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スバル インプレッサ【3分で読める国産車解説/2023年現行モデル】

掲載 31
スバル インプレッサ【3分で読める国産車解説/2023年現行モデル】

スバル インプレッサ(SUBARU IMPREZA)
現行モデル発表日:2023年1月13日
車両価格:229万9000円=324万5000円

動きに一体感があり、静粛性も高い
サーキットで試乗したのは、2L直噴エンジン+モーター(eボクサー)のハイブリッド。スタート加速はもっともモーターが活躍するシーンだが、旧型ではエンジン走行に切り替わる際のショックや、アクセルコントロールした際のギクシャク感、加速時のエンジンの振動などが感じられたが、新型ではそれらがなく、たとえば信号待ちからの発進など、ごく日常的なシーンでも質感の向上が実感できるだろう。エンジンやモーターを制御するソフトウエアの見直しや、エンジンマウントの材質変更など、細かい改良がトータルで効いている。

スバル新型インプレッサ・プロトタイプの走りは、日常領域でも旧型との差が歴然。その洗練ぶりはサーキットでもよくわかる【初試乗】

最初のコーナーを立ち上がり、80km/hまで加速、ここでも右足の踏み込みに遅れることなく伸びやかな加速が見られる。そして、80km/hで進入して60km/hで立ち上がるダブルレーンチェンジを行う。旧型は2つめの切り返しでちょっとつんのめるような、フロントがひっかかるような動きを見せたが、新型は切り返しでもステア操作に遅れることなく軽やかな身のこなしを見せる。そして、しっかり感はありながらストローク感豊かで懐の深さも感じられる。

新型は、ボディ全体の骨格部材を組み立ててから外板パネルを付ける「フルインナーボディ構造」としたことで捩れ剛性が上がり、さらにサスペンションの取り付け部の剛性が向上。それにより、サスペンションがしっかり動くようになったのでスプリングレートを下げられ、結果乗り心地も向上している。また、ヨー→横G→ロールという一連の動きも一体感のあるもの。

インフィールドでは少し速度域を上げたが、ここでは旧型との対比で「静粛性」が際立つ。もちろん、速度の上昇に伴い風切り音も増してはいくが、耳障りな音が消されている印象。構造用接着剤の塗布範囲が旧型から大幅に拡大しているのに加え、制振剤の最適化も図られ、ロードノイズが低減している。空力に配慮したサイドミラーやボディ形状は、直進安定性や快適性に留まらず、静粛性にも寄与しているようだ。

スバル インプレッサ ST-H(AWD) 主要諸元


●パワーユニット:2L 対4DOHC+モーター
●総排気量:1995cc
●エンジン最高出力:107kW(145ps)/6000rpm
●モーター最高出力:10kW(13.6ps)
●エンジン最大トルク:188Nm(19.2kgm)/4000rpm
●モーター最大トルク:65Nm(6.6kgm)
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●サスペンション形式:前ストラット、後ダブルウイッシュボーン
●タイヤサイズ:215/50R17
●車両価格:324万5000円

[ アルバム : スバル インプレッサ はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

31件
  • 水平対向エンジンって横向きだから燃費悪いんだぞ!
    だから直4には絶対に勝てないんだ!
    構造的にハイブリッドも作れないし最悪なんだぞ!
    だからスバルなんて買っちゃいけないんだ!
    環境破壊してるスバルは僕たちの地球を壊してるんだぞ!
    明日地球が爆破したらスバルのせいだ!
  • 旧型がゴミってこと(笑)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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