1月27~28日に開催されるデイトナ24レース決勝に先立って行われたGTカテゴリーのBoP(バランス・オブ・パフォーマンス。性能調整)の大規模な変更について、このクラスに参戦するドライバーたちからはいくつかのコメントが聞かれた。
2023年末にはスーパーフォーミュラのテストにも参加したレクサスRC F GT3のドライバー、ベン・バーニコートは、これは参戦マニュファクチャラーの「駆け引き」の中で予想されるものだったと示唆している。
デイトナ24時間を前にGTカテゴリーのBoP改訂。レクサスRC F GT3を除く10車種が変更に
ポルシェ911 GT3 Rとフォード・マスタングGT3が重量増加の影響を受けることが注目に値する最新のBoPテーブルが発表される直前、バーニコートは取材に答えた。
1月21日に行われた予選では、セバスチャン・ブリオールがドライブするAOレーシングのポルシェがGTDプロクラスの最速タイムをマーク。バッサー・サリバンの14号車RC Fでは、バーニコートのチームメイトであるジャック・ホークスワースが2番手につけた。
「僕らは誰も駆け引きなんてしていないと思いたいものだけど、誰もがそれをしていると僕は思う」とバーニコートはSportscar365に語った。
「僕らの古いクルマにはそんな余裕はないので、エンジンをかけ、ただ(全開で)走るのみだ。僕らは持っている力を出している」
「(BoPには)いくつかの変化があり、結局のところIMSAは難しい仕事をしている。そこでは誰もが、常に幸福にも不幸にもなる」
「(赤旗により短縮された予選の)8分間のセッションに基づいて変更を加えるのは非常に困難だ。だが、僕らは自分たちが持っているもので最善を尽くす」
レクサスRC F GT3は、GTカテゴリーの11の車種のうち、BoP調整が行われなかった唯一の車両だった。
予選中に何か驚いたことはあるかとの質問に、バーニコートは次のように答えている。「あぁ、何人かはとても遅かった。燃料を軽くすると、このようなストレート部分の長いトラックではもっと速く走れるはずだ」。
「僕らは、(プラクティスでの)レース(ペース)から予選トリムまで、いつもどおりのデルタだった。アストンマーティンとフォードは、僕らと同じようなステップを踏んでいなかったよね」
「ただそれと同時に、僕には驚きはない。誰もが自分の手の内を見せないようにしていたからね」
■後方に沈んだマスタングGT3に『+15kg』
ポルシェ911 GT3 Rは20kgの最低重量増加を受けたが、リヤウイングの最小角度が1度減らされたことで、パフォーマンスへの影響は軽減される可能性がある。
AOレーシングのラウリン・ハインリッヒは、もともと15分あった予選がわずか7分半に短縮されたことで、GTマシンの相対的なパフォーマンスを判断するのが難しくなったと感じたと述べ、チームメイトのプリオールの予選での努力を称賛した。
ハインリッヒは次のように述べた。「僕らはただ正直に、持てる力を発揮しただけだ。セブは予選で素晴らしいラップを見せた。セッションがとても短かったので、タイヤの温度を上げることがすべてだった」。
「僕らはクリーンなラップを得られ、渋滞もなく、正直な姿を見せることができた」
「一部のメーカーは新車を出しているし、タイヤは誰にとっても新しいものなので、判断するのは難しい。だけど僕らは新しいBoPを手にしたのだから、それを受け入れ、全力を尽くすよ」
「彼ら(IMSA)が正しい決断を下したことを願っているけど、それはレース当日まで分からない」
ポルシェの重量増加はAOレーシングがGTDプロのポールポジションを獲得した後に起こったが、フォードの15kgの重量増加は、ディルク・ミューラーとハリー・ティンクネルが9番手と13番手で終えるという、新型マスタングGT3とっての困難な予選結果を受けてのものとなった。
ティンクネルは、フォードが予選でのペースを隠そうとしたという示唆を否定し、重量増加の影響も軽視している。
「予選では、ちゃんと燃料を減らして走るべきところを走った」とティンクネル。
「その点では、僕らの計画通りに進んだ」
「15kg、それは何トンもの重量ではないけど、(好成績を収めるという)目的のために役立つものではない。だが、それは比較的小さなものだ。それは、僕とセブ(・プリオール)がポルシェ 911 RSRに乗っていたときの(体重の)違いだよ!」
「これはまだ新しいクルマなんだ。レースをフィニッシュできれば素晴らしい。僕らが戦いに参加して、何かができることを願っている。だけど、レースが始まるまでは分からないね」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
「すごい衝突事故…」 東富士五湖道路が一時「上下線通行止め!」 ミニバンが「横向き」で“全車線”ふさぐ… 富士吉田で国道も渋滞発生中
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
超クラシック! ホンダが新型「ロードスポーツ」発表で反響多数! ロー&ワイドの「旧車デザイン」に「スタイル最高」の声! 女性にも人気らしい新型「GB350 C」が話題に
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?