■斬新デザインの軽EV「ハイパーミニ」とは
日産は2022年5月20日に新型「サクラ」を発表、同年夏の発売を予定しています。
【画像】斬新ボディのまま登場!? 日産「ハイパーミニ」と新型「サクラ」を見比べる(48枚)
サクラは軽自動車に対する質感のイメージを上回る、高級感ある内外装が特徴の軽EVとなりますが、じつはいまからおよそ20年前に、日産は“コンセプトカーそのもの”といえるデザインの軽EVを発売していました。
2ドア・二人乗りの「ハイパーミニ」はどんな軽EVだったのでしょうか。
ハイパーミニは、1997年の東京モーターショーにコンセプトカーとして出展され、2000年に市販モデルが登場しました。
軽自動車規格を下回る大きさが特徴のEVで、コンセプトカーの斬新なデザインを市販モデルでもほぼ継承。
また、2022年までの時点で日産が唯一自社生産した軽自動車でもあります。
ボディサイズは全長2665mm×全幅1475mm×全高1550mmで、いまではEVに欠かせないリチウムイオンバッテリーを当時から採用。
一充電の走行可能距離は115km(10・15モード)、最高速度は100km/hです。
軽量かつ高剛性なアルミ製スペースフレームやランフラットタイヤの採用など、EVというだけでなくさまざまな先進的な技術が搭載されました。
価格は400万円(消費税含まず)で、官公庁、自治体、法人等を中心に販売されたといいます。
ハイパーミニなどで日産が培った技術、そしてノウハウが、新型サクラや新型「アリア」にも継承されているといえます。
それではここでクイズです。
シティコミューター的な小型ボディが特徴だったハイパーミニですが、駆動方式は何だったでしょうか。
【1】FF
【2】FR
【3】MR
【4】RR
※ ※ ※
正解は【4】の「RR」です。
搭載される駆動用モーターのスペックは33馬力・130Nmとなっていました。
※クイズの出典元:カーデイズ
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