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マジで「ぜひ市販化して!」 激アツ過ぎるコンセプトモデル3選

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マジで「ぜひ市販化して!」 激アツ過ぎるコンセプトモデル3選

■電動化で登場もアリ! 市販化を熱望する熱きモデル達

 クルマが市販化する前段階として、コンセプトモデルがお披露目されることがあります。
 
 その登場方法は、モーターショーなどのイベントのほか、最近ではゲーム内でレース仕様としてお披露目されることも多くなりました。今回は、そんな数多く存在するコンセプトモデルを3台紹介します。

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●マツダ「RX-VISION」●

 マツダは「東京モーターショー2015」に、ロータリーエンジン(SKYACTIV-R)搭載のスポーツカーのコンセプトモデルとなる「RX-VISION」をお披露目しました。

 このRX-VISIONは、「マツダブランドの魂を宿す、いつかは実現したい夢」というテーマの元、ロータリースポーツコンセプトとして登場。

 デザイン面では、「世界一美しいFRのプロポーションをつくりたい。」という想いからエレガントかつ生命感あふれる造形を実現。ボディサイドに写り込む、エモーショナルなリフレクションが存在感を際立たせています。

 内装は、シンプルさと力強さを極限まで追求するとともに、職人が手づくりで仕上げた風合いと、精緻なマシン表現を融合させたデザインに仕立てているといいます。

 精緻な計器類を配し、マシンらしさを追求したコクピット、シンプルな形状のインストルメントパネル、本革仕立ての馬の鞍をモチーフとしたセンタートンネル部を覆うトリムにより上質な空間を演出。

 コンセプトモデルとして公開されているスペックでは、全長4389mm×全幅1925mm×全高1160mm、ホイールベース2700mmとなり、乗車定員は2名です。

 2020年5月にはPS4用「グランツーリスモSPORT」にて、「RX-VISION GT3 コンセプト」の提供が開始されたことで、再び市販化を熱望する声が高まりました。

 また、マツダは今後の商品計画においてラージFRプラットフォームや、ロータリーエンジン技術を活用したレンジエクステンダーを搭載するモデルの投入を予定しています。

 こうした要素から、近い将来にRX-VISIONが市販化される可能性もあるのかもしれません。

●トヨタ「S-FR」

 トヨタは、スバルと共同開発したFRライトウェイト・スポーツモデル「86」を2012年に発売。2021年には2代目モデルが登場するといわれています。

 その86よりもコンパクトな「S-FR」というコンセプトモデルは、「東京モーターショー2015」でお披露目されました。

 ボディサイズは、全長3990mm×全幅1695mm×全高1320mmとなり、外観デザインは、ボディ全体が丸みをおびた可愛らしいルックスです。

 エンジンスペックは公開されていないものの、フロントミッドシップに搭載し、前後重量配分の最適化と4輪独立サスペンションによって、優れたコーナリング性能を持っているといわれていました。

 その後、S-FRは「東京オートサロン2016」にもレース仕様が展示されるなど、市販化に向けて大きな期待が高まっていましたが、2021年1月時点ではその後の続報はありません。

■幻の「S16型シルビア」 あれは…後継モデルだったのか?

●日産「IDx/IDx NISMO」

 日産が「東京モーターショー2013」にてお披露目したのが、「IDx/IDx NISMO」です。

 なかでも、IDx NISMOは、生産終了していた「シルビア(S15型)」の後継モデルになるのではないかと噂されていたこともあり大きな注目を集めました。

 IDx/IDx NISMOは、2ドアクーペスタイルや直列4気筒でフロントに搭載しリアを駆動するFRを採用するなど、デザインやパッケージがかつて「ゴーイチマル」の愛称で呼ばれていた3代目「ブルーバード」に似ていたこともあり、シルビアの後継モデルとして市販化が熱望されたのです。

 バリエーションはスタンダードモデルIDxと、スポーティなIDx NISMOを設定。

 IDx NISMOはクラシカルなオーバーフェンダーが装着され、外装のカラーリングもアメリカのレースで活躍したダットサン「510」のワークスカーをモチーフにしています。

 内装はハイテクな装備とクラシカルなデザインが融合した、いわゆる「ネオクラシック」なイメージを採用。

 なお、ローマ数字で510を表すと「DX」となることから、IDxは510ブルーバードをオマージュしていたようです。

※ ※ ※

 今回、紹介した3台は数多く存在するコンセプトモデルにおいて、外観デザインだけでなく、細かな部分までこだわって開発されていたこともあり、市販化が進んでもおかしくありませんでした。

 しかし、昨今では新型コロナ禍前からグローバル戦略として「選択と集中」により、本格スポーツモデルの数は少なくなっていました。

 マツダは「ロードスター」、トヨタは86と「スープラ」、「GRヤリス」、日産は「GT-R」と「フェアレディZ」と、これらを継続してラインナップするだけでも有り難いものなのかもしれません。

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