この記事をまとめると
■パジェロエボリューションについて解説
いまの国産SUVは「ぬるすぎる」! オンオフ問わず「バカッ速」の絶版SUV5選+α
■ボディの各所を強化したほか、足まわりも専用設計されている
■専用パーツも多数装備されており、現在では中古車市場でプレミア価格となっている
SUV界の歴史に名を刻む超弩級のエボリューションモデル
クルマ好きが三菱と聞いて思い浮かべるのは、いまでは絶版となってしまったが、ラリーウェポンとして誕生したランサーエボリューションと、本格オフローダーであるパジェロという人も多いのではないだろうか。
そんな三菱を代表する2車種を合体させてしまった車種が過去に存在していたことを覚えているだろうか? そう、それこそ「パジェロエボリューション」である。
1997年にリリースされたパジェロエボリューションは、ランサーエボリューションと同じくラリー競技に勝つためのベース車として生まれた1台だ。ただ、目指すラリーはランエボのWRCではなく、ダカールラリー。いわゆるクロスカントリーラリーであり、いまでいうところのラリーレイド向けの車両として生まれたという点が違いとなる。
とはいえ、エボリューションモデルとしての進化ぶりはランエボ同等にかなりのものとなっており、ベースとなった2代目パジェロのショートボディに比べてボディ剛性を大幅に強化。曲げ剛性で44%、ねじり剛性で33%向上しているうえに、足まわりを4輪ダブルウイッシュボーンへと大変更していた(ベース車はリヤが3リンクコイル)。
もちろんエンジンもスペシャルなもので、型式こそベース車にも採用されていた3.5リッターV6の6G74型であるが、三菱独自の可変バルブタイミングリフト機構、可変吸気システムであるMIVECを備えたもので、低回転域から高回転域まで、あらゆる領域で高トルクを発生させるものとなっていた。
エクステリアもランエボ顔負けの大迫力のものとなっており、ブリスター風に大きく膨らんだオーバーフェンダーや大型のリヤスポイラー、エアロバンパーを装着し、エンジンの冷却効率を追求したフロントの大開口部やボンネットのエアインテーク、さらにはオーバーフェンダーにエアアウトレットを備える機能性も追求したものが与えられている。
さらに、軽量化の一環として、ボンネットやスキッドプレートにはアルミを採用し、リヤデフにヘリカルLSDとビスカスLSDを組み合わせた「ハイブリッドLSD」を搭載するなど、コンペティションモデル感もマシマシとなっていたのである。
ただ、競技仕様のベースとしてストイックさだけを追い求めたわけではなく、快適なロングドライブを実現するパジェロのフラッグシップモデルとしての性格も併せ持っており、フロントにはレカロシートが備わり、フルオートエアコンも標準装備。そして、5速MTのほかにスポーツモード付の5速ATも用意されていた。
結局、パジェロエボリューションはこのモデル1世代のみとなってしまったが、当時の新車価格は374万円(5速MT車)といまのクロスオーバーSUVの価格からすると超バーゲン価格。ただし、いまではかなりプレミア化しており、状態の良いものでは新車価格を大幅に上まわるプライスタグが付けられているようだ。
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みんなのコメント
それが次のモデルにも微妙に引き継がれて、中途半端なデザインの次モデルになっている。
このエボだけにしておけばよかったものを。