現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 12月にPHEV追加!? もしやちょい安グレードも来るか!? セクシーすぎる新型クラウンスポーツ詳報

ここから本文です

12月にPHEV追加!? もしやちょい安グレードも来るか!? セクシーすぎる新型クラウンスポーツ詳報

掲載 14
12月にPHEV追加!? もしやちょい安グレードも来るか!? セクシーすぎる新型クラウンスポーツ詳報

 2023年10月、クロスオーバーに続く新生クラウン第2弾、お待ちかねのSUVタイプとなるトヨタ クラウンスポーツがいよいよ正式発表となった。その中身と魅力のポイントを詳しくお伝えする!!

※本稿は2023年10月のものです
文/ベストカー編集部、写真/池之平昌信、トヨタ
初出:『ベストカー』2023年11月26日号

12月にPHEV追加!? もしやちょい安グレードも来るか!? セクシーすぎる新型クラウンスポーツ詳報

■新生クラウンの第2幕スタート!!

クロスオーバーとは異なるハンマーヘッドフェイスで登場したクラウンスポーツ。2.5Lハイブリッドの「Z」ワングレード

 クラウンには4つのボディがある。第1弾として登場したクロスオーバー、SUVタイプのスポーツ、ステーションワゴンのエステート、そしてフォーマルな雰囲気のセダン。それらが順番に登場してくることは以前から発表されている。

 そんななか、第2弾として「スポーツ」が発表された。流行りのSUVスタイルだが、シリーズ中最もスポーティという位置付け。

 具体的には、クロスオーバーよりも足回りを固め、DRS(4輪操舵)の作動もより高速まで逆位相が続く設定にしている。タイヤ幅もクロスオーバーの225mmから235mmに拡大。

 とはいえ、クラウンであるかぎり高い静粛性と快適性は必須というのが開発陣の考え。そこを守りながら、よりスポーティな走りを実現しているのが「スポーツ」の特長となるわけだ。

 まずは「Z」ワングレードでの登場で、パワーユニットは直4、2.5Lハイブリッド。システム出力234psでクロスオーバーと同じ数値となるが、制御は少しスポーティな方向に変えている。駆動方式はリアをモーターで駆動するE-Four。

 今回、正式発表されたのはこのハイブリッドモデルのみだが、12月には同じ2.5LのPHEV(プラグインハイブリッド)も登場することが予告されている。

 若手デザイナーに任せたという、美しさと躍動感を両立させたエクステリアデザインもスポーツの大きな魅力だ。特に躍動的でありながら微妙な曲線で繊細さも感じさせるリアフェンダーの膨らみが最大の見どころで、「現在のプレス技術の限界まで攻めた」と開発陣は胸を張る。

 クロスオーバーとはまた異なるテイストのフロントマスクは、新型プリウスにも採用されているハンマーヘッドフェイス。コの字型のLEDライトとウインカーを左右に置き、ヘッドランプはその下に配置される。ヘッドランプもLEDだ。

 タイヤサイズは235/45R21が標準サイズで、オプションでワンサイズ落とした225/45R21が選べる(マイナス6600円)。日本車ではめずらしく、235サイズでは「タイヤチェーンを装着できない」、225サイズでは「布製チェーン以外は装着できない」との注釈がカタログに表記されている。

■クロスオーバーにはない先進装備も設定

クロスオーバーとほぼ同じデザインの水平基調のインパネ。クラウンらしい高級感とスポーティさを両立している

 水平基調のインパネデザインはクロスオーバーとほぼ同じ。

 スポーツはブラックとサンドブラウンの2色のインテリアカラーを設定しており、サンドブラウンの場合、運転席側は運転の集中力を高めるブラックに統一、助手席側はくつろぎの空間として特別な素材と配色というアシンメトリーカラーを採用している。ステアリング、シフトノブ、シートは本革だ。

 クロスオーバーに対し、全長が210mm(4930mm→4720mm)、ホイールベースが80mm(2850mm→2770mm)短縮されているが、25mm高めた全高(1540mm→1565mm)を生かして充分な居住性を確保している。

 高いヒップポイントで乗降性を向上させているのはもちろん、会話がしやすい空間とするため、室内音を反射する「調音天井」をトヨタ車として初めて採用。クラウンらしい上質な室内空間を実現している。

 先進安全&運転支援システムはもちろん万全。最新のトヨタセーフティセンスを標準装備し、先行車やカーブに対しての減速支援とステアリング支援を行うプロアクティブドライビングアシストも搭載しており、ADASに関しては最新で最良のものが用意されている。

 価格は590万円。同じ2.5Lハイブリッドのクロスオーバー最上級グレード(Gアドバンストレザーパッケージ)は570万円だが、クロスオーバーにはない緊急時操舵支援やトヨタチームメイトなどが標準装備になっていることを鑑みると、ほぼ同等の価格と言える。両車に車格の違いはないと考えていい。

 当初は590万円のZグレードしかなく、生産環境が整いしだい廉価グレードが追加されていくと思われる。クロスオーバーの最廉価仕様は435万円で、それに近いグレードが追加されることを期待したい。

●トヨタ クラウンスポーツ(Z)主要諸元
・全長×全幅×全高:4720×1880×1565mm
・ホイールベース:2770mm
・最低地上高:160mm
・車両重量:1810kg
・パワーユニット:直4、2.5Lハイブリッド
・エンジン最高出力/最大トルク:186ps/22.5kgm
・フロントモーター最高出力/最大トルク:119.6ps/20.6kgm
・リアモーター最高出力/最大トルク:54.4ps/12.3kgm
・システム出力:234ps
・WLTCモード燃費:21.3km/L
・サスペンション(F/R):ストラット/マルチリンク
・使用燃料/燃料タンク容量:レギュラー/55L
・タイヤサイズ:235/45R21(225/45R21サイズもあり)
・価格:590万円

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
日刊自動車新聞
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
くるまのニュース
家族のおでかけマンネリ解消へ、日産が新プロジェクト 全国の「奥名所」を発掘
家族のおでかけマンネリ解消へ、日産が新プロジェクト 全国の「奥名所」を発掘
レスポンス
メルセデスAMGから「CLE53カブリオレ」発売!専用のパワフルなルックスと先進・洗練のインテリア
メルセデスAMGから「CLE53カブリオレ」発売!専用のパワフルなルックスと先進・洗練のインテリア
LE VOLANT CARSMEET WEB
平凡な男が突如、何百万人もの夢の中に現れる!?『ドリーム・シナリオ』
平凡な男が突如、何百万人もの夢の中に現れる!?『ドリーム・シナリオ』
バイクのニュース
「悪くはないが、良くもない」勝田貴元、シェイクダウンは入念に走行。改善のカギと戦略は/ラリージャパン
「悪くはないが、良くもない」勝田貴元、シェイクダウンは入念に走行。改善のカギと戦略は/ラリージャパン
AUTOSPORT web
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
THE EV TIMES
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
レスポンス
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
バイクブロス
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
motorsport.com 日本版
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
LE VOLANT CARSMEET WEB
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
くるまのニュース
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
VAGUE
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
バイクのニュース
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
LE VOLANT CARSMEET WEB
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
モーサイ
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
Webモーターマガジン
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
バイクブロス

みんなのコメント

14件
  • tok********
    21インチは正直デカすぎる。雪山に行くのでできれば19インチ仕様を出して欲しいですね。
  • meg********
    月販700台しかないから、廉価版は期待しない方がいいと思う
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.0890.0万円

中古車を検索
クラウンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.0890.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村