は2021年11月3日に世界初公開された、モジュラーエレクトリックドライブマトリックス(MEB)をベースにしたEVで、VW「ID.シリーズ」としてはコンパクトハッチバックの「ID.3」、コンパクトSUVの「ID.4」に続く3車種目となります。
全長は4599mm(ID.5 GTXは4582mm)、ホイールベースは2766mmというボディサイズで、クーペSUVというスタイリングを持ちながら、SUVタイプの「ID.4」と比べて後席のヘッドルームはわずか12mm少ないだけといいます。また荷室容量は549リッターを確保しています。
よりフラットな傾斜のAピラーはルーフラインにエレガントな流れを与え、リアエンドまで低さを保ちます。またリアスタイルでは、3DデザインのLEDコンビネーションランプが高級感を演出しています。また空気抵抗係数(Cd値)は0.26(ID.5 GTXは0.27)と低いのも特徴です。
ID.5はリアにモーターを備えた後輪駆動モデル、ID.5 GTXは前後アクスルにモーターを備えた4MOTION(4WD)モデルとなります。
今回プリセールスが開始されたのは、174馬力を発生する「ID.5プロ」と204馬力の「ID.5プロ・パフォーマンス」、そして299馬力の「ID.5 GTX」です。ドイツでの車両価格は4万6515ユーロ(日本円で約600万円)からとなっています。ドイツでは最大9000ユーロ(日本円で約114万円)のEV助成金を申請することができます。
バッテリー容量はいずれも77kWhで、ID.5プロおよびID.5プロ・パフォーマンスは最大520km、ID.5 GTXは最大490kmWLTP航続距離となります、
※ ※ ※
ID.5の生産はドイツ・ツヴェッカウのVW工場でおこなわれ、100%グリーンエネルギーを使っているためカーボンニュートラルを実現しています。
VWは電動モビリティに関してもっとも人気のあるブランドになることを目指しており、欧州におけるEVのシェアを2030年までにVWの販売台数の70%に増やすことを目標にしています。これは100万台以上のクルマに相当しています。
また中国と北米では販売台数の50%以上をEVで占めるということを目標にしています。そのため毎年少なくとも1台の新型EVを市場に投入するといいます。
これらにより、2050年までにVWはカーボンニュートラルになることを目指しているといいます。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産の「和製スーパーカー」!? 斬新「3人乗り」仕様&目がバグる「幅狭」仕様! “後輪駆動”でめちゃ楽しそうな「ブレードグライダー」とは
[N-BOX]が[スペーシア]に負けるなんて…絶対王者 N-BOXに何が起こったのか!?!?!?
日産「“ミニ”ケンメリGT-R」実車展示に大反響! “全長3m級”ボディの「斬新スポーツカー」がスゴい! 幻の「ちびメリ」とは?
5速MT搭載! 三菱が新型「軽トラック」を発表! ワイルドな「角張りボディ」採用した商用モデル「新型ミニキャブ」に反響続々!
ハチロク乗りもGR86乗りもすれ違ったら敬礼必至! 偉大なるご先祖「TE27」のレビン&トレノが胸熱すぎるクルマだった
みんなのコメント