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明日から使える「2017年5月に売れたインポートカー」 週末AUTOCAR講座 

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明日から使える「2017年5月に売れたインポートカー」 週末AUTOCAR講座 

Q:5月に販売が増えた価格帯は、400万未満? 400万~1,000万?

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)
輸入車の新車販売は堅調に推移する。5月の外国メーカー車の新規登録台数は前年同月比0.5%増の2万1602台と、14カ月連続でのプラスを達成。一方、ラインナップの見直しを図っている最中の日本メーカー車は同14.3%減の2,776台となり、日本メーカー車含での新規登録台数は同1.4%減の2万4378台とマイナスに転じた。

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登録車に占める輸入車のシェアは9.1%と高いレベルをキープする。輸入車の動向に関してJAIA関係者は「外国メーカー車は主要ブランドのニューモデルのリリースが一服したこともあり、伸び率は低め。ただし、販売自体は好成績を維持している。とくにSUVやディーゼル車の受注が多い」と説明した。

A:400万円未満はマイナス、400万~1,000万円が2桁増

さらに「価格帯別では400万円未満が前年同月比2.6%減、1,000万円以上が4.6%減とマイナスに転じたが、400万円以上1,000万円未満が2桁増(12.8%増)と好調だった。今後はボリュームゾーンの400万円未満の復調がキーポイントとなるだろう」と分析する。

外国メーカーの5月のブランド別成績では、前年同月比1.8%増の4,735台の新規登録を達成したメルセデス・ベンツが27カ月連続での首位につく。第2位には同3.7%減ながら3,865台を記録して1ランクアップを果たしたフォルクスワーゲンが位置。前月第2位のBMWは、同4.0%増(3,641台)ながら第3位にダウンした。続く第4位には、同13.1%減(1,855台)ながらアウディが1ランクアップを果たす。前月4位のBMWミニは、55台差(1,800台。同2.0%増)で第4位に陥落した。

トップ5以外では、前月に引き続いて高級スポーツカーブランドの好成績も目立ち、フェラーリが同23.1%増(64台)、ランボルギーニが同27.6%増(37台)、アストンマーティンが同100.0%増(34台)を成し遂げた。ちなみに、ホンダは新型NSXの導入もあって、同2100%増(22台)を記録している。

5月の車名別インポートカー新規登録台数 (乗用車、貨物、バス合計)

順位は1月からの累計台数順 日本自動車輸入組合1位 メルセデス・ベンツ 4,735台
2位 フォルクスワーゲン 3,865台
3位 BMW 3,641台
4位 アウディ 1,855台
5位 BMWミニ 1,800台
6位 日産 978台
7位 トヨタ 1,237台
8位 ボルボ 1,145台
9位 ジープ 733台
10位 ルノー 522台

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