【似て非なる仕上がり】トヨタ・ヤリスとホンダ・フィット キャラクターに大きな違い

ひとくくりにされがち　ヤリスとフィット

text：Kouichi Kobuna（小鮒康一）

2月に入って立て続けにフルモデルチェンジを果たしたトヨタ・ヤリスとホンダ・フィット。

ヤリスはすでに多くの方がご存知の通りヴィッツの後継車であり、初代から海外で使用されていたヤリスという名前に日本仕様も統一されたもの。

つまり海外の初代ヤリスから数えると4世代目のモデルということになる。

そしてヤリスに数日遅れで登場した新型フィットも奇しくも4世代目となるモデル。

Comments

記事の通りヤリスはcarviewにコメントを載せるような人が好きなスポーティー路線。
フィットは逆で万人向けのコンフォート路線。
carviewのコメント欄においては新型フィットが残念ってコメントが多いのも納得。

「N-BOX」がコンパクトレベルになって旧「フィット」と競合するようになってしまったので、ホンダはNEW「フィット」を「上級車」レベルに引き上げた。「ヤリス」は「軽自動車」と同じ「３気筒」「後輪ドラムブレーキ」「アダプティブクルーズコントロールは３０キロ以上」。「フィット」は「４気筒」「後輪ディスクブレーキ」「アダプティブクルーズコントロールは全速度対応」。「上級車」を引き下げたような「フィット」、「軽自動車」の車体を大きくしたような「ヤリス」。それで売れ筋になりそうなハイブリッドの中間グレードの価格は、「ヤリス」がHYBRID G 1.5L·2WDで「２１３００００円」「フィット」の「HOME」が「２０６８０００円」。「ヤリス」よりも「フィット」の方が売れて当然。