MotoGP第20戦バレンシアGPは、マルク・マルケスがホンダと共に挑む最後のレースとなった。マルケスはこのレースに、タイトルを争うような気持ちで挑んでいたという。
マルケスは今年10月、今季限りでホンダを離脱し、2024年はドゥカティ陣営のグレシーニへ加入することを発表。2013年のMotoGPクラス昇格以来多数のチャンピオンを獲得してきたホンダとのタッグは、今回のバレンシアGPをもってひとまず終わりを告げた。
■ベッツェッキ、転倒リタイア原因のマルク・マルケスを批判「彼は最も汚いライダー。マルケスだから罰されないんだ」
最終戦の決勝レースでマルケスは、表彰台を争うペースがあったと感じているという。ただ実際には6周目にホルヘ・マルティン(プラマック)との接触があり、転倒リタイアという結果に終わってしまった。
「体調を整えて、良い形で火曜(のテスト)をスタートしたい。特に頭と足首に大きく衝撃を受けてしまった。でも、怪我はなかった。それが一番大事だったよ」
「グラベルに入ったのもネックだった。でも幸い、今回は僕らのミスじゃない。ただホンダとの関係を望んでいたような良い形で終えることはできなかった。正直、僕は今週末にタイトル争いをしているようなアプローチをしていたんだ」
「どのラップも本当に集中していた。レースでも、プラクティスでもだ。そして昨日(スプリントレース)は表彰台を獲得することができた」
「今日は、こうやって言うのはなんだけど、表彰台も可能だったんだ。ペースがあったし強さもあった。タイヤだってマネジメントしていたからね」
なおマルケスはマルティンとターン4で接触して転倒したときの事については、マルティンが「少し楽観的すぎた」と指摘しているものの、タイトル争いの最終戦という状況を鑑みれば理解できるものだと、何度もチャンピオンを獲得した経験があるライダーらしく寛大な姿勢を示した。
「ホルヘはあのオーバーテイクで少し楽観的すぎたね。でも理解できる」
「僕は彼を批判するつもりはない。その精神状態は完全に理解できるんだ。彼は遥か前を走るライバル(フランチェスコ・バニャイヤ/ドゥカティ)のことだけを考えてアタックしていたことは想像できるよ」
「彼とは話をして、謝罪も受けた。それに今週末の最高の感情がこのせいで変わるわけじゃない」
「本当に素晴らしい時間だった……ホンダの仲間皆に“バイバイ”とは言いたくないし、『またね』という感じだった。今日、ガレージの中はたくさんの感情が詰まっていたよ」
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