ボディタイプ別売れ筋ウォッチ・SUV/クロスオーバー編：TOP5の順位入れ替わる

1月のボディタイプ別売れ筋・SUV/クロスオーバーは計6万3753台が登録され、登録車の合計に対するシェアは33.4％と前月から0.8ポイントの縮小。だが、2番人気のハッチバック（29.4％）には4.0ポイントの差をつけ、ダントツ首位のポジションをキープしている。

初の首位を獲得したのは「トヨタ ヤリスクロス」。9350台の実績は前月から4.9％の増加で、ついにライズを追い抜いた。ヤリスクロスの人気ぶりは相変わらずで、特に登録の7割近くを占めるハイブリッドモデルは納車まで半年以上とも言われているから、今後も順調に登録を増やしそうだ。

2位は9177台の「トヨタ ハリアー」。前月から12.9％台数を伸ばし、ワンランクアップの結果となった。前月、大きく数字を減らしていたが一気に回復し、ミドルサイズSUVとしてはトップの台数を叩き出している。

長期にわたって無敵ぶりを見せつけていたライズは6985台で3位にランクダウン。半導体仕入先に火災が発生し、OEM元のダイハツが工場の稼働を停止したことで前月は台数が落ち込んでいたが、今月はさらに2割以上の減少となった。兄弟車「ダイハツ ロッキー」の2117台を加えても登録は9102台と順位は変わらず。来月以降の復調に期待したい。

4位はトヨタ車以外で一人気を吐く「日産 キックス」となった。登録は前月から3割以上増となる4667台をマークし、順位も前月からワンランクアップ。昨年6月の販売開始以来、登録台数、順位ともに最高の結果を残している。3月3日にはメタル調の専用外装パーツなどを装備した「キックス AUTECH」も販売開始となる。

5位は「トヨタ RAV4」。登録は4162台と前月からほぼ変わらない水準となったが、キックスの躍進を受けワンランクダウンした。とはいえ、価格帯が上であることを考えると、TOP5入りは堂々たる成果だ。

Comments

ライズだと小さくてハリアーやRAV4だと大きいって人がたくさんいるのかな。サイズだけならXVとかCX-30とかが近いと思うけど、すき間なくラインアップして結局売れてしまうのはさすがトヨタって感じ。ヴェゼルも売れるだろうけどトヨタの開発スピードが早すぎて埋もれそう。

後部座席の足元の広さでCR-Vを選んだけど、とても満足。
街でもあまり見掛けないし、売れ筋にならなくて嬉しい。
BMWのXシリーズやMINIクロスオーバーの方が見るんじゃなかろうか。