2023年12月25日、マツダは軽自動車のフレアワゴン/フレアワゴン カスタムスタイルをフルモデルチェンジして発売した。同車は、スズキ スペーシア/スペーシアカスタムのOEM供給モデルだ。
フレアワゴン本来の魅力をより進化
フレアワゴン/フレアワゴン カスタムスタイルは、スズキ スペーシア/スペーシアカスタム(以下、スペーシア)のOEM供給モデルとなる軽スーパーハイトワゴンだ。初代はスペーシアの前身であるパレットをベースに2012年に登場した。2013年に登場した2代目からスペーシアがベースとなり、今回の新型は4代目にあたる。
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したがって今回のフルモデルチェンジは、2023年11月9日に行われたベース車のスペーシアのフルモデルチェンジに伴うものだ。したがって、エンブレムなどの衣装の違いを除けば、基本的にスペーシアと変わりはない。その特徴である、デザイン、広く快適な室内空間、安全機能など、フレアワゴン本来の魅力をより進化させた。
エクステリア デザインは、大容量のコンテナをモチーフとし、「フレアワゴン」では「心地よさ」と「ワクワク感」を、「フレアワゴン カスタムスタイル」では「上質感」と「存在感」をそれぞれ表現した。インテリアも、それぞれのキャラクターに合わせた色調や素材使いで、上質感と居心地のよさを表現している。
快適性や使い勝手では、後席に「マルチユースフラップ」を設定。シート前端にあるフラップの位置や角度を調整することで、オットマンや荷物の落下予防といった機能が利用可能だ。また、運転席と助手席へのシートヒーターの採用、助手席前のビッグオープントレイや後席用の折り畳み式シートバックテーブル、左右独立式センターアームレストの採用などにより利便性を向上させ、快適で過ごしやすい室内空間を実現した。
走行性能では、効率を高めた自然吸気ガソリンエンジンとCVT、マイルドハイブリッドの搭載により、優れた燃費性能とスムーズな走りを両立。カスタムスタイルにはターボエンジン搭載車も設定。さらに、新設計のボディ構造により、操縦安定性や静粛性が向上した。
安全性能では、マツダの軽自動車として初となる、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を全車に標準装備。また、アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能・停止保持機能付き)なども採用し、より安心・安全な運転をサポートする。
グレードを車両価格(税込)は、以下のとおりだ。エンジンは、フレアワゴン カスタムスタイル XTのみターボエンジンで、それ以外は自然吸気。トランスミッションは、いずれもCVTとなっている。
フレアワゴン/フレアワゴン カスタムスタイル グレードと車両価格(税込)
●フレアワゴン
XG(2WD=FF/4WD):154万1100円/166万7600円
XS(2WD/4WD):171万6000円/183万5900円
●フレアワゴン カスタムスタイル
XS(2WD/4WD):200万6400円/21万6300円
XT(2WD/4WD):228万300円/240万200円
なお、スペーシアのフルモデルチェンジに伴ってスペーシア ギアはいったんフェードアウトしたため、同車のOEM供給モデルであるフレアワゴン タフスタイルもラインナップから消えている。
マツダ フレアワゴン XS<フレアワゴン カスタムスタイル XT> 主要諸元
●全長×全幅×全高:3395×1475×1785mm
●ホイールベース:2460mm
●車両重量:880kg<910>
●エンジン:直3 DOHC+モーター<DOHCターボ+モーター>
●総排気量:657cc<658>
●最高出力:36kW(49ps)/6500rpm<47(64)/6000>
●最大トルク:58Nm(5.9kgm)/5000rpm<98(10.0)/3000>
●モーター最高出力:1.9kW(2.6ps)/1500rpm<23(3.1)/1000>
●モーター最大トルク:40Nm(4.1kgm)/100rpm<50(5.1)/100>
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・27L
●WLTCモード燃費:23.9km/L<21.9>
●タイヤサイズ:155/65R14<165/55R15>
●車両価格(税込):171万6000円<228万300円
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