アウディ ジャパンは、ブランド初のプラグインハイブリッドモデル(PHEV)となる「A3スポーツバック e-tron」を、2015年内に販売を開始することを発表した。
注目のハイブリッドユニットは、ガソリン直噴ターボの1.4TFSIエンジンに、駆動用の電気モーターと外部から充電が可能な高電圧リチウムイオンバッテリーを組み合わせたもの。ガソリンエンジンは最高出力150ps/最大トルク250Nm、電気モーターは最高出力80kW/最大トルク330Nmで、システムとしては最高出力204ps/最大トルク350Nmを発揮。組み合わされるトランスミッションは、PHEV用に開発された6速Sトロニックで、通常のガソリンエンジン車以上にダイナミックな走りも楽しめる。
また、外部からの充電ができるエネルギー容量8.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載することで、52.8kmのEV走行が可能。これにより日常域ではガソリンを使わずにゼロエミッションのEVとして利用することが可能で、家庭用200V電源の場合、最大約3時間で充電することができる。EV走行でのエネルギーコストは、通常のガソリン車の2分の1程度と試算されているという。
さらに、ドライブモードを選択できることも特徴で、一般的なハイブリッド走行の「Hybrid Auto」、充電量を維持しながら走行する「Hybrid Hold」、積極的にバッテリー充電を行う「Hybrid Charge」、電気モーターだけで走る「EV」モードの4モードから選択可能。加えて、SトロニックのDとSのシフトモードでも、システムの制御プログラムが変わり、例えば「Hybrid Auto」の場合、Sのシフトモードではアクセルオフ時にエネルギー回生が働くが、Dのシフトモードではドライブシャフトからエンジンと電気モーターが切り離された状態になり、クルマは慣性で走る「滑走」モードとなって走行距離を延ばす。
A3スポーツバック e-tronは、内外装にも専用デザインを採用。エクステリアでは、15スポーク・17インチアルミホイールやフロントのシングルフレームグリル、前後バンパー、サイドスカートなどが専用デザイン。インテリアではダッシュボードとセレクターレバーに専用エンブレムが取り付けられる。
また、メーターパネル左側に配置されたはパワーメーターが装備され、e-tronを象徴するアイテムとなる。これは、ドライブシステム全体の出力と充電を含めた現在の状況を示すもので、エンジン回転数はスピードメーターとパワーメーターの間のディスプレイに表示される。
このほか、標準装備されるMMIナビゲーションプラスに、ハイブリッドシステムのパワーフローを表示するe-tron専用の機能を追加。さらに、ネット環境を介して様々な情報やサービスを得られる「Audi connect」に、車両の現在位置やバッテリーの充電レベル、EVモードでの航続可能距離など、所有車の情報をPCやスマートフォンなどで確認することができる。
なお、A3スポーツバック e-tronは、現在115店舗ある全国のアウディ正規ディーラーうち、55店舗のe-tron店で販売。また、最大61万円のクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費が適用される。
■価格
A3スポーツバック e-tron:564万円
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