現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ポルシェ改良新型「マカン」登場! 現行最後のマイナーチェンジで大幅パワーアップ

ここから本文です

ポルシェ改良新型「マカン」登場! 現行最後のマイナーチェンジで大幅パワーアップ

掲載 更新
ポルシェ改良新型「マカン」登場! 現行最後のマイナーチェンジで大幅パワーアップ

■3グレードともエンジン出力大幅向上

 独ポルシェAGは2021年7月20日、ミドルSUV「マカン」をマイナーチェンジ、改良新型を発表しました。

まるで国産ポルシェ!? 日産「ノート」4WDが凄すぎる! その実力とは

 今回のマイナーチェンジのトピックは、パワートレインの変更による大幅なパワーアップです。トップグレードの「マカンGTS」に搭載される2.9リッターV型6気筒ツインターボエンジンは、従来よりも60馬力増加の440馬力を発揮。これにより0-100km/h加速は4.3秒、最高速度は272km/hに達します。

 ミドルグレードの「マカンS」に搭載される2.9リッターV型6気筒ツインターボエンジンは、26馬力アップの380馬力となり、0-100km/h加速は4.6秒、最高速度259km/hに、またエントリーグレードの「マカン」に搭載される2リッター直列4気筒ターボは17馬力アップの265馬力になり、0-100km/h加速は6.2秒、最高速度は232km/hというパフォーマンスを誇ります。

 トランスミッションはすべて7速PDK(DCT)となり、ポルシェトラクションマネージメント(PTM)全輪駆動システムを搭載します。

 エクステリアデザインも小変更されています。インレイを施したノーズはマカンのワイドさを強調、さらに印象的になりました。また新型マカンGTSでは、ノーズセクションがブラックで仕上げられています。フロントエンドは3D構造が採用されました。またLEDヘッドライトがすべてのモデルに標準装備されました。

 ボディカラーは新色のパパイヤメタリックとリンドウブルーメタリック、そしてマカンGTS専用のパイソングリーンを含む全14色を用意。ホイールはマカンが19インチ、マカンSは20インチ、マカンGTSは21インチが標準となります。

 インテリアでは、10.9インチフルHDタッチスクリーンを備えた新しいセンターコンソールが目を引きます。セレクターレバーも短い新タイプを採用、コックピットはクリアな印象になっています。ダッシュボード上部のアナログ時計も標準装備になりました。

 マカンGTSのみに用意されるオプションの「GTS Sportパッケージ」には、インテリア専用の専用装備も含まれています。これには、18ウェイスポーツシート、カーボンインテリアパッケージ、拡張レザー要素を備えたレーステックスの室内装飾、コントラストステッチとパイソングリーンのGTSレタリングを備えたさまざまなアイテムが含まれます。

 日本での価格は、マカンが754万円(消費税込、以下同)、マカンSが977万円、マカンGTSが1188万円です。すべて右ハンドル仕様になります。

※ ※ ※

 2014年に市場投入されたマカンは、世界中で60万台を販売するヒットモデルとなりました。マカンの購入者の約80%がポルシェの新規顧客で、さらに女性割合はポルシェのラインナップの中でもっとも高くなっています。マカン最大の市場である中国では、購入者の約60%が女性だといいます。

 2023年に市場投入される予定の次世代マカンは、プレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)を用いた最初のポルシェモデルとなり、フル電動モデル(EV)に生まれ変わる予定です。

 次世代マカンは、セグメントでもっともスポーティなモデルになるように開発が進められています。「タイカン」と同様の800Vアーキテクチャを備え、長い航続距離や素早い急速充電などの目標が掲げられているといいます。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
ベストカーWeb
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

791.01235.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

218.01480.0万円

中古車を検索
マカンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

791.01235.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

218.01480.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村