現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 400cc中古バイクは依然4気筒が大人気! 絶版車の宝庫で相場をチェック〈絶版中古車の新常識:中型編〉

ここから本文です

400cc中古バイクは依然4気筒が大人気! 絶版車の宝庫で相場をチェック〈絶版中古車の新常識:中型編〉

掲載 54
400cc中古バイクは依然4気筒が大人気! 絶版車の宝庫で相場をチェック〈絶版中古車の新常識:中型編〉



高いと言われがちな絶版中古バイクだが、実際のところはどうなのか? 普段から絶版車の整備&販売を行うヤングマシンメインテスターの丸山浩氏と、ライターの沼尾宏明氏の2人が、絶版車の宝庫・バイク王つくば絶版車館でイマドキの相場をチェックした。王道名車の中型部門は、とにかく4気筒のマシンが高騰中。高値で安定する’80年代のマシンに引きずられるように、’90~’00年代の車両も価格が上がっている。 ※各車在庫と値札表記は’22年7月11日取材時のもの。

【ラストスクープ】ホンダ「CL250」「CL500」間もなく発表?! ’23年初春には国内正式導入か

●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明) ●写真:関野温

’80sヨンヒャク超高騰時代。4気筒人気で近代ネイキッドまでも…

アンダー400ccネイキッドは、’80年代のマシンが高値で安定している。中でも突出しているのがCBX400Fだ。1桁間違えてる? 思わず見直してしまったが、最高値となる車両の価格はやはり798万円。

’81年デビューのI型には400万円台のタマもあるが、特にエンジンやメーターなどを変更した’84年の最終II型は流通数が少なく、より高価となる。一時期は高くて500万円程度だったと記憶しているが、さらに相場は上昇した模様だ。空冷直列4気筒のCBR400Fも大幅に相場が上昇しており、このクラスはホンダの強さが目立つ。

さらに’90~’00年代のモデルが急上昇中。この年代ではゼファーχが一番人気で驚異の200万円台だ。丸眼のZRX-II、GSX400インパルスら以前の不人気車も高額に。とにかく4気筒は強い!

―― 価格の桁を指差し確認。奥から780万円/798万円/418万円だ。

―― 【RZ250は200万円台突入】数年前はまず100万円台だったが、ついに大台へ突入したRZ250。レアなYSP限定カラーは248万円だった。250はタマ数がそれなりにあるが、350はグッと少なく、より高額だ。 [写真タップで拡大]

―― 【CBRもしっかり高騰中】’83年にCBX400Fの後継としてデビュー。レースを考慮した空冷直列4気筒に、男臭い角眼がイカす。「値段が上がるのはわかる」(丸山)。相場は上昇中で、300万円台が相場だ。 [写真タップで拡大]

―― 【CBXの後に見ればお手頃w】このクラスで次に高値なのがZ400FX。CBXには及ばないものの、400万円台が相場となる。やはりカワサキ空冷直列4気筒+角Zという黄金パターンはテッパン。「昔、赤が欲しかったんだよなぁ」と丸山さんが言うとおり、’70年代ヨンヒャクを代表する名車だ。 [写真タップで拡大]

ひょえぇぇぇぇ~! ちょい古ネイキッドも200万円台突入だ!

―― 【ゼファー恐るべし】近年の400ネイキッドで最も人気が高いゼファーシリーズ。タマが多いのは’96年デビューのχで、安くて168万円。概ね200万円前後となり、フルノーマルの極上車は228万円の値がついていた。ナント兄貴分の750と同等のプライスだ。やっぱりカワサキ空冷直4ネイキッドはスゲェ! [写真タップで拡大]

―― 【ZRXは丸目も人気】以前はビキニカウルのZRXの方が人気が高かったが、最近は丸眼でカウルなしのIIも同程度の人気。価格も同等だ。 [写真タップで拡大]

―― 【インパルスもきた!】’94年、最後発で出たスズキの水冷直4ネイキッドも、ゼファーやZRXに釣られて価格上昇。やはり黒×赤のヨシムラカラーが人気だ。 [写真タップで拡大]

―― 【RZカラーのペケジェー】空冷直列4気筒を積み、ゼファーのライバルだったXJR(ペケジェー)。以前より値は上がり、このプライスに。RZが買えないなら、これでガマン? ただしインパルスと同様タマ数は少ない。 [写真タップで拡大]

―― 【ジェイドお前もか!(隣の蜂より高額)】CBR250RR譲りの水冷直列4気筒で’91年デビュー。バイク便御用達ながら不人気で昔は安価だったが、いつの間にか後継のホーネットより高額に! [写真タップで拡大]

こんな記事も読まれています

サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
ベストカーWeb
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
AUTOSPORT web
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
AUTOSPORT web
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
AUTOSPORT web
古さと新しさが同居した天才的デザインに仰天!! ディフェンダーの「貫禄」にシビれた!!!【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
古さと新しさが同居した天才的デザインに仰天!! ディフェンダーの「貫禄」にシビれた!!!【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
ベストカーWeb
ドリキンが自腹購入したホンダ「シビックタイプR」でチューニング指南! 無限×ヤマハコラボの「パフォーマンスダンパー」は買いです
ドリキンが自腹購入したホンダ「シビックタイプR」でチューニング指南! 無限×ヤマハコラボの「パフォーマンスダンパー」は買いです
Auto Messe Web
【F1第22戦決勝の要点】 岩佐歩夢が分析するメルセデスの速さの秘密「マシン特性の不利を覆すほどのいい仕事」
【F1第22戦決勝の要点】 岩佐歩夢が分析するメルセデスの速さの秘密「マシン特性の不利を覆すほどのいい仕事」
AUTOSPORT web
1.2L 3気筒+モーター3基で300ps ルノー・ラファール E-テックへ試乗 アルピーヌに相応しい走り
1.2L 3気筒+モーター3基で300ps ルノー・ラファール E-テックへ試乗 アルピーヌに相応しい走り
AUTOCAR JAPAN
ヒョンデ「アイオニック5」がマイチェンで航続可能距離703キロに! 気になる車両価格は523万6000円から…30台限定の「コナ マウナ ロア」にも注目
ヒョンデ「アイオニック5」がマイチェンで航続可能距離703キロに! 気になる車両価格は523万6000円から…30台限定の「コナ マウナ ロア」にも注目
Auto Messe Web
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
AUTOSPORT web
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
VAGUE
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
WEB CARTOP
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
Auto Messe Web
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
レスポンス
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
AUTOCAR JAPAN
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

54件
  • この値段で売られているだけでこの値段で売れているわけじゃないだろ。
    どんな乗り方をされていたかもわからないのにこんな値段は出せない。
  • 価格高騰を楽しんでるだけだろ。
    安かったら見向きもしないよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村