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500台限定のWRX S4 STIが2週間で完売。人気色がWRブルーじゃないのはスバリストの世代交代が原因?

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500台限定のWRX S4 STIが2週間で完売。人気色がWRブルーじゃないのはスバリストの世代交代が原因?

500台限定のWRX S4 STI スポーツ シャープは2週間で完売に

【予約受付終了のご案内】5/26~先行予約を開始した「WRX S4 STI スポーツ シャープ」は限定台数500台に達したため、受付を終了いたしました。

SUBARUのTwitter公式アカウントがこんなツイートをしたのを見て、タイミングを逸してしまったと後悔しているスバリストもいるのではないでしょうか。

WRX S4 STI スポーツ シャープというのは、カタログモデルとして設定されている「WRX S4 STI スポーツ」をベースにSTI(スバルテクニカインターナショナル)がオリジナルパーツを追加したコンプリートカー。500台限定で、5月26日からティザーサイトが公開され、事前予約が始まっていました。その予約が、500台の限定台数に到達したというのが冒頭のツイートです。

2週間で完売御礼となったWRX S4ベースのSTIコンプリートカー。ボディを引き締めるドロースティフナーやフレキシブルタワーバーといったアイテム、中間域でのトルクアップにつながるという吸排気系のチューニング、フロントの大型スポイラーやリアバンパーのエアアウトレットといった空力デバイスのトータルコーディネートは、コンプリートにふさわしい内容になっています。

専用ボディカラーのセラミックホワイトが8割近い人気を集めている

そして下記は「WRX S4 STI Sport ♯」の受注状況におけるボディカラー比率データ。

セラミックホワイト 78%
WRブルー・パール  11%
クリスタルブラック・シリカ 6%
アイスシルバー・メタリック 5%  

圧倒的にセラミックホワイトが人気で、歴代でWRXのイメージカラーという印象が強いWRブルー・パールの人気は1割強にとどまっています。

確かに今回のコンプリートカーについてはブラックのエアロパーツやホイール、インテリアカラーのコントラストで魅力が引き出せるよう、セラミックホワイトが専用色として設定されていますが、8割近い支持は驚きといえます。

WRX S4はリニアトロニックと呼ばれるCVTと300馬力の水平対向4気筒直噴ターボを組み合わせたパワートレインの、2ペダル専用モデル。2ペダルゆえに先進安全装備&運転支援システム「アイサイト」の機能を存分に味わることができる仕様となっています。

つまり、MTでゴリゴリのスポーツドライビングを楽しむのとは異なる、走りの楽しさと安全意識をほどよくバランスした新たなボクサースポーツの魅力を「WRX S4 STI Sport ♯」に感じている人が、限定500台の予約に走ったからこそ、定番のWRブルー・パールではなく、セラミックホワイトが支持を集めたと想像したくなるわけです。

これがスバルのイメージチェンジにつながるのかどうか。新世代スバリストの台頭を感じさせる流れに注目です。

文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)

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みんなのコメント

176件
  • こういう車だとレースイメージがないってのも少なからずあるんでしょうね。
  • 通常の白ならWRブルーと半々だったろうね。
    逆に数が少ないWRブルーのが希少価値があるかも。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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