現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「ガンディーニ追悼」に初の「アメリカンヘリテージ」の企画など大人が楽しむ「オートモビルカウンシル2024」閉幕。過去最高の3万9807人が来場しました

ここから本文です

「ガンディーニ追悼」に初の「アメリカンヘリテージ」の企画など大人が楽しむ「オートモビルカウンシル2024」閉幕。過去最高の3万9807人が来場しました

掲載
「ガンディーニ追悼」に初の「アメリカンヘリテージ」の企画など大人が楽しむ「オートモビルカウンシル2024」閉幕。過去最高の3万9807人が来場しました

大盛況のうちに閉幕したAUTOMOBILE COUNCIL

2024年4月12日~14日に千葉県・幕張メッセで、「クルマを超えて、クルマを愉しむ Classic Meets Modern and Future(クラシック ミーツ モダン アンド フューチャー)」をテーマに開催された「AUTOMOBILE COUNCIL(以下:オートモビルカウンシル)2024」。3日間で過去最高となる3万9807人の来場者を数え、大盛況のうちに閉幕しました。

1億7400万円で「カウンタックLP400」が売出中! 高値の理由は「ペリスコピオ」に加え、20年も空調管理で保管されていたから

魅力的なクルマが多数展示

2016年に始まり2024年で第9回を迎えたオートモビルカウンシルは、当初は8月に開催されていましたが、2019年の第4回からは4月初めの開催となり、近年ではヘリテージカーを中心とした春のモーターショーとしてこの時期の風物詩となってきました。今回もまた主催者によるテーマ展示や、メーカーやインポーターによる車両の展示・販売に加え、トークショーや音楽ライブ、レコードコンサートなど、さまざまなコンテンツが盛り込まれていました。

また今回からは日本自動車工業会(JAMA)の後援が決まり出展社もトヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、マツダ、三菱自動車工業の日本車メーカー5社を含めて過去最高の113社に上り、クルマ関連の書籍や雑誌などを販売するマルシェ=自動車関連商品等販売店も2023年の26社を大きく上回る34社が出展。小学生以下は保護者同伴のもとで無料、中学生から高校、専門学校生、大学生には土曜と日曜の2日間限定で2000円の学生チケットが用意されるなど、「次世代のクルマ・ファン」育成にも力が入っていました。

毎回恒例となった主催者テーマ展示の特別企画は「アイルトン・セナ没後30年特別企画 駆け抜けた天才の記憶」です。音速の貴公子と称されていたアイルトン・セナがサンマリノGPでのアクシデントで旅立ってから30年となることから、この特別展示が企画されたのですが、彼に関わるクルマとして3台のF1GPマシンに加えて、セナがロードカーとしては唯一開発に携わったホンダ「NSX Type R」の合計4台が展示されていました。

さらに主催者テーマ展示の緊急企画として「In Memory of Marcello Gandini」と銘打ち、2024年3月に亡くなったマルチェッロ・ガンディーニさんを追悼する展示が行われていました。展示された車両は1968年のランボルギーニ「ミウラ P400」から1975年のランチア「ストラトスHFストラダーレ」まで5台。いずれもガンディーニさんの代表作となったモデルでした。じつは当初、主催者テーマ展示としては「Designed by ピニンファリーナ」が予定されていたのですが、ガンディーニさんの急逝を受けて企画を変更。「Designed by ピニンファリーナ」は来年以降の主催者展示に延期されることになったようです。

アメリカンヘリテージカーがフィーチャーされるのは今回が初めて

主催者テーマ展示では他にも興味深いものがありました。「American Heritage(アメリカンヘリテージ)」の名車達がラインアップされていたのもそのひとつ。意外にも思われますが、オートモビルカウンシルでアメリカンヘリテージカーがフィーチャーされるのは今回が初めてでした。

展示されていたのは1963年のシボレー「コルベット」から1967年のシボレー「カマロRS」、1970年のダッジ「チャレンジャーR/T 440+6 コンバーチブル」、1976年のAMC「ジープJ-10」、1983年のAMC「イーグル ワゴン」の5台。本格的なアメリカンスポーツから2台のファニーカー、SUV系のワゴン、そして本格SUVたるピックアップと多種多様なモデルがアメリカンの魅力を振り撒いていました。

主催者テーマ展示としてはもうひとつ、これも見逃せない企画として「フォルクスワーゲン ゴルフ50周年記念展示 supported by フォルクスワーゲン・ジャパン」がありました。誕生から50周年となるVW「ゴルフ」の初代から2代目と4代目、7代目、そして現行モデルの8代目まで5世代5台をピックアップしていて、モデル的にはベーシックモデルからGTI、R32と幅広くカバーし、ゴルフの長い歴史だけでなく多彩な魅力を余すところなく伝えていました。

ちなみに次回、記念すべき10回目となるAUTOMOBILE COUNCIL 2025ですが、2025年の4月11日(金)から13日(日)の3日間、千葉県の幕張メッセで開催される予定となっているようです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

メルセデスベンツ、新型EVバス『eIntouro』発表…欧州初の無線更新可能なバスに
メルセデスベンツ、新型EVバス『eIntouro』発表…欧州初の無線更新可能なバスに
レスポンス
ホンダ新型「N-BOX」登場! 史上初「映える」凄い“オシャ内装”採用! めちゃ便利な「画期的な機能」も搭載! リラックスできて“テラス気分”な「軽バン」とは?
ホンダ新型「N-BOX」登場! 史上初「映える」凄い“オシャ内装”採用! めちゃ便利な「画期的な機能」も搭載! リラックスできて“テラス気分”な「軽バン」とは?
くるまのニュース
ダイハツ、タフトを一部改良 法規対応で安全装備を追加 価格は6%値上げ
ダイハツ、タフトを一部改良 法規対応で安全装備を追加 価格は6%値上げ
日刊自動車新聞
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
くるまのニュース
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
バイクのニュース
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
レスポンス
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
日刊自動車新聞
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
レスポンス
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
motorsport.com 日本版
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
レスポンス
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
motorsport.com 日本版
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
くるくら
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
くるまのニュース
これはクセスゴ!!  オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
これはクセスゴ!! オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
バイクのニュース
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
レスポンス
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
カー・アンド・ドライバー
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
日刊自動車新聞
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
AutoBild Japan

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

413.0838.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

198.0350.0万円

中古車を検索
テーマの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

413.0838.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

198.0350.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村