現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 高齢の両親に薦めるならコレ! 200万円以下で安全装備充実の国産新車5選

ここから本文です

高齢の両親に薦めるならコレ! 200万円以下で安全装備充実の国産新車5選

掲載 更新
高齢の両親に薦めるならコレ! 200万円以下で安全装備充実の国産新車5選

 高齢者が起こしがちなミスをカバーできるクルマをピックアップ

 最近、高齢者のペダル踏み間違いによるいたましい事故のニュースが頻繁に報じられ、高齢者による事故が増加傾向にあるが、若くしても人ごとではない。日々クルマを運転している両親が高齢の場合、親がいつ同じような事故を起こすとも限らないからだ。

【安全運転のために憶えておきたい】気がつかずにやっている危険な行為8選

 そこで、高齢の両親に薦められる100万円台の安全装備が充実したクルマをピックアップしてみた。高齢の両親がクルマを買い換える希望があれば、ぜひとも相談に乗り、より安全で事故を起こしにくいクルマを薦めてほしい。

 基本は「サポカーS ワイド」=安全運転サポート車であること。同じサポカーでも「サポカーS ワイド」は“対歩行者”機能を持つ自動ブレーキはもちろん、高齢者が乗るクルマにはぜひとも装備したいペダル踏み間違い時加速抑制装置や、“うっかり車線はみ出し”を防止する車線逸脱警報、夜間の安全視界を確保するオートライトなどを装備したクルマを指す。

 1)スズキ・ソリオ

 高齢の両親が元気はつらつで、お友達を誘ってドライブに出掛ける機会が多いというなら、後席の乗降性にも優れたコンパクトなスライドドア車がいい。スズキ・ソリオは意外なほど走行性能が良く、低床による後席乗降性や全方向の視界に優れるだけでなく、スズキ・セーフティサポートとして後退時ブレーキサポート、誤発進抑制装置、ハイビームアシスト、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能 ACCなどを装備。ACC=アダプティブクルーズコントロールは前車との車間距離を一定に保ってくれるため、追突事故を未然に防ぐプレ自動ブレーキの役割を果たすので、常時ONにしておくよう、両親に教えてあげたい。

 もちろん、購入すべきグレードはスズキ・セーフティサポート装着車。燃費性能にも優れるマイルドHVは約180万円からあるが、できれば約184万円となる駐車時の接触事故防止などに効果的な全方位モニターカメラパッケージ装着車がベスト。

 自動車事故対策機構(NASVA)と国土交通省が発表した2018年度前期のJNCAP自動車アセスメントの結果では、このスズキ・ソリオが最高評価のファイブスター賞を獲得した1台となっている。

 2)ホンダ・グレイス

 根っからのセダン派というなら、フィットベースのコンパクトセダンのグレイスもいい。最新のフィット、グレイスは見違えるほど走行性能、快適性が高まり、国産コンパクトセダン最上の1台。

 HVが本命だが、100万円台の価格帯では約177万円のガソリンLXが射程に入るものの、ホンダセンシングはオプション。必ず装着する前提でお薦めしたい。

 となれば、歩行者衝突回避支援機能、誤発進抑制機能、車線逸脱抑制機能、車線維持支援システム、ACC、オートハイビームなど先進安全支援機能てんこ盛り。3BOXスタイルは事故の際の安全性もより高いはずである。

 母親に薦めたい女性らしいモデルも

 3)スバル・インプレッサG4

 同じくセダンにこだわる両親なら、200万円ギリギリながら、アイサイトで有名な、国産車のなかで飛び抜けて安全性能の高いスバルのコンパクトセダン、インプレッサG4もお薦めだ。何しろ走り、安定感は抜群。その上で、後退時ブレーキアシスト、AT誤発進抑制制御 &AT誤後進抑制制御、ACC、アクティブレーンキープ、のふらつき(高速走行時・約60km/h以上)や車線逸脱(約40km/h以上)お知らせ機能、さらにはサイド&カーテン&ニーエアバッグまで(!)標準装備されるのだ。

 理想はアイサイトセイフティプラスを追加装備すること。であれば、車線変更時などの接触事故を未然に防いでくれるブラインドスポットモニター、そして夜間の安全視界を確保するハイビームアシストまで付いてくる。

 ただし、約194万円のG4 1.6 i-Lアイサイトにアイサイトセイフティプラスを追加装備すると、2リッターモデルと違いさまざまなOPとセットになり20万円以上になる。両親の予算が200万円までなら、その分、助けてあげたいところ。もちろん、アイサイトセイフティプラスなしでも十二分に安全である。

 4)マツダ・デミオ

 両親ができるだけ小さいクルマを望んでいるなら(軽自動車を除く)、マツダ・デミオだ。最近のマツダ車はデザイン、質感、走り、燃費、居住性、使い勝手など全方位で飛躍的な進化を遂げているが、先進安全支援機能でも国産車トップレベルの位置している。

 その何よりもの証明が、もっともコンパクトなデミオにも、しっかりと先進安全支援機能を装備していること。歩行者対応自動ブレーキ、前後誤発進抑制機能はもちろん、ACC、ブラインドスポットモニターまで標準装備なのである。

 後席はやや狭く、前席優先のパーソナルカー的キャラクターの持ち主だが、高齢の両親にとって走りやすく、経済的で、駐車もしやすく、扱いやすいことは間違いない。オプションながら駐車時なのどの安全に威力を発揮する360度モニターも用意されているから、ぜひとも装着を薦めたい。

 5)トヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン

 両親、といってもお母さん=女性によりぴったりなのがトヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン。価格は中心グレードで約125万円とお手ごろで、乗っているだけで若返りそうなオシャレなMODAでも約153万円から。

 それでいてもちろん「サポカーS ワイド」であり、衝突回避支援システムのスマートアシストIIIが全グレードに標準装備されている。その内容は対歩行者対応自動ブレーキ、対歩行者対応衝突警報、車線逸脱警報機能、前後誤発進抑制制御機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームに加え、コーナーセンサー(前4個、後4個)まで付いてくるのだから苦手な駐車も万全、安心、安全だ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

東京海上日動、顧客連絡先不明の代理店を新たに2社確認 合計124社に
東京海上日動、顧客連絡先不明の代理店を新たに2社確認 合計124社に
日刊自動車新聞
WRC最終戦「ラリージャパン2024」開幕! 日本勢の「TGRチーム」活躍に期待! 会場はすごい熱気に! 高橋プレジデントや太田実行委員長が語る! 今大会の「見どころ」は?
WRC最終戦「ラリージャパン2024」開幕! 日本勢の「TGRチーム」活躍に期待! 会場はすごい熱気に! 高橋プレジデントや太田実行委員長が語る! 今大会の「見どころ」は?
くるまのニュース
アストンマーティン、技術責任者ファロウズ更迭は今季の不振が理由と説明「彼は2023年のマシン開発に大きな影響を与えたが……」
アストンマーティン、技術責任者ファロウズ更迭は今季の不振が理由と説明「彼は2023年のマシン開発に大きな影響を与えたが……」
motorsport.com 日本版
ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
AUTOSPORT web
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
レスポンス
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
motorsport.com 日本版
約148万円! スバル新型「軽ワゴン」発表! “水平対向”じゃないエンジン&スライドドア搭載! ”大開口“実現の「シフォン」が販売店でも話題に
約148万円! スバル新型「軽ワゴン」発表! “水平対向”じゃないエンジン&スライドドア搭載! ”大開口“実現の「シフォン」が販売店でも話題に
くるまのニュース
アウディ Q6 e-tronの中国専用「ロング版」はただ長いだけじゃない…広州モーターショー2024
アウディ Q6 e-tronの中国専用「ロング版」はただ長いだけじゃない…広州モーターショー2024
レスポンス
タナク総合首位。勝田貴元はステージ優勝2回で総合3番手まで0.1秒差|WRCラリージャパンDAY2午後
タナク総合首位。勝田貴元はステージ優勝2回で総合3番手まで0.1秒差|WRCラリージャパンDAY2午後
motorsport.com 日本版
<新連載>[失敗しない初めてのスピーカー交換]ツイーターだけを“追加 or 交換”するのは、アリ!?
<新連載>[失敗しない初めてのスピーカー交換]ツイーターだけを“追加 or 交換”するのは、アリ!?
レスポンス
レッドブル、リヤウイングのスペック選定でミス?「空気抵抗が大きすぎる上に、この1スペックしかない」
レッドブル、リヤウイングのスペック選定でミス?「空気抵抗が大きすぎる上に、この1スペックしかない」
motorsport.com 日本版
約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
くるまのニュース
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
AUTOSPORT web
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
くるまのニュース
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
バイクのニュース
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レスポンス
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
Auto Messe Web
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
WEB CARTOP

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

164.8177.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.0282.0万円

中古車を検索
ソリオの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

164.8177.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.0282.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村