現在位置: carview! > ニュース > イベント > Moulton Bicycle & Mini<br>―――英国が生んだサスペンションの奇才、 アレックス・モールトン博士の実験室から―――

ここから本文です

Moulton Bicycle & Mini<br>―――英国が生んだサスペンションの奇才、 アレックス・モールトン博士の実験室から―――

掲載 更新
Moulton Bicycle & Mini<br>―――英国が生んだサスペンションの奇才、 アレックス・モールトン博士の実験室から―――

開催日時:2017年10月21日~12月24日
開催場所:アウト ガレリア “ルーチェ”
内 容 :企画展
参加費 :入場無料
問合せ :TEL:052-705-6789
主催  :アウト ガレリア “ルーチェ”
URL   :イベント・ホームページ

『私の自転車との恋愛関係は、1956年のスエズ動乱に端を発した石油危機ではじまった。私は、サイクリングの高エネルギー効率に目覚めた。 当時、私はミニとして知られる小型自動車の創造者である盟友 アレック・イシゴニスに協力し、革新的サスペンションの開発に従事するというエンジニアとしての最大の幸運に恵まれた。以来40年、今日にいたるまで私の自転車に対する愛情は絶えたことはない。』
───アレックス・モールトン───

アレックス・モールトンは英国ならではの紳士であり、技術者である。モールトン家は曽祖父の時代にゴム工業で成功し、ウィルトシャー州ブラッドフォード・オン・エイヴォンの町を見下ろす丘の上の17世紀に作られた壮麗な屋敷を住まいとした。ケンブリッジ大学工学部を在学中に第2次世界大戦が始まると召集され、ブリストル航空会社において空冷エンジン開発のアシスタント・チーフ・エンジニアとなった。

戦後は曽祖父から続くゴム会社をエイヴォン・タイヤに売却し、自らは相続した屋敷の広大な敷地にモールトン・ディベロップメンツという技術研究所を開設した。このお城のような屋敷からは、さまざまな研究成果が発信されたが、とくに有名なのは初代ミニに採用されたラバーコーンによるサスペンションであり、新たな発想から生まれた自転車であった。ダイヤモンド型フレームという自転車の定石や大径タイヤ に疑問を持ち、研究開発を推し進めて、独自のF型フレームに小計の高圧タイヤを装着したモールトン・バイクが生まれた。

ミニが自動車の世界において、革新的な存在として新たなひとつのジャンルを築き上げ、それが多くの人々から受け入れられて、現在でもそのコンセプトやデザインが継承されたクルマが生産されているように、モールトン自転車も、革新的で、しかも多くの熱烈な信奉者を獲得した。

今回のAuto Galleria LUCEの企画展ではモールトン博士が生み出したミニのしなやかな足回りにも注目しつつ、モールトン・バイスクルのさまざまなバリエーションを展示する。

●展示車両

1959 AUSTIN MINI PROTO TYPE
1961 AUSTIN MINI SEVEN Mk-1
1961 AUSTIN MINI PICK UP
1964 AUSTIN MINI MOKE
MORRIS MINI VAN
1972 MOULTON BICYCLES VERSION
ALEX MOULTON BICYCLE 約30台

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ホンダが斬新「スゴいCR-V」公開! 800馬力の「V6×ツインターボ」搭載した“超パワフル”仕様!「野獣」を名乗る“超異端モデル”米国で登場!
ホンダが斬新「スゴいCR-V」公開! 800馬力の「V6×ツインターボ」搭載した“超パワフル”仕様!「野獣」を名乗る“超異端モデル”米国で登場!
くるまのニュース
ダイハツが「“斬新”軽トラ」実車展示へ! 「荷台がめちゃ伸びる」“ながーーい”軽トラが再登場! 超「画期的なロングボディ」でラリーをサポート! SPKとWRC参戦へ
ダイハツが「“斬新”軽トラ」実車展示へ! 「荷台がめちゃ伸びる」“ながーーい”軽トラが再登場! 超「画期的なロングボディ」でラリーをサポート! SPKとWRC参戦へ
くるまのニュース
ロイヤルエンフィールド「ショットガン 650」ベースのカスタムバイクを世界初公開! カスタムの祭典「32nd YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2024」でお披露目
ロイヤルエンフィールド「ショットガン 650」ベースのカスタムバイクを世界初公開! カスタムの祭典「32nd YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2024」でお披露目
バイクのニュース
無人のフォーミュラマシンが鈴鹿を激走! なぜこんな挑戦をする必要があるのか「A2RL」のCEOに直撃した
無人のフォーミュラマシンが鈴鹿を激走! なぜこんな挑戦をする必要があるのか「A2RL」のCEOに直撃した
WEB CARTOP
「ドゥカティ史上最軽量の54.5kg!」の890ccV2登場! 最高出力120psで新型パニガーレV2/ストリートファイターV2に搭載
「ドゥカティ史上最軽量の54.5kg!」の890ccV2登場! 最高出力120psで新型パニガーレV2/ストリートファイターV2に搭載
モーサイ
日本自動車輸入組合、東京・丸の内で輸入電動車の魅力を訴求 46台が勢ぞろい 11/16まで開催
日本自動車輸入組合、東京・丸の内で輸入電動車の魅力を訴求 46台が勢ぞろい 11/16まで開催
日刊自動車新聞
カートチームの”先輩”フェルスタッペンに陶酔するボルトレト「ずっと彼のようになりたいと思っていた」
カートチームの”先輩”フェルスタッペンに陶酔するボルトレト「ずっと彼のようになりたいと思っていた」
motorsport.com 日本版
京奈和道~大阪が「信号ゼロ」に!? 国道24号の“地獄渋滞”解消する「大和御所道路」工事進行中 大和高田バイパスとの“直結ランプ”も開通間近
京奈和道~大阪が「信号ゼロ」に!? 国道24号の“地獄渋滞”解消する「大和御所道路」工事進行中 大和高田バイパスとの“直結ランプ”も開通間近
くるまのニュース
[15秒でわかる]スズキ『ディザイア』…新スタイルの新型コンパクトセダンをインドで発表
[15秒でわかる]スズキ『ディザイア』…新スタイルの新型コンパクトセダンをインドで発表
レスポンス
スズキ初のバッテリーEVが世界初公開! コンパクトSUV新型「eビターラ」は2025年夏に日本でも発売予定
スズキ初のバッテリーEVが世界初公開! コンパクトSUV新型「eビターラ」は2025年夏に日本でも発売予定
VAGUE
整備のときこそ新車セールスのチャンス! アメリカで見られる「魅力的な代車」事情
整備のときこそ新車セールスのチャンス! アメリカで見られる「魅力的な代車」事情
WEB CARTOP
 カワサキ「Z2」いよいよお化粧直し段取りへ突入 ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.22
カワサキ「Z2」いよいよお化粧直し段取りへ突入 ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.22
バイクのニュース
トヨタ「プリウス」なぜ後席ドアの“ハンドル”隠れてる? 「どうやって開けるの?」戸惑う人が続出!? 斬新すぎるドアの正しい開け方とは?
トヨタ「プリウス」なぜ後席ドアの“ハンドル”隠れてる? 「どうやって開けるの?」戸惑う人が続出!? 斬新すぎるドアの正しい開け方とは?
くるまのニュース
4代目ジープ グランドチェロキーには先代モデルとは違った力強さがあった【10年ひと昔の新車】
4代目ジープ グランドチェロキーには先代モデルとは違った力強さがあった【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
【最新フェラーリの世界】フェラーリSF90ストラダーレ。「スクーデリア・フェラーリ」90周年記念モデル。システム出力1000ps!
【最新フェラーリの世界】フェラーリSF90ストラダーレ。「スクーデリア・フェラーリ」90周年記念モデル。システム出力1000ps!
カー・アンド・ドライバー
全長2.7m!? 49万円のスズキ「極小マシン」がスゴい! 5速MTも搭載! 軽初の画期的システムも斬新だった「Twin」どんなモデル?
全長2.7m!? 49万円のスズキ「極小マシン」がスゴい! 5速MTも搭載! 軽初の画期的システムも斬新だった「Twin」どんなモデル?
くるまのニュース
トヨタ「アルファード」サイズの「3列シートミニバン」!? 全長4.9m“ながーーい”ボディ×「めちゃシンプルデザイン」採用! 「手頃感がちょうどイイ」独の「Tクラス」とは
トヨタ「アルファード」サイズの「3列シートミニバン」!? 全長4.9m“ながーーい”ボディ×「めちゃシンプルデザイン」採用! 「手頃感がちょうどイイ」独の「Tクラス」とは
くるまのニュース
たまに見かける謎の「黄色の点滅信号」どうすればいい? 知らないと免許返納です!「ピカピカする黄信号」無視した時の「すごいリスク」とは
たまに見かける謎の「黄色の点滅信号」どうすればいい? 知らないと免許返納です!「ピカピカする黄信号」無視した時の「すごいリスク」とは
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

149.1174.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

77.3179.0万円

中古車を検索
アレックスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

149.1174.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

77.3179.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村