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AMG謹製のホットハッチ『メルセデスAMG A35 4MATIC』追加。登場記念限定車も

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AMG謹製のホットハッチ『メルセデスAMG A35 4MATIC』追加。登場記念限定車も

 AI(人工知能)を活用した音声認識技術を初搭載し、話題を集めた4代目『メルセデス・ベンツAクラス』に、ボディ、サスペンション、エアロダイナミクスなどメルセデスAMG社が入念に手を入れた旗艦ホットハッチ、『メルセデスAMG A35 4MATIC』が登場した。その発売記念限定車である“Edition1”が設定され、8月27日より発売開始となっている。

 新型メルセデスAMG A35 4MATICは、AMG自身が「公道での気持ちの良いドライビングに焦点を当てた新しいモデルシリーズ」と謳うように、メルセデスAMG社の新たな“35シリーズ”の処女作として登場するモデルとなる。

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 メルセデスのコンパクトFFアーキテクチャーをベースに、高出力なエンジン、充分なトラクションを確保する4輪駆動システム、高い剛性とアジリティのためのシャシー補強やサスペンションのセッティングなど、高次元のドライビングパフォーマンスを実現しつつ、快適性も損なうことがないよう開発が進められた。

 マクファーソンストラット式サスペンションを採用するフロント部は、ねじり剛性を強化するためアルミニウムのプレートをエンジン下部に設け、アンダーボディ前部には2本のブレースも追加。マルチリンク式を採用するリアでは、サブフレームをボディにリジッドマウントとし、前後ともに大幅な剛性強化が果たされている。

 その強化ボディに搭載するエンジンは、最高出力306PS、最大トルク400Nmの強心臓となる、2リッター直列4気筒ターボエンジン『M260』を搭載。低回転域での力強く自然なレスポンスと、中高回転域での伸びやかな加速感を両立させるため、ツインスクロールターボチャージャーや可変バルブリフトシステム“CAMTRONIC(カムトロニック)”を採用し、AMGスピードシフトDCT7速デュアルクラッチトランスミッションとの組み合わせで、全速度域でのきわめて自然な加速性能を実現した。

 また、エグゾーストシステムには自動制御のフラップを装備しており、選択したドライブモードに応じて、バランスの取れた音色からドライバーの感性を刺激するモータースポーツ譲りのエグゾーストサウンドまで、任意で切り替えを行うことが可能となっている。

 その出力を路面に伝える駆動系には、パフォーマンス志向のトルク可変配分4輪駆動のAMG 4MATICを採用し、後100:0から50:50までの範囲でトルク配分比を可変することが可能に。強化ブレーキシステムは耐フェード性に優れるとともに制動距離も短縮し、サイズは実績ある先代A45 4MATICのものと同一で、新型モノブロック対向4ピストン採用のフロントで350mm、1ピストンフローティングのリヤで330mmのディスク径がおごられている。

 その他、5つのドライブモードを備えるAMG DYNAMIC SELECTや、サーキット走行時に80件以上の車両データ(車速、加速度など)を常時記録することが可能なAMGトラックペースも搭載。サーキットで何周か走り込んだ後は、そのデータをもとに運転スキルを分析し、必要に応じて改善に役立てることが可能となっている。

 また、発売記念限定車として設定される“Edition1”にはデニムブルーのボディカラーが採用され、サイドにはマットテックゴールドの専用デカールが組み合わせる。

 その足元の19インチAMGマルチスポークアルミホイールも一部がマットテックゴールドにペイントされ、フロントグリルのルーバーの一部やサイドスカートインサート、サイドミラーハウジング、リアディフューザー、エグゾーストエンドなどの数々のエクステリアパーツがハイグロスブラック仕上げとされるなど、カタログモデルとは明らかに異なる精悍なスタイルに仕上げられた。

 専用装備が多数採用されたインテリアに加えて、機能面でもAMGアドバンスドパッケージやAMG RIDE CONTROLサスペンション、前席のマルチコントロールシートバックやリラクゼーション機能が標準装備され、走行性能と快適性能を高次元で両立させている。

 これら全車にメルセデスの誇るすべての先進安全機能や、MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)とワイヤレスチャージング機能、テレマティクスサービスの“Mercedes me connect”が装備され、価格は628万円。Edition1が743万円となっている。

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

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