デコトラ1台いくら?
2021年、「デコトラ」が脚光を浴びているようです。東京パラリンピックの開会式でギタリストの布袋寅泰さんらが出演したパフォーマンスの演出の一つとしてデコトラが登場し、海外の記者からも大きな注目を集めました。
銀色ピカピカのタンクローリー なぜあんなにピカピカなの? 実は意味がある鏡面仕上げ
デコトラ、実は以前から海外でジャパニーズカルチャーのひとつとして捉えられています。たとえばファッションブランドのグッチが2016 17年秋冬コレクションのイメージとして東京を舞台にしたビジュアルを展開し、そのなかで街なかのネオンなどとともにデコトラをフィーチャーしました。2021年9 10月に東京・天王洲で開催されたグッチの展示会でも、デコトラが展示されていました。
そんなデコトラですが、街中では見かける機会は少なくなっています。大きな理由としては「コスト面」。デコトラに乗っているドライバーのほとんどは流しのドライバーとも言われる、いわゆる個人事業主。そのため、元となるトラックは自分で用意しなければなりません。
さらに、デコトラの肝とも言えるデコレーション。中型トラックに派手な絵、煌びやかな電飾の飾り、さらに外装・内装などを施していくと、なんと3000万円近くかかると言われています。そこまで費用をかけて飾り立てるデコトラ、そもそもなぜ誕生したのでしょうか。
始祖のデコトラは地味だった?
デコトラが誕生したのは1960年代、鮮魚を運ぶトラックが最初という説があります。鮮魚から流れ出る塩水、そして、海辺の潮風などの影響で車体が錆びてしまうため、それらを防ぐためにステンレス鋼板を取り付けるように。ボディはキラキラしていても、最初からあの派手さではなかったようです。
その後、様々な飾りをつけるトラックが現れ始め、決定的なブームを巻き起こしたのが、1975(昭和50)年から東映で公開された映画『トラック野郎』シリーズでした。俳優の菅原文太さんと愛川欽也さんが主役を務め、シリーズ全10作に多種多様なデコトラが登場。この映画を見てトラック業界に憧れた、という人も少なくないようです。
しかし、1980年代になると、デコトラへの風当たりが急激に厳しくなります。警察による電飾の規制のほか、その外装を敬遠する企業も現れ始め、だんだんとその数を減らしていきました。
ちなみに、今や広く知られる「デコトラ」という名称は、実は、2021年現在もデコトラ関係のプラモデル製品を開発し続けている青島文化教材社(静岡市)の商標です。同社のデコトラ製品の担当者によると、東京パラリンピックによって急に海外からの注文が増えたわけではないものの、それ以前から少しずつ、海外へデコトラのプラモデルを輸出していたといいます。
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みんなのコメント
ナンバーを意図的に見えにくくしたり、LEDを不適切に乱用したり、仲間とのスライド時にヤンキーホーンを鳴らしているのはアホかと思う。
なにより、せっかくセンスがよくて綺麗に手入れされたトラックでも、運転マナーが明らかに悪ければ台無しである。