現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 前車のブレーキランプが「チカチカ」!? 意味はナニ? まばゆい「赤ランプ」の素早い点滅に隠されたメッセージとは

ここから本文です

前車のブレーキランプが「チカチカ」!? 意味はナニ? まばゆい「赤ランプ」の素早い点滅に隠されたメッセージとは

掲載 17
前車のブレーキランプが「チカチカ」!? 意味はナニ? まばゆい「赤ランプ」の素早い点滅に隠されたメッセージとは

■ブレーキランプ「点滅」 何のサイン?

 運転中に、前を走るクルマがブレーキをチカチカと点滅させているのを見かけたことがあるかもしれません。
 
 これはわざと点滅させているパターンと、システムが作動しているパターンが考えられますが、どういった意味があるのでしょうか。

【画像】「えっ…!」 これが「斬新すぎるウインカー」です(37枚)

 赤信号で停止する時や、渋滞の最後尾に追いついた時など、ブレーキをグッと踏み込んで減速し、停止します。

 ブレーキを踏んだタイミングに合わせてクルマのリアにあるブレーキランプが赤く点灯することで、後続車は前のクルマがブレーキを踏んだことを認識することが可能です。

 この時、ブレーキランプが点滅するようにチカチカと光ることがありますが、これはドライバー自身が意図的に操作している場合と、ブレーキランプが点滅するシステムが作動している場合があります。

 ドライバーが操作しているパターンでは、ブレーキを踏み始めから停止まで一回で踏む人の他に、ブレーキランプがチカチカと点滅するように、最初に何度かポンポンと踏んでからグッと踏み込むという人がいます。

 これは「制動予告」といい、後続車にこれから減速や停止のためにブレーキを踏むことを後続車に知らせる目的で、あえて点滅させることがあります。

 特に、急に路上障害物が現れたり、渋滞の最後尾に追いついてしまったりなど、ブレーキを踏むことを後続車が予測しづらいシチュエーションでは、後続車のドライバーも異変を早期に察知できるため有効です。

 もし自分の前を走行しているクルマがブレーキランプをチカチカと点滅させたら、「前方に何か異変があってこれから減速や停止をするのかもしれない」と予測して、早めに減速したり車間距離を取ったりなどの対応をしましょう。

 他にも、近年では急ブレーキを踏んだ時に自動的にブレーキランプが高速で点滅を繰り返す「エマージェンシーストップシグナル」を搭載したクルマも増えています。

 例えば日産「ノート」では、60km/h以上の速度で走行中に急ブレーキを踏むとエマージェンシーストップシグナルが作動し、制動灯つまりブレーキランプが点滅して後続車に知らせる仕組みです。

 その後、ブレーキから足を離すか、ブレーキを踏んでいても急ブレーキではなくなった場合に点滅が終了しますが、こちらはドライバーが意図的にポンポンとブレーキペダルを操作するよりも、規則的で素早く点滅しながら急減速することになると考えられます。

 エマージェンシーストップシグナルの中には、ホンダ「N-BOX」のように通常通りブレーキランプが点灯した上でハザードランプが素早く点滅するタイプのクルマもあります。

 走行中に前方を走るクルマのブレーキランプが点滅したら、急ブレーキを踏んでいる可能性があることを知っておくと、いざという時に慌てず対処できるかもしれません。

※ ※ ※

 ブレーキの踏み始めにブレーキランプをチカチカと点滅させている人は、後続車に減速や停車を知らせる「制動予告」の目的で行っていることがあります。

 あるいは、急ブレーキを踏んだことによりエマージェンシーストップシグナルのシステムが作動している可能性も考えられます。

 どちらの場合においても、前のクルマが大幅に減速したり、急停車することが考えられるので、追突事故を起こさないよう早めにブレーキを踏むとともに、必要に応じてハザードの点灯も行うと良いでしょう。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
AUTOSPORT web
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
くるまのニュース
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
バイクのニュース
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レスポンス
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
Auto Messe Web
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
WEB CARTOP
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
Webモーターマガジン
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
motorsport.com 日本版
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
くるまのニュース
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
バイクのニュース
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
レスポンス
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
WEB CARTOP
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
くるくら
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
AUTOSPORT web
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
WEB CARTOP
一体何が!? シーズン終盤のF1レースディレクター交代劇にドライバーたちも驚き「ちょっと奇妙だよね……」
一体何が!? シーズン終盤のF1レースディレクター交代劇にドライバーたちも驚き「ちょっと奇妙だよね……」
motorsport.com 日本版
VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
日刊自動車新聞
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
くるまのニュース

みんなのコメント

17件
  • mat********
    急ブレーキの合図でしょ。
    最近車は、ブレーキを強く踏むと点滅する様になっている。
  • f20********
    オイラは後続車が異常に近い場合とハイビームの場合にチカチカ点滅させる。たいていのドライバーは気がつかない。それだけ鈍いドライバーが多くて…。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

144.8268.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0335.0万円

中古車を検索
ノートの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

144.8268.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0335.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村