ラグジュアリー・ムーバー、『BMW 6シリーズ グランツーリスモ』にディーゼルを追加設定

　スタイリッシュで優雅なデザインと広く贅沢な室内空間をもち、ロングドライブでも快適な乗り心地を実現する『BMW 6シリーズ グランツーリスモ』に、クリーン・ディーゼルを搭載した新型『BMW 623dグランツーリスモ（ロク・ニー・サン・ディー）』が登場。7月26日より発売が開始されている。

　全長5105mm、全幅1900mm、全高1540mmという存在感あるボディサイズに、クーペの流れるような美しいデザインを採用しつつ、広大でラグジュアリーな空間を確保するという新ジャンルを切り開いた『BMW 6シリーズ グランツーリスモ』。

　3070mmという長いホイールベースにより実現した広い室内は、肌触りがよく耐久性の高いダコタ・レザーを標準装備し、居心地の良い贅沢な空間を演出。さらに、リヤにはエアサスペンションを採用することで、ロングドライブでも乗員に負担を与えない快適な乗り心地を実現している。

　そのクーペライクなスタイルを持つ、スポーティかつ優雅なモデルに追加された今回の新グレードは、心臓部に最大出力190PS／4000rpm、最高トルク400Nm／1750-2500rpmを発生する直列4気筒クリーン・ディーゼルを搭載した。

　同社のラインアップではおなじみとなったこのユニットは、低回転時から心地よい加速を実現するとともに、WLTCモードでの燃料消費率も15.8km／リッターと優れた環境性能を兼ね備え、快適なロングクルージングを得意とする『BMW 6シリーズ グランツーリスモ』の個性を最大限に活かすモデルとなっている。

　さらに、BMW最新の安全運転支援システムであるアクティブ・クルーズ・コントロール（ストップ＆ゴー機能付）、レーン・チェンジ・ウォーニング（車線変更警告システム）およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング（車線逸脱警告システム）、ステアリング＆レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ（事故回避ステアリング付）、クロス・トラフィック・ウォーニングを含むドライビング・アシスト・プラスを標準装備。

　同じくBMWが輸入モデルで初採用したテレマティクス・サービス、BMWコネクテッド・ドライブも装備し、車載通信モジュールによりドライバー、クルマ、それを取り巻く情報をITネットワークで繋ぎ、ドライバーの利便性を大きく向上させている。

　この追加グレード『BMW 623dグランツーリスモ』にはLuxuryとM Sportのふたつのデザインラインが用意され、価格は826万～829万円となっている。


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