■スタイリングのセンスに圧倒! 走りの性能も高そうだ
2023年10月6日に正式発表された、16代目トヨタ クラウンシリーズ第2弾となるスポーツSUVの新型「クラウンスポーツ」。
流麗かつスポーティなデザインや優れた環境性能、高い走行性能、そして高級車ブランドという、もはや無敵とも思える内容での登場ですが、はたしてライバルは存在するのでしょうか。そして弱点などはないのでしょうか。
【画像】めちゃカッコいい! トヨタの新型“斬新”SUV「クラウンスポーツ」を画像で見る(50枚以上)
テールランプを中心としたリアデザインが「カッコいい」と特に評判の、新型クラウンスポーツ。
筆者(吉川賢一)も実車を見ましたが、クラウンクロスオーバーに対し全幅を40mmワイド化し、大きく盛り上がったリアフェンダーや、横長のテールランプ、ブラックアウトしたリアアンダーディフューザーなど、日本車とは思えないほどのセンスの良さを感じます。
インテリアについては、基本的には新型クラウンシリーズ第1弾の「クラウンクロスオーバー」と同じデザインですが、先行発表会では、艶消しレッドのトリムパーツが施された仕様も用意されていました。
この色気漂うレッド内装色もクラウンスポーツのユニークポイントのひとつでしょう。
しかしながらこのレッド内装色は、今回発表となったハイブリッド車ではオプション設定にも見られませんでした。
おそらく今後12月に追加登場予定のクラウンスポーツ PHEVへ設定されるものと考えられます。
トヨタによると、走行性能についてはクラウンクロスオーバーより80mmも短いホイールベースや、後輪操舵「DRS(Dynamic Rear Steering)」などのアイテムによってクイックなハンドリングをつくりこみ、高い接地性と振動を抑制してしなやかな足の動きを目指したそう。
クラウン“スポーツ”を名乗るにふさわしいポテンシャルを秘めていることでしょう。
今回発表された新型クラウンスポーツは「SPORT Z」(2.5リッターハイブリッド/E-Four)のワングレードのみで、車両価格は消費税込で590万円。
12月登場予定のPHEVモデルの販売価格は未発表ですが、同クラスの「ハリアー Z」(PHEV/620万円)と、レクサス「NX450h+バージョンL」(PHEV/729.5万円)の間となる670万円あたりでは、と予測されます。
クラウンクロスオーバーでは、上級グレードで2.4リッターターボとeAxleを組み合わせた「デュアルブーストハイブリッドシステム」搭載の「RS」が、2.5リッターハイブリッドシステム搭載の「G」や「X」とは全く違う衝撃の出来の良さでしたので、新型クラウンスポーツも、ひとまず上級グレードであるPHEVを待ったほうが賢明かもしれません。
この新型クラウンスポーツにガチンコのライバルとなりそうな国産車は、残念ながら他社では見当たりません。
いわば身内であるハリアーやレクサス NX、そして兄弟であるクラウンクロスオーバーあたりは、新型クラウンスポーツの登場によって、かなり影響があると考えられます。
それではそんなライバル車と、新型クラウンスポーツの違いについて見てみましょう。
■“身内”のライバル!? 「ハリアー」や「NX」とはどう違うのか
ハリアーの強みは、全てが「ちょうどよい上質感」にまとまっていることにあります。
流麗なクーペフォルムは日本人好みのデザインで、インテリアの質感も高く、乗り心地も絶妙に心地良いものです。
ロードノイズが小さいことも、上質さを一層引き上げています。
ハリアーは特に、ベーシックなガソリン仕様の出来が良いと筆者は感じます。
それが300万円台から400万円台という価格で手に入るということを考えると、この価格帯でのベストバイモデルといえます。
しかしながら走りの面でみると、新型クラウンスポーツに分があると思われます。
なぜなら新型クラウンスポーツに標準搭載のDRSが、ハンドリング性能に対し計り知れないほど大きいためです。
一方レクサス NXの強みは、内外装のデザイン、走りの質感など、すべてにおいて完成度が高いことにあります。
特にインテリアはレクサスクオリティの高品質感で、見た目から触感までこだわりのあるつくり。
もちろん走行性能の高さは折り紙付きで、最量販グレードの2.5リッターハイブリッド「NX350h」(F SPORT/2WDは617万円)を中心に、PHEVもガソリンターボ車もすべて魅力的です。
唯一の弱点は価格の高さ。クラウンスポーツと同スペックのNX(NX350h F SPORT 4WD)は税込644万円と、クラウンスポーツよりも54万円も高額となります。
いわば高級ブランドのバッジ代をどう考えるかは、個人差があるかもしれません。
ただ、新型クラウンスポーツの登場で最も影響を受けるのは、やはりクラウンクロスオーバーでしょう。
エクステリアの濃厚なデザインとは対照的に、さっぱりとしたインテリアには当初、賛否両論ありましたが、2023年の月平均登録台数が3500台を超えるほど、十分なヒット作となっています。
前述したように、最上級のRSグレードは圧巻の完成度で、ハイパフォーマンスなクロスオーバーセダンとして話題となっていますが、後出しとなったぶん、新型クラウンスポーツのほうがさらに優位に立つことは必然と考えられます。
ただしクラウンクロスオーバーに用意される2.4リッターターボのデュアルブーストハイブリッドが、なぜか新型クラウンスポーツに設定されていない点はやや不思議なところです。
※ ※ ※
新型クラウンスポーツは、今後の国産高級SUV界隈のベンチマークになるといって良いでしょう。
新型クラウンシリーズの4バリエーションのなかでも最量販になるのでは、との声も多い新型クラウンスポーツの発売開始は、11月頃です。
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みんなのコメント
Sports Utility Vehicle です
スポーツSUVとは⁇
知識のない記者のテキトーお手軽量産型web記事で、プロのモノ書きの仕事ではないですね