アルピーヌ、F1ベルギーGPで映画『デッドプール＆ウルヴァリン』とコラボ。ヒーローモチーフの特別カラーでレースへ

　7月26日から開幕するF1ベルギーGPで、アルピーヌは「デッドプール＆ウルヴァリン」とコラボレーションした特別カラーリングで参加することを明かした。

「デッドプール＆ウルヴァリン」は日本でも7月24日に公開され、世界中で今週末から封切りされる予定のマーベル・スタジオによる注目のハリウッド映画作品だ。

　今回、アルピーヌはこの映画「デッドプール＆ウルヴァリン」とコラボレーションを実施。デッドプールとウルヴァリンをフィーチャーした赤・黒・黄色の特別カラーリングで染め上げ、ベルギーGPに参加する。

　そしてチームのドライバーであるエステバン・オコンとピエール・ガスリー、そしてメカニック達は”デッドプール”風のダークレッドの色合いのギアを着用。オコンはデッドプールのグラフィックデザインを施した特別ヘルメットを、ガスリーはウルヴァリン風の黄色と黒の特別ヘルメットを使用する。

　なお、今回アルピーヌと「デッドプール＆ウルヴァリン」のコラボレーションが実現したことは、偶然ではない。デッドプールを演じるライアン・レイノルズが、アルピーヌの少数株主だからだ。

　アルピーヌは2023年にチームの株式を一部売却しているが、その売却先の投資グループに、レイノルズが率いるマキシマム・エフォート・インベストメンツが含まれている。

　なおこの投資グループには、映画スターだけではなく、ゴルファーのローリー・マキロイ、ボクサーのアンソニー・ジョシュア、サッカー選手のトレント・アレクサンダー=アーノルド、NFLのレジェンドであるパトリック・マホームズやトラビス・ケルスなど、スポーツ界の著名人も参加している。

　またF1チームが新作映画とコラボレーションするのは、アルピーヌで今月2例目になる。イギリスGPでは角田裕毅が所属するRBが、この夏のヒット作である「ツイスターズ」（日本では8月1日公開予定）とコラボレーション……マシンに特別カラーリングが施された。