現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > X7が7シリーズと同じ顔になった! 一部改良でエクステリアの意匠を大幅変更して存在感マシマシのBMWフラッグシップSUV登場

ここから本文です

X7が7シリーズと同じ顔になった! 一部改良でエクステリアの意匠を大幅変更して存在感マシマシのBMWフラッグシップSUV登場

掲載 9
X7が7シリーズと同じ顔になった! 一部改良でエクステリアの意匠を大幅変更して存在感マシマシのBMWフラッグシップSUV登場

 この記事をまとめると

■BMW X7の一部改良モデルが発表された

気がついたらBMWが「M」だらけ! 増えすぎてわからなくなった「M系」モデルをわかりやすく解説する

■7シリーズと同じフロントデザインとなって存在感と高級感を演出

■全車に48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載

 贅を極めたBMWの最高級SUV

 車名の数字の大きさがそのままクラスを表現しているBMW。SUVシリーズでもっとも大きな数字を持つX7は、上質なインテリアトリムで豪華絢爛、ブランド初の3列シートを採用したボディサイズも超弩級で、文字どおりBMWのフラッグシップSUVとして君臨している。

 そして今回、BMW X7の一部改良モデルが発表された。早速、改良内容を見ていこう。

 今回の改良における最大のトピックは、エクステリアの大幅変更だ。フロントフェイスに上下二分割されたツインサーキュラーとLEDライトを採用し、先日衝撃的なデビューを果たしたフラッグシップモデルの7シリーズとイメージを共有するようになった。上部は方向指示器を含めたLEDデイタイムランニングライトとなっており、下部はコーナリング時に光軸が動くことで左右にライトを向けるコーナリング・ライト機能を備えたLEDヘッドライトという役割を担っている。

 また、BMWの象徴でもあるキドニーグリルはクロームの縁取りで高級感を増した上に、夜間になると光を放ち、フロントフェイスにさらなる存在感をもたらしている。

 さらに、23インチのアロイホイールを新たにオプション設定したことで、よりスポーティなスタイルを演出することも可能になっている。

 最先端の技術を搭載したフラッグシップSUVモデル

 内装では、12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロールディスプレイを一体化。ドライバー側に湾曲させた最新のカーブドディスプレイとしたことによって高い視認性と優れた操作性を実現している。センターコンソールでは、シフトレバーをなくしてパドルシフトを全車に標準装備すると同時に、BMW独自のインターフェースであるiDriveコントローラーまわりのレイアウトを最適化。これにより運転席まわりの空間が広くモダンな印象となった。

 また、カーナビで目的地をセットしたときには、AR機能によって、14.9インチのコントロールディスプレイにリアルタイム映像を映し出し、その映像上に進行方向を示す矢印を表示する。リアルな映像を使った道案内により、例え不慣れな道であっても自信を持って安心して運転することができるだろう。

 先代モデルと同様に乗車定員は6名と7名を選択することが可能で、6名乗車の場合にはすべての乗員のシートが肘掛け付きの個別シートとなる。長距離移動の際には乗員の疲労を軽減してくれることだろう。

 新しくなったX7に用意されるグレードは「xDrive40d エクセレンス」「xDrive40d Mスポーツ」「M60i xDrive」の3つで、MスポーツとM60iにはそれぞれ、内外装に専用のパーツが備わる。

 特に、X7 M60i xDriveは、ハイグロスブラックとマットブラックのダブルバー仕様のキドニーグリルに新しいMバッジを装着することでMパフォーマンスモデルらしさを演出。

 そのほか、ハイグロスブラックのMバッジ付きサイドエアブリーザー、ブラックのMパフォーマンスミラーキャップ、Mスポーツエグゾーストシステム、ダブルデザインテールパイプなどによって、スポーティさを強調したデザインとなる。

 パワートレインは2種類用意され、40dは3リッター直6ツインターボディーゼルエンジン+48Vマイルドハイブリッドシステム、M60iは4.4リッターV8ツインターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドシステムの組み合わせとなる。それぞれのシステム合計最高出力は352馬力、530馬力、システム合計最大トルクは720Nm、750Nm。

 BMWのフラッグシップSUVとして乗り心地にもこだわっている。全車に「オートマチックセルフレベリングコントロール付きアダプティブ2アクスルエアサスペンション」と「電子制御ダンパー付きアダプティブサスペンション」が標準装備されたことで、前後左右個別にサスペンションのエア量を調整することが可能になった。あらゆる速度域で常に最適な車高を保ち、安全なハンドリングを実現した。

 さらに、特定の速度域で前輪と同位相もしくは逆位相に後輪を操舵する「インテグレイテッドアクティブハンドリング」や、スタビライザーを調整してコーナリング時のボディの傾きを最小限に抑える「エグゼクティブドライブプロ」などが備わることで、フラッグシップモデルに相応しい乗り心地と運転感覚を提供している。

 安全装備にも抜かりはない。アクティブクルーズコントロールや衝突回避・被害軽減ブレーキに加えて、一定の条件を満たした高速道路での手放し運転を可能にした「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載。

 さらに、駐車場所を事前に登録しておくことで、その場所に近づくと自動でステアリングやブレーキ操作を行う、駐車経路自動誘導機能がついた「パーキングサポートプロフェッショナル」も標準装備される。

 BMW X7の価格は、xDrive40d エクセレンスが1339万円、xDrive40d Mスポーツが1386万円、M60i xDriveが1698万円となる。

 今回の一部改良で、ブランドのフラッグシップである7シリーズと同様のイメージを共有することになったX7。その高級感と存在感は他に類を見ない。加えて、最新テクノロジーもふんだんに投入されており、これまで以上に安全で安心なSUVとなった。BMWのラグジュアリーでスポーティな世界観を味わうにはもってこいのモデルといえるだろう。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
motorsport.com 日本版
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
くるまのニュース
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
WEB CARTOP
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
乗りものニュース
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
VAGUE
FDJ2がMIDホイール一色に! 公式ワンメイク化でドリフトシーンに新時代到来!!…大阪オートメッセ2025
FDJ2がMIDホイール一色に! 公式ワンメイク化でドリフトシーンに新時代到来!!…大阪オートメッセ2025
レスポンス
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
motorsport.com 日本版
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
くるまのニュース
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
バイクのニュース
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
@DIME
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
motorsport.com 日本版
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
レスポンス
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
motorsport.com 日本版
スバル新型「S210」登場! 計算された“300馬力”の意図は? めちゃ速いのに室内が超快適なワケとは? 「“スゴい”スポーツセダン」についてSTI本部長に聞いてみた!
スバル新型「S210」登場! 計算された“300馬力”の意図は? めちゃ速いのに室内が超快適なワケとは? 「“スゴい”スポーツセダン」についてSTI本部長に聞いてみた!
くるまのニュース
 今や“シールドあり”が主流!? 「オフロードヘルメット」とは?
今や“シールドあり”が主流!? 「オフロードヘルメット」とは?
バイクのニュース
タナク、2.5秒差の3番手から虎視眈々「明日を楽しみにしている」/WRCスウェーデン デイ2コメント
タナク、2.5秒差の3番手から虎視眈々「明日を楽しみにしている」/WRCスウェーデン デイ2コメント
AUTOSPORT web
ランチア「ストラトス」やアウディ「クワトロ」など貴重なラリーカーが富士を逆走!「トヨタ7」のエンジンにも火が入りました
ランチア「ストラトス」やアウディ「クワトロ」など貴重なラリーカーが富士を逆走!「トヨタ7」のエンジンにも火が入りました
Auto Messe Web
Genbの『ハイエース』用ブレーキパッドが進化、同乗者や積載物にも優しい自然なフィーリング実現
Genbの『ハイエース』用ブレーキパッドが進化、同乗者や積載物にも優しい自然なフィーリング実現
レスポンス

みんなのコメント

9件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1390.01764.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

598.01490.0万円

中古車を検索
X7の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1390.01764.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

598.01490.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村