「イタリアン・ジョブ」とは
中部地方の旧いイタリア車オーナーの定例イベントとして「イタジョブ」の愛称で親しまれている「イタリアン・ジョブ」が、5か月遅れでようやく開かれた。
【画像】イタリアン・ジョブ 現地の写真を見る【17年目】 全19枚
「イタジョブ」はアルファ・ロメオに乗る創始者のOkan氏が2005年にスタートして以来、中部地方を始め各地のイタリア車のオーナーに支持され今年で17年目を迎えた。
参加できるのは1975年までに作られたイタリア車とその継続生産車となる。クルマ好き同士の交流をのんびりと楽しむミーティングで、特別なプログラムは用意されない。
会場は岐阜県揖斐川町にあるプラネタリウムが有名で、今やイタジョブを象徴するいつもの藤橋城を望む駐車場を舞台に行われた。
通常は5月に行われるのだが、今年は新型コロナ感染症拡大による緊急事態宣言が発令された影響から延期されてしまう。緊急事態宣言が9月末に解除されたことから、ようやく10月に開催された。
当日は素晴らしい天気にも恵まれ、参加台数は79台を数えた。第2駐車場に停められたギャラリーのマニアックなクルマたちを加えると数えきれないほどの賑わいを見せた。
今年のテーマは「赤色」
イタリアのナショナルカラーである赤は、イタリア車を象徴するカラーでもある。今年は「赤/レッド/ロッソ」のイタリア車がメインフィーチャーとされた。
実はこのテーマは事前に告知されておらず、主催者の発案で前日に決められたという。これまで赤色をフューチャーしたことはなく、過去にボディカラーをテーマにしたのは白色だけだった。
以前は赤色がもっと多かった気がするが、好みの多様化から他の色が増えてきたがまだまだ健在。一堂に並べば圧倒的な迫力で、参加者からも驚嘆の声が漏れるほどで、素晴らしいシーンにカメラを向けていた。
会場には最大勢力を誇るアルファ・ロメオは、SZからジュリアSS、段付き、ジュニア・ザガート、スパイダーまでのほとんどのモデルがそろった。フィアットはおなじみの500、600、126、124スパイダーのほか127が初お目見え。
ランチアはフルヴィア・クーペとフルヴィア・スポルト・ザガート、アウトビアンキはイタジョブ初参加となるビアンキーナ・ジャルディニエーラが姿を見せた。
今回の参加者は岡山県、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、大阪府、三重県、岐阜県、愛知県、富山県、石川県、福井県、長野県、神奈川県と広域からで、イタジョブが各地のオーナーから支持されていることが理解できる。
のんびり、ゆったり過ごす時間
藤橋の良いところはお城だけでなく、豊かな自然と共にまったりとした時間を過ごせる。木陰にいれば気温が高い時でも心地良い風が抜け、仲間との歓談で時を忘れるほど。
17年間も続けていると最初は知らない人だったのが、回を重ねるにつれ打ち解けて同窓会のような雰囲気になってくるという。これこそがイタジョブの目指すものといえよう。
運営するスタッフも最初は単なる参加者だったものが、イタ車好きという共通点と主催者の人柄から出るアットホームな雰囲気に魅せられ運営に加わった人達ばかりである。
終始天候に恵まれ笑顔に包まれた一日は、最後に参加者全員で記念写真を撮影。2021年の「イタジョブ」は楽しい思い出を残してお開きとなった。
参加者が解散した後にスタッフ全員の集合写真を撮影して2021年のイタジョブは大成功のうちに終了した。次回は例年通り5月の第3日曜に藤橋で開催を予定しているそうだ。
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