ドリフト王者・川畑選手を起用
芸能人でモータースポーツを楽しんでいる方は存在するが、その中で本気で挑んで結果を残しているのが俳優の哀川翔さんだ。過去の栄光にとらわれた中年ラリードライバーの再起を描いた映画「SS」に主演してその面白さに目覚めたことをきっかけに、2008年から参戦を始めている。
『哀川翔が監督 川畑真人、アジアクロスカントリーラリー2019に挑戦』すべての画像をみる
2008年と2010年のWRCラリー・ジャパンではクラス優勝を果たす腕前。その後海外での活動も開始し、アメリカのパイクスピーク・ヒルクライムに挑み、2011年からアジアクロスカントリーラリーにチャレンジを続けている。また国内ではGAZZO RACINGラリー・チャレンジにも参戦する筋金入りのラリーストなのである。
その哀川翔さん率いる「FLEX SHOW AIKAWA Racing」のアジアクロスカントリーラリー参戦発表会が、東京都にあるメガウェブで行われた。哀川さん自信にとってライフワークといえるアジアクロスカントリーラリーへの参戦だが、今年は監督業に専念。ドライバーにはD1グランプリで大活躍すると共にFIAインターナショナル・ドリフティング・カップで優勝して初代ドリフト世界王者に輝いた川畑真人選手を起用した。
マシンは使い慣れたトヨタ・ランドクルーザー・プラドで、フレックスとトーヨー・タイヤのサポートを得て製作。タイヤは過酷なオフロードに向けて開発された「オープン・カントリーM/T」が供給される。このタイヤは、われわれが手に入れられる市販品でありながら、アジアクロスカントリーラリーでこれまでも使われてきた銘柄。トラブルが一切無いという信頼性が高く評価され、今年も使用される。
参戦マシンがデモラン
ステージでは哀川翔さんから川畑選手へドライビングのアドバイスがユーモアを交えて伝えられ、そのあとチームをサポートするフレックス株式会社代表取締役社長 藤崎孝行氏とトーヨー・タイヤ株式会社商品企画本部長 水谷保氏から励ましのメッセージが贈られた。続いて協賛各社のスタッフやマシン製作を担当した中央自動車大学校の学生たちも登壇してフォト・セッションが行われた。
トークショーの後は、アジアクロスカントリーラリーへ参加するトヨタ・ランドクルーザー・プラドのデモランが行われ、川畑真人選手は完成度の高さに感心していた。さらにはトヨタ86のドリフト・マシンに乗り込み、プラドの回りを完璧なドリフトで周回するという技を披露してギャラリーを沸かせた。
アジアクロスカントリーラリーはFIA公認のクロスカントリーラリーで、1996年から始まり全行程は2200kmにも及ぶ。今年はタイのパタヤを8月10日にスタートし、8月24日にミャンマーの首都ネピードがフィニッシュとなる。川畑選手は初挑戦になるがクラス優勝を目指しており、その活躍を期待したい。
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