『GQ JAPAN』の編集者・イナガキ(29歳)が、ひょんなことから中古のフェラーリを購入した! 勢いで買ってしまったフェラーリのある生活とは? 今回は、サスペンション換装後のインプレッション!
はたして純正品は機能するのか?
ホンダ・オデッセイは、どうしてフルモデルチェンジしなかったのか?
前回も報告したとおり、わが360モデナの足まわりは、社外品から純正品に戻した。が、はたして所期の性能を維持しているかどうかは交換後のテスター診断とテスト走行をしてみないとわからない。
前話:Vol.74 フェラーリ・クラシケを取得するぞ! その4
Hiromitsu Yasui万が一、本来の性能を発揮できなかった場合、サスペンション・システムを構成するパーツを新品に交換する必要が生じるかもしれない。そうなると多額の出費を要する。フェラーリ・クラシケ取得に約100万円かかるうえに、さらにサスペンション関係で100万円程度の追加出費が避けられなくなることだけは避けたい、と祈るような気持ちだった。
交換を依頼したフェラーリ横浜サービス・センターの高橋忠久工場は「もし、純正品がキチンと機能しなかった場合は連絡いたします」と言うだけだった。
Vol.71 フェラーリ・クラシケを取得するぞ! その3
Vol.70 フェラーリ・クラシケを取得するぞ! その2
Vol.69 フェラーリ・クラシケを取得するぞ! その1
Hiromitsu YasuiHiromitsu Yasui交換完了後から数日経ったものの、連絡はこなかった。ということは、きっと問題なかったのだろう。念のため確認すると、「交換した純正品は問題なく機能しました」と、嬉しい返答があった。
100万円の追加出費をすこしだけ覚悟していただけにホッとした。これでやっとフェラーリ・クラシケ取得のスタートラインに立てる。
Vol.68 トラブル発生!
Hiromitsu Yasuiちなみに、高橋工場長曰く「保管状態が良かったのかもしれませんね」とのこと。前オウナーに感謝したい。大切に保管されていたのだろう。
購入検討時、“ワンオウナーだから状態は良いはず……買っちゃえ”と、勢いのまま契約したのは、あながち間違いではなかったのかもしれない。
マイルドでしなやか!
せっかくなので純正品に戻した足まわりで愛車を走らせてみたい。はたして、乗り心地はどう変化しているだろうか?
撮影のためにクルマを一時的に工場から引き上げ、横浜から埼玉県戸田市にある戸田公園まで走らせた。なぜ戸田公園か? というと、ちょうどその日おこなわれていたボート(レガッタ)大会の運営に携わっていたためだ。
Vol.43 ドアがロックされない!後編
Vol.42 ドアがロックされない!前編
Hiromitsu Yasui走り始めてすぐ「おや?」と、思った。路面からの不快な突き上げがなくなっているように思う。低速域だし、比較的路面のコンディションが良い道だったこともあるかもしれないが、お尻に伝わるショックが随分マイルドになったように思った。
とはいえ、なにしろ約3カ月ぶりのドライブだ。もう少し観察するまで結論を急ぐまい。
Hiromitsu Yasuiしかし、首都高に入ると、乗り心地の変化は火を見るよりもあきらかになった。舗装の繋ぎ目を越えるときの衝撃がきれいに吸収され、乗り心地はいたってマイルドになったのだ。
以前は結構な衝撃に頻繁に襲われ、ドライブ・レコーダーが“衝撃検知モード”に切り替わることが度々あったけれど、それが一切なくなったのだ!
機械が検知しないということは、やはり衝撃が和らいでいると考えても良いだろう。これなら、ロング・ドライブも快適なはず。スズキ編集長が以前述べていた「(360モデナの)本来の乗り心地は、相当いいよ」という評価は、紛れもない真実だったのである。
当連載の写真をずっと撮影し続けている安井宏充フォトグラファーにも助手席に乗ってもらったが「ずいぶん、乗り心地がしなやかになりましたね」という感想だった。
Vol.66 自動車保険の現実(後編)
Vol.65 自動車保険の現実(前編)
Hiromitsu YasuiHiromitsu Yasuiちなみに、わが360モデナのショックアブソバーは減衰力を2段階に切り替えられる。ハードなスポーツモードを選ぶと、グッと引き締まった乗り味になった。普段乗るにはちょっとキツい硬さかも、と感じたくらい、明確に印象が変わった。
ということは、減衰力の調整機能が問題なく作動した、ということである。ああ、よかった!
フェラーリ・クラシケの取得にあたり、愛車の価値を再確認出来たのは想定外のよろこびだった。もし取得を目指さなければ、余分なエクストラを支払ってまで、足まわりをオリジナルに戻さなかったかもしれない。
今後、フェラーリ・クラシケ取得に向けて申請作業が始まる。それは追ってリポートするとして、次週はTOKYO SUPERCAR DAY 2020(東京都・お台場)への展示にかんする詳報をリポートしたい。
『29歳、フェラーリを買う』直近記事
Vol.74 フェラーリ・クラシケを取得するぞ! その4
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Vol.72 オウナーとの交流
Vol.71 フェラーリ・クラシケを取得するぞ! その3
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Vol.67 ドライブレコーダーの装着
Vol.66 自動車保険の現実(後編)
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Vol.39 新車フェラーリを購入!?
文・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)
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みんなのコメント
やたらHiromitsu Yasuiがあるが。
今回も中身のない水増し。
元ボート部の自慢か?
脳筋なのは記事でわかる。