現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型ヒョンデ・コナ・エレクトリック 英国発売、航続359kmで約640万円から ガソリン車も

ここから本文です

新型ヒョンデ・コナ・エレクトリック 英国発売、航続359kmで約640万円から ガソリン車も

掲載 9
新型ヒョンデ・コナ・エレクトリック 英国発売、航続359kmで約640万円から ガソリン車も

第2世代のEVクロスオーバー

ヒョンデは、新型コナ・エレクトリックを英国で発売した。価格は3万4995ポンド(約640万円)からとなる。

【画像】実用重視の主力EVクロスオーバー【新型ヒョンデ・コナ・エレクトリックを現行型と写真で比較】 全52枚

コナ・エレクトリックは第2世代となるEVクロスオーバーで、既存のアイオニック5やアイオニック6の経験を活かし、「新しいレベルに引き上げられた」という。

コナにはガソリン車、ハイブリッド車、EV(エレクトリック)が引き続き用意されるが、初代がもともとエンジン車として開発されたのに対し、今回は電気駆動が優先された。

欧州におけるコナの販売台数のうち、EVのコナ・エレクトリックは約40%を占めている。欧州ではEVへの移行が急速に進んでいるため、この比率は今後高まるだろう。

ヒョンデのデザインチーフであるイ・サンヨプ氏は、サイズとクオリティの両面で「アップスケール」に焦点を当てていると語った。

新型コナ・エレクトリックは、新しいマルチパワートレイン対応型プラットフォームを採用している。全長4355mm、全幅1825mm、全高1575mm、ホイールベースは2660mmと、全体的にサイズアップした。

ヒョンデのクロスオーバーラインナップの中では、ニロEVとバイヨンの中間に位置する。

広くなった室内空間

ボディワークは、アイオニック6の開発から学んだ教訓を活かして空力効率に磨きをかけている。フロントを横切るライトバーに、ヒョンデのEVの特徴であるピクセルデザインのエレメントが採用された。

ホイールサイズは18インチから19インチまで用意。

プラットフォームが大きくなったことで、室内空間もかなり広くなり、トリムや素材の質感を高めることに主眼が置かれている。

コナ・エレクトリックは、マルチパワートレイン対応車では珍しいフラットフロアを特徴とし、大型センターコンソールとリアの「カーブ・レス」ベンチシートを実現した。トランク容量は92L増の466Lとなった。

ドライブコントロールユニットはセンターコンソールからステアリングコラムのストークに変更され、ダッシュボードには12.3インチのスクリーンが2つ備わる。オプションでヘッドアップディスプレイも用意される。

航続距離は最大513km

欧州向けのコナ・エレクトリックには2種類のパワートレインが用意され、スタンダードモデルは最高出力156psのモーターと48.4kWhのバッテリー、ロングレンジモデルは最高出力217psのモーターと65.4kWhのバッテリーを搭載する。0-62mph加速はそれぞれ8.8秒と7.8秒。

航続距離は、スタンダードモデルが359km、ロングレンジモデルが513kmとされ、初代よりわずかに伸びた。急速充電の上限出力は102kW(初代より27kWアップ)に引き上げられ、10~80%の充電時間は約40分に短縮される。400Vのアーキテクチャーは引き継がれている。

コナは韓国とチェコで生産され、英国向けの車両はチェコから供給される。ガソリン車とハイブリッド車も年内に登場する予定だ。

ガソリン車は2万5725ポンド(約470万円)から、EVは3万4995ポンド(約640万円)から。

EVのロングレンジモデルの「アドバンス」グレードは3万8595ポンド(約700万円)で、それ以上のグレードには大型バッテリーのみが搭載される。スポーティな「Nライン」グレードは4万395ポンド(約740万円)、「NラインS」と「アルティメット」はともに4万3095ポンド(約790万円)からとなる。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

<新連載>[失敗しない初めてのスピーカー交換]ツイーターだけを“追加 or 交換”するのは、アリ!?
<新連載>[失敗しない初めてのスピーカー交換]ツイーターだけを“追加 or 交換”するのは、アリ!?
レスポンス
レッドブル、リヤウイングのスペック選定でミス?「空気抵抗が大きすぎる上に、この1スペックしかない」
レッドブル、リヤウイングのスペック選定でミス?「空気抵抗が大きすぎる上に、この1スペックしかない」
motorsport.com 日本版
約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
くるまのニュース
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
AUTOSPORT web
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
くるまのニュース
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
バイクのニュース
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レスポンス
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
Auto Messe Web
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
WEB CARTOP
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
Webモーターマガジン
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
motorsport.com 日本版
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
くるまのニュース
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
バイクのニュース
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
レスポンス
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
WEB CARTOP
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
くるくら
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
AUTOSPORT web
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
WEB CARTOP

みんなのコメント

9件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

272.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

30.0188.9万円

中古車を検索
エレメントの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

272.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

30.0188.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村