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MotoGPスティリア予選:新人ホルヘ・マルティン、レコード更新! 今季2度目PP獲得。中上貴晶は10番手

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MotoGPスティリア予選:新人ホルヘ・マルティン、レコード更新! 今季2度目PP獲得。中上貴晶は10番手

 MotoGP第10戦スティリアGPの予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはプラマックのホルヘ・マルティンだった。

 スティリアGPの予選は、気温25℃、路面温度はFP4から若干下がり32℃のコンディションで行なわれた。

■マルク・マルケス、完全復活はまだ遠い? 怪我の状態は「思ったより良くない」

 FP3までの総合タイムで決する予選組分けでは、アレックス・リンス(スズキ)やKTMのブラッド・ビンダーとミゲル・オリベイラといったライダーがQ1からの出走に。またワイルドカード参戦のダニ・ペドロサ(KTM)、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)の代役であるカル・クラッチローもQ1からのスタートとなった。

 Q1序盤ではオリベイラとリンスが好タイムをマーク。Q2進出が可能となるトップ2に並んだ。ただアレックス・マルケス(LCRホンダ)、ビンダーがその直後に続いており、タイム差もごく僅かだ。

 後半のアタックは互いに出走タイミングを見計らいながらのスタートとなったが、大きなトラブルはなく進行していった。

 ペドロサとバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)がランデブーでアタックすると、後方についていたロッシがタイムを更新。ただこの時点で5番手と、Q2圏内には届かなかった。

 他のライダーも続々とアタックに入っていくものの、なかなかQ2圏内に割って入るライダーは現れずに残り時間が消化されていった。

 しかし最終アタックでは、アレックス・マルケス(LCRホンダ)が1分23秒347でトップタイムを更新。オリベイラがわずか0.005秒差の2番手に入り、このふたりがQ2へと駒を進めた。

 なお終盤のアタックではエネア・バスティアニーニ(エスポンソラマ)がアレックス・マルケスを超えるタイムを記録していたが、トラックリミット違反があったために抹消。幻のQ2進出となってしまった。

 またペドロサは4番手タイム、バレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)は7番手で予選Q1敗退となった。

 ポールポジションを決するQ2が開始されると、多くのライダーが間髪入れずにコースイン。

 Q2でまずタイムを刻んできたのはファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)。1分23秒259で暫定トップに立つと、そこにジャック・ミラー(ドゥカティ)、マルティンとドゥカティ勢が続いた。

 クアルタラロは連続アタックでタイムを1分23秒075まで更新。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が2019年に記録したレコードタイム(1分23秒027)に近いところまで迫った。

 セッション後半のアタックでは、ピットでの”牽制”は目立たず穏やかなスタートとなった。

 アタックが始まるとフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)が1分23秒038をマーク。しかしその直後、マルティンが1分22秒994とコースレコードを更新するタイムを記録。初めて1分23秒台を破り、暫定トップの座に立った。

 このタイムはなかなか破られないまま最後のアタックに。そしてクアルタラロがマルティンを超える最速タイムを叩き出した……と思われたが、これもトラックリミット違反によって抹消されてしまった。

 結局マルティンが記録したタイムを超えるライダーは現れず、ルーキーがコースレコードを記録して今季2度目のポールポジションを獲得した。2番手はバニャイヤ、3番手はクアルタラロだ。

 日本人ライダーの中上貴晶(LCRホンダ)は、最終的に1分23秒536で10番手タイム。決勝レースは4列目からのスタートとなった。

 なおQ2最後のアタックではマルク・マルケスがセクター1まで最速ペースを刻んでいたが、ターン3で転倒。タイムを更新できず、8番手で予選を終えた。

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