■超クール、アテンザのシートに心も身体も吸い込まれる
マツダのフラッグシップモデル「アテンザ」は、大幅な改良が行われました。ボディだけにとどまらず今回の商品改良では、乗り心地と静粛性を中心に手が加えられています。特に気に入ったポイントがあるのでご紹介します。
マツダが苦戦中のセダン市場になぜ力を入れるのか 新型「アテンザ」は成功者の証に
新型「アテンザ」について、マツダ車両開発本部 車両開発推進部の稲田 伸一さんに聞いてみました。
――他の車種にも採用されている機能が新型「アテンザ」にも見受けられるのですが、その理由は?
「マツダの車種間共通の構想は、車種間で性能を高めていこう、車種ごとにバラバラでは無く共通の考え方で車の性能を上げていく、他の車で改善したことは他の車でも採用し性能を向上していくということです」
7月猛暑の試乗会は、恐る恐る熱い車内の車に乗り込み、今回マツダ車に初採用されたフロントシート ベンチレーションを早々に作動、あまりの快適さに驚かされました。なんと始動から2、3秒で背中が一気に涼しくなります。このシステムは、シート全面に開けられた通気孔から空気を吸い込み、さらに車内の空調と同期させています。
吸い込み式を採用した理由について稲田さんは「なぜ吸い込み式にしたかと言うとエアコンの空調の吹き出し口から出た風を上手く誘導するんです。涼しくて気持ちいいはずです。エアコンの効いた室内の涼しい空気が、背中に回り込んでシート表面で吸ってくれて、背中の湿気や熱も上手く吸ってくれるシステムです」と教えてくれました。
シートと身体の接触部を広範囲で覆っている不快な熱、湿度を取り除かれたわがままボディの編集者も一気に心地よい空間に引きずり込まれ夢心地。なお、吸い出し風量は3段階で調節可能です。
さらにシートは、全体の面が身体にフィットするように背面や座面の構造を最適化し、乗員の骨盤を立たせ背柱のS字カーブを維持することで理想の運転姿勢になり、長距離走行なども疲れにくそうです。
デザインが一新されたインテリアは、左右のワイド感や新たな内装色オリエンタルブラウンを採用、日本の伝統技術と最先端の技術を融合し、次世代のデザインを考慮した上質な室内空間を演出しています。また、シート調整スイッチなど普段視界から外れる場所にも細かな表現が採用されています。
また、「L Package」のメーター中央部には、7インチのTFTカラー液晶を初採用し、様々な情報を画面に表示させ視線移動量の低減や読み取りやすさに貢献しています。
静粛性は、マツダで販売されている車種すべてに共通している進化の方向性です。「アテンザ」が目指した静粛性は、走行時の残響音を低減させ、様々な環境下で前後席で無理なくクリアな会話を楽しめる心地よい室内空間を実現されています。
エクステリアは、主にフロントとリアが変更されています。フロントは、グリルのデザイン行い、ヘッドライトもフォグランプの照射範囲をカバーするLED化に伴いフォグランプを廃止、バンパー部をすっきりとしたデザイン表現に変えています。
セダンのリアは、エンドパネルなどを水平基調の造形とし、2本出しマフラーを車体両端に移動させることで、品格のある落ち着いたデザイン表現になっています。
■フラッグシップらしい落ち着きのある走り心地
不快な暑さや汗も収まり、いよいよ気分良く試乗スタートです。
今回の商品改良では、サスペンション自体のコンセプトを見直し、滑らかな乗り心地を実現させています。シートが上下に 揺すられ不快に感じる現象も、座面に振動を遮断する性質のウレタンを採用することで、大きく低減させることに成功しています。
高速道路の継ぎ目や段差等を越える際に生じる衝撃は、低速時や高速時でも強くは感じられず、マツダのフラッグシップらしい乗り味に仕上がっています。
コーナリング特性は、Gベクタリング コントロールが作動し、新しく見直されたサスペンションと相まって低高速走行時でも高級車のようなハンドリング性能に貢献しています。
搭載されるエンジンは3機種用意されており、その中でもSKYACTIV-G 2.5には、気筒休止技術を採用し、静粛性や実燃費の向上を図っています。
新型「アテンザ」は、従来型のアテンザと比べても上質でエレガンスな室内空間や静粛性にも優れ、サスペンションを見直すことで乗り心地も向上し、フラッグシップらしい佇まいに仕上がっていました。
新型「アテンザ」の価格は、282万9600円(税込)からです。
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