中古車購入 [2023.01.10 UP]
中古車選びの新基準は俺だ!自己満足を叶えるナナメウエのおすすめモデル
東京オートサロン2023 これが見たい!メーカー注目モデル出展情報
Visual model : HONDA S660
写真●ユニット・コンパス ※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
(掲載されている内容はグー 2022年1月発売号の内容です)
いつからだろう。自己満足という言葉にネガティブなニュアンスが漂うようになったのは。もちろん、家族や社会あっての自分なのはわかる。だが、自分が満足していないのに、他人に尽くせるだろうか?計算と妥協だらけのクルマ選びに喜びはあるのか?あえてグーは提案したい。自己満足を満たしてくれる想像以上の価値を持つクルマを。それを、「ナナメウエ」をいくクルマとグーは定義しよう。その条件は、自己満足を満たしてくれる存在であること!
[ひとつ上の満足と納得を手に入れる]もはやスペックでは感動できるクルマは選ぶことができない時代
かつて最高出力やサーキットのタイムがクルマ選びの指標にされた時代があった。しかし令和の今、スペックを比較してクルマを選ぶ時代ではもうない。違う基準が求められているのだ。
文と写真●ユニット・コンパス ※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
金額や人気だけで選んだクルマでは感動できない!
オトナになり、年齢を重ねると、大抵のことに心が動かなくなる。美味しい食事をしても、旅行に行っても、心のどこかが冷めてしまっていて、感動できない自分がいる……。
もしかして、クルマ選びも同じパターンに陥っていないだろうか?
予算を決めて、ボディタイプや車種をなんとなくイメージで決めて、あとはグーネットで検索して出てきた物件のなかから、条件のよさそうなやつをなんとなく選んで購入する。たしかにこういう買い方をしても、最近の中古車業界は自浄努力も進んでいるし、クルマそのものの耐久性や性能が上がっているので、そこそこの満足感は得られるはず。
でも、ちょっと考えてみてほしい。中古車であってもクルマは100万円をくだらない大きな買い物。それをなんとなく便利そうだから、みんなから人気があるからという消極的な理由で決めてしまうのは、あまりにもったいない。
そこでグーが提案するのが、「ナナメウエ」のクルマ選び。ひとつ上の満足と納得を手に入れるために、ちょっとだけクルマのことを真剣に調べてみることをオススメしようという企画だ。
「ナナメウエ」という言葉には、想像以上という意味や想定以上というニュアンスを込めた。
想像もしていなかったクルマとの出会い、思っていたよりも格上のクルマを手に入れたときの心の高ぶり。そういう感動体験があれば、これから数年間のカーライフがより一層充実したものになるはず。
では、どういうクルマが「ナナメウエ」になるのか。
かつては走行性能や経済性がクルマ選びの重要な指標だったが、2010年代後半になってからの日本車はどれも十分に性能が高く、先進安全装備についても2021年の衝突被害軽減ブレーキの義務化以来、新車であればどのクルマにも備わるようになった。
つまり、スペックで比べられるものではないところでのチョイスが、「ナナメウエ」のポイントなのだ。ここからは具体的な例を挙げ、このテーマを掘り下げていく。
[クルマの選び方今昔]走行性能から環境性能へ変わってきたユーザーニーズ
昭和の時代では、まだクルマの性能が不十分であったため、ユーザーの関心ごとは走行性能にあり、よりパワフルなエンジンが喜ばれた。平成になるとクルマの性能は一般的に十分な領域まで進化。そこでより低燃費で環境にもお財布にも優しいクルマが人気を集めるようになってきた。
問い合わせ急増中!?大人気のSUVよりワゴンを選ぶというナナメウエチョイス
じつは今、グーネットへの問い合わせで、ワゴンの購入希望者が増加傾向にある。想定される理由のひとつがワゴンのコストパフォーマンスのよさ。人気車種のSUVは割高傾向にあるが、ワゴンはその逆で割安。荷室の広さや使い勝手も優れているのだ。
[アウトドア趣味を楽しむために]本当の使い勝手はSUVよりもじつはワゴンに軍配!?
Visual model : SUBARU LEGACY OUTBACK
遊び系クルマの代名詞として人気のSUV。でも、アウトドアを本気で楽しんでいる人たちの声を聞いて磨き上げられたワゴンは、じつはもっと使いやすい。
文と写真●ユニット・コンパス ※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
スバルのワゴンは作り手もひとりのユーザー
「アウトドアに行くならSUV」というのは、いまや誰もが知る常識のように語られている。だがしかし、本当にそうなのだろうか?
世間の評判をそのまま鵜呑みにするのはオトナとしては少々残念な話。ましてやクルマのような大きな買い物をするのであれば、もう一歩踏み込んで、本当に自分が納得、満足できる1台に辿り着きたいところだ。
想像以上の感動体験が得られるのが「ナナメウエのクルマ選び」だとするならば、オススメしたいのはステーションワゴン。特にスバル製のものがイチ押しになる。
理由はいくつかあるが、なにしろスバルのワゴンには、1972年に国産初の乗用タイプ4WDとして「レオーネ4WDエステートバン」を発売して以来の、ユーザーとメーカーが積み重ねてきた歴史と伝統がある。道なき道を荷物を搭載して走る走破性、4WDによる天候や道を選ばない走行安定性、そして荷室の広さや形状といった使い勝手についても手抜きは一切なし。なにしろ、スバルの本社がある群馬県はウインタースポーツが盛んで、スバルの社員が厳しいユーザーとして忌憚のない意見を開発部隊にぶつけてくる。そうして鍛え上げられたスバルのワゴンは、当然ながら使いやすい。
こうしたクルマとしての魅力だけでなく、一般的なイメージとしてSUVよりもマニアックな存在になっていることも、中古車価格的には有利。良いものが安く買えるからだ。
ちなみに、日本の道路事情とマッチングがいいのがレヴォーグで、あまり狭い道を走らないのであれば、アウトバックがオススメ。用途に合わせて選んでいただきたい。
背が低いワゴンのフォルムにはナナメウエのメリットが
低く構えたプロポーションはワゴンの大きな特徴。背が低く前面投影面積が小さいことで空気抵抗が少なく、高速での安定性や燃費、風切り音に有利。さらに立体駐車場など高さ制限のある施設で困ることもない。また、天井にルーフボックスや自転車用アタッチメントなどを装着する場合も、荷物の積み下ろしが楽というのも見逃せないメリット。
重心の低さが長距離運転での快適さにつながってくる
クルマには、長時間走らせていて疲れやすいクルマとそうでないクルマがある。マツダの研究によれば、人間は横揺れに弱く、疲労につながるという。そして、クルマの重心が高いと横揺れが大きくなる。ワゴンは比較的クルマの重心が低いため、高速でも安定して走れるので、長距離移動が楽。だから長距離移動が多い欧州ではワゴンは人気が高い。
荷室の広さに加え床面の低さが重いものを上げ下ろしに効く
アウトドアレジャーやスポーツで荷物をたくさん積みたいときに、ポイントになってくるのが奥行きと横幅。自転車のような大きく、嵩張る荷物の場合は特に奥行きに注目したい。SUVは車両サイズが小型から中型までの場合、意外と奥行きが狭い。それに対してワゴンは後輪から後ろを長く設計する傾向にあり、荷物が積みやすくなっている。
最近のモデルは環境保護のためにスペアタイヤが廃止され、パンク修理材が搭載されることに。そのため床下を小物入れにできるクルマが増えてきた。
PICKUP01:スバル レヴォーグ(先代)
レガシィが北米の要求に合わせて大型化したこともあり、日本の道路事情に合わせたサイズで登場したレヴォーグ。そのコンセプトがユーザーニーズをつかみヒット作に。
中古車参考価格帯:130万円~350万円(14年~20年 レヴォーグ全グレード)
SUVよりセダン寄り!? セダンの派生車種の場合も多くワゴンとセダンは近しい関係
ステーションワゴンはセダンをベースに荷室空間を拡大したような作りをしているクルマが多い。かつてセダンがクルマの基本型だったことの名残りで、結果としてバランスに優れたクルマになりやすい。車種によってはセダンとワゴン、ふたつのバリエーションを用意するモデルもある。
[5年落ちでも装備は最新レベル]装備と価格が良好な先駆者モデルを選ぶ
インフレが止まらない。今後登場する新型車の価格も上昇傾向にある。それならば、装備の充実した高年式中古車を選ぶという選択も合理的だ。
文●ユニット・コンパス 写真●澤田和久、ユニット・コンパス、日産 ※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
中古車であっても年式によっては装備が充実する
2021年の義務化によって、いまや軽自動車でも自動緊急ブレーキが標準装備されるようになって、クルマの安全性は飛躍的に向上した。また、自動緊急ブレーキの機構を利用し高速道路などで前走車を追従するACC(アダプティブクルーズコントロール)も一気に普及した。
この先進安全装備の普及こそ、この10年間のなかで、最も大きな進化だといえるだろう。
その一方で、装備が充実したことによって新車価格は上昇傾向にあり、以前と同じ予算を用意すると、ひとクラス下のクルマを選ばざるを得ない状況になっている。これはユーザーとしてはあまりおもしろくない。
そこでナナメウエを行く提案としては、各ジャンルで先駆者的に先進安全装備を採用したモデルの高年式中古車をオススメしたい。
たとえばミニバンにおける先駆者モデルは日産セレナ。2016年のフルモデルチェンジの際に、自動運転技術を活用した「プロパイロット」が採用されている。セレナは先日フルモデルチェンジを行い、新型にはさらに機能が進化した「プロパイロット2.0」が採用されたが、前走車に追従するという根本的な部分は同じ。もちろん、ミニバンとしての魅力は、ベストセラーモデルだけあって今でも揺るぎない。
先代セレナの中古車相場は、前期型が100万円台から200万円半ばで、後期型が200万円後半から300万円半ばといったところ。新車とは機能やコンディションが異なるとはいえ、だいぶ安く手に入れられるし、納期についても有利だ。
新車は納期問題で値引きも期待しにくいから、コストパフォーマンスでいったら中古車は断然有利。
浮いた予算でアウトドアグッズを揃えたり旅行資金にするもよし。まさに「ナナメウエ」の満足度だ。
[ProPilot]車線を維持しながら前のクルマに追従する
日産セレナが自動運転技術である「プロパイロット」を搭載したのは2016年のこと。速度だけでなく、カーブではステアリング操作をサポートしてくれるため、ロングドライブの負担が軽減される。同世代のミニバンではまさにナナメウエの装備だった。
電動化のトレンドをひと足早く取り入れた
e-POWER:発電はエンジンで行うので、駐車場に充電設備を必要としないのも「e-POWER」の扱いやすさ。
セーフティアシスト:「プロパイロット」の装備は同時に自動緊急ブレーキにも役に立つ。安全性も従来型より高い。
ほかにもセレナが同時代のミニバンよりナナメウエをいっていたのが、エンジンで発電してモーターで走行する「e-POWER」の採用。モーターは低速からの加速が力強く、人や荷物を積んだ状態でのストップ&ゴーが得意。電動化をひと足早く実現させている。
交通死傷者ゼロを目指して進化は続く
自動車メーカーは今、国連が提唱した2030年までに交通事故死傷者半減、2050年での死傷者ゼロを目指している。そのための方策として各メーカーが取り組んでいるのが自動車の知能化。センサーやAI技術を組み合わせ、ドライバーのミスをサポートする考え方だ。
PICKUP02:日産 セレナ(先代)
ファミリーミニバンとしての使い勝手を徹底的に考え抜いた1台で、先進安全装備もいち早く取り入れている。ユーザーからの評判もよく、間違いのない選択肢。
中古車参考価格帯:140万円~400万円(16年~22年 セレナ全グレード)
付いてるとうれしい!オプション装備もチェック
UVカットガラス
ロールサンシェード
USBポート
今のクルマは装備がかなり充実している。中古車で買っても説明を受けずにいて、知らないまま使われていないことも。こういう細かい装備は実車で確認したい。
ガソリン×マニュアル!こんな時代だからこそ走る楽しみを
マツダ デミオ
クルマが進化する一方で、ただの移動手段の道具という味気ない存在になるのではと危惧する声も多い。たしかに運転というのはクルマと身体・心をリンクさせるスポーツのようなものでもあるからだ。そういう人にオススメなのが、マツダが用意しているMT車。より運転を積極的に楽しめる。
コンパクトカーにもかかわらず、ディーゼルエンジンやMTなど、マニアックなメカも選択可能なデミオ(マツダ2)は楽しいクルマだ。
[スポーツカーの購入は損をしない!?]モビリティ時代に逆行するスポーツカーという選択肢
あえて軽自動車スポーツ/背伸びのセカンドカーも現実に!
クルマが便利さと安全性を高める一方で、行動範囲や人生の幅を広めるクルマの魅力がスポイルされる未来も予感される。だからこそ、運転を楽しむだけのスポーツカーという存在が魅力的なのだ。
文と写真●ユニット・コンパス ※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
軽スポーツカーなら2台持ちも夢じゃない
めまぐるしく変化していく世の中。自動車についても同様で、20世紀的な個人の移動の自由を象徴するものという存在から、より社会性の強いモビリティへと変わろうとしている。
その背景にあるのが、自動運転技術やコネクテッド技術の進化だ。クルマは社会とリアルタイムでつながり、互いに情報をやりとりしながら、より安全で便利な移動手段になろうとしている。
それはそれでクルマのひとつの進化の方向性だ。しかし、我々一般ユーザーにとっては、社会の変化が必ずしも心地よいものになるとは限らない。世の中が便利になる一方で、どこか息苦しさのようなものも増しているのではないだろうか。現在のアウトドアブームは、そうしたテクノロジー社会に対するアンチテーゼでもあるように思える。
そして一度決まって動き出した社会のルールは巻き戻ることはほぼない。クルマのパワートレインは将来的には内燃機関からモーターを主役とすることは決定的だし、クルマを取り巻く規制も厳しくなる一方だ。魅力的なクルマが販売をやめてしまうのも、販売不振だけが原因ではない。レギュレーションをクリアできないモデルは改良なしに販売することはできないため、スポーツカーのようなコアな商品は、いつ生産終了になってもおかしくないのだ。
結果としてスポーツカーの中古車価格が高騰しているのは皮肉というほかないが、諦めるのはまだ早い。
「ナナメウエ」の選択肢として提案したいのが、ホンダS660。運転を楽しむことだけに特化した、まさにスポーツカー中のスポーツカー。だが軽自動車として開発されたことで、維持費が手頃だという大きなメリットが生まれた。また、その人気から将来的な中古車価格も安定が見込める。実用的なクルマと2台持ちが現実として考えられるのだ。
モビリティ時代に逆行するという意味でも「ナナメウエ」の選択だ。
走ることにすべてをささげたS660はだからこそ魅力的だ
「生活の役に立つ道具」という目線でS660を見ると、まったくもって失格だ。2人しか乗れず、屋根を開けたら荷物を収納するスペースもほとんどない。だが、運転する喜びという視点からS660を見れば、これほど魅力的なクルマもそう多くない。
スポーツカーの理想を追いかけたミッドシップ構造
S660がナナメウエなのは軽自動車であるにもかかわらず、スポーツカーとして妥協せず作り込んでいるところ。普通車のスポーツカーと比べて価格は安いかもしれないが、志には安っぽさがない。なにしろ、エンジンをミッドシップしているのだから最高だ。
小さくてもスーパーカー顔負けの存在感を放つS660。それもそのはず、スタイリングは空気力学の最先端だし、ディテールまで考え抜かれている。
PICKUP03:ホンダ S660
新車の最終モデルにオーダーが殺到しニュースとなったのは記憶に新しい。中古車は台数が多く、比較的探しやすい状況。今ならまだ価格的にも納得できる範囲にある。
中古車参考価格帯:160万円~390万円(15年~21年 S660全グレード)
軽自動車でキャンピングカー!?趣味車を探すなら軽キャンパーもある
趣味のためのクルマを購入するなら軽自動車キャンピングカーもおもしろい。コンパクトな車体に知恵と工夫で装備を詰め込んだ姿は愛らしいし、価格や維持費も手頃。リセールバリューも高くいい買い物になる。
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