現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 毎日の通勤で使っているベンツ「190 EエボI」は20万キロオーバー!…整備さえすれば機関系トラブルはないものの、プラ製パーツの供給が深刻な悩み

ここから本文です

毎日の通勤で使っているベンツ「190 EエボI」は20万キロオーバー!…整備さえすれば機関系トラブルはないものの、プラ製パーツの供給が深刻な悩み

掲載 14
毎日の通勤で使っているベンツ「190 EエボI」は20万キロオーバー!…整備さえすれば機関系トラブルはないものの、プラ製パーツの供給が深刻な悩み

ホモロゲ取得のために生まれた190Eのエボリューションモデル

1980年代のドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)で覇を競ったメルセデス・ベンツ「190シリーズ」(W201)と、BMW E30系「3シリーズ」という、2つのモデルのオーナーたちが合同で開催したミーティング「DTMを戦ったライバルたちの宴」。今回紹介するのは、希少な1989年式「190E 2.5-16 エボリューションI」ですが、オーナーの中島さんは毎日の通勤に乗っているとのこと。どんなカーライフを送っているのでしょうか。

5000万円まであと少し…メルセデス・ベンツ「190E エボII」はライバルのBMW「M3スポエボ」をはるかに凌駕する高値をキープ

コーナーなどの走りはもちろん、街乗りもしやすい

DTMなどのツーリングカーレースに出場するためのホモロゲーションモデルとして投入された、メルセデス・ベンツ「190E」のエボリューションモデル。リアスポイラーなどのエアロパーツを装着し、2.5L直列4気筒エンジン(2.5-16)を搭載。このエボリューションモデルは、「I」と「II」の2モデルが販売され、ともに限定生産となっていた。この190Eの1989年式エボリューションIでイベントに参加していたのが、中島俊明さんだ。

中島さんは10数年前にこのクルマを購入したそうだが、それ以前はエボリューションII仕様の190Eに乗っていたという。かなり前の話となるが、「仕様」から、本物のエボリューションIに乗り換えた当時の印象はいかがなものだったのだろうか。

「やはりエンジンとかも回りますし、足まわりもそれまでは硬い感じの仕様にしてたんですけど、レベライザーが付いていてしんなりとした感覚の乗り心地になって、コーナーも踏ん張ってくれましたね。段差のあるところも車高調が付いているので、車高を上げれば下を擦ることもなく、街乗りもしやすく感じました」

毎日の通勤に使用して10万キロ走行

限定車ということで販売台数も少なく希少なモデルとなっているエボリューションIだが、なんと中島さんは毎日の通勤にも使用しているという。

「10万kmくらいは毎日の通勤で乗っています。この型がホント好きで、もう毎日乗っていたいって気持ちなんですよ。この間、代車を借りたんですけど、最新の機能が付いていて乗りやすかったんです。でもやっぱりマニュアルで、ヘッドライトもワイパーも自分でやんなきゃいけないっていう、こういうクルマが好きなんですよ」

プラスチック部品の入手が悩みの種

現在走行距離は20万kmオーバーとなっているが「整備していれば乗れてしまうクルマなので」ということで問題はないそうだが、やはりパーツに関しては手に入れにくい状態になっているようだ。

購入してから今まで10万km以上走行してそんなに大きなトラブルもないそうだが、現在はオイル漏れによりレベライザーはオフし、配線は残したままビルシュタインのショックアブソーバーに交換し、マフラーもオリジナルのものをセットしているという。今後は大きな変更等を加える気はないそうだが、やってみたいことはあるとのことだ。

「希望としてはエンジンを降ろして、エンジンルームとかも綺麗にしたいんですが、エンジンを降ろすとしたらハーネスとかも外さなきゃいけないので、多分プラスチック部品などがボロボロになると思うんです。もうプラスチックの部品は、どうにもならないですね。パーツも手に入りにくくなっているので、どうしようかなと思っているところなんですよ」

>>>ネオクラシックを特集したメルセデスの専門誌「only Mercedes」のvol.221を読みたい人はこちら(外部サイト)

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

35年所有したメルセデス・ベンツ「190E 2.3-16」になぜ「4輪油圧レベライザー」が装着されていた? 世界に7台だけの特別なセレブ仕様でした
35年所有したメルセデス・ベンツ「190E 2.3-16」になぜ「4輪油圧レベライザー」が装着されていた? 世界に7台だけの特別なセレブ仕様でした
Auto Messe Web
10年前に手に入れた人生初の愛車はメルセデス「190E」のすっぴんグレード! 豪華装備のない「アンファング」を実用車として乗り続けていきます
10年前に手に入れた人生初の愛車はメルセデス「190E」のすっぴんグレード! 豪華装備のない「アンファング」を実用車として乗り続けていきます
Auto Messe Web
ヘッドレストの穴は何のためにあったの!? どうして絶滅した!??
ヘッドレストの穴は何のためにあったの!? どうして絶滅した!??
ベストカーWeb
日本に設定のないカラーを求めてイタリアから取り寄せた「アバルト595」に「500」から乗り換えた「アバルト595」…三者三様の「595ライフ」を紹介します
日本に設定のないカラーを求めてイタリアから取り寄せた「アバルト595」に「500」から乗り換えた「アバルト595」…三者三様の「595ライフ」を紹介します
Auto Messe Web
究極のV12エンジン搭載軽量スーパーカーが日本初上陸!「ゴードン・マレーT.50」
究極のV12エンジン搭載軽量スーパーカーが日本初上陸!「ゴードン・マレーT.50」
LE VOLANT CARSMEET WEB
スバルが新型「ステーションワゴン“SUV”」発表! 黒顔&走行性能高めた「ファイナルモデル」! “最上級”の「レガシィアウトバック」“30th A”が販売店でも話題に
スバルが新型「ステーションワゴン“SUV”」発表! 黒顔&走行性能高めた「ファイナルモデル」! “最上級”の「レガシィアウトバック」“30th A”が販売店でも話題に
くるまのニュース
トヨタの「全長5m超え王道セダン」登場で反響は? 大型縦グリル×王冠マーク採用で注目!? 街中でレア仕様目撃談も! 発売1年の「クラウン」とは
トヨタの「全長5m超え王道セダン」登場で反響は? 大型縦グリル×王冠マーク採用で注目!? 街中でレア仕様目撃談も! 発売1年の「クラウン」とは
くるまのニュース
冬はクルマのバッテリーの「突然死」が急増! 交換の際は複雑化している「種類」を要チェック!!
冬はクルマのバッテリーの「突然死」が急増! 交換の際は複雑化している「種類」を要チェック!!
WEB CARTOP
“オートバイ界のロールス・ロイス” 復活した高級ブランド ブラフ・シューペリア「SS100」ってどんなバイク?
“オートバイ界のロールス・ロイス” 復活した高級ブランド ブラフ・シューペリア「SS100」ってどんなバイク?
VAGUE
6速MTあり! 全長4.5m級“ちょうどいいサイズ”の「新型スポーツカー」が凄い! 480馬力“直6ツインターボ”×FRのみってサイコー! 新型「BMW M2」どんなモデル?
6速MTあり! 全長4.5m級“ちょうどいいサイズ”の「新型スポーツカー」が凄い! 480馬力“直6ツインターボ”×FRのみってサイコー! 新型「BMW M2」どんなモデル?
くるまのニュース
装着するだけで確実にタイムアップする「ポルシェ マンタイパフォーマンスキット」が日本上陸!「911 GT3」用は895万9500円です
装着するだけで確実にタイムアップする「ポルシェ マンタイパフォーマンスキット」が日本上陸!「911 GT3」用は895万9500円です
Auto Messe Web
「レアな右ハンオープンのアバルトが欲しくて」「なんだか楽しそうだから…」「輸入車に乗りたくて」…人それぞれのフィアット・アバルトライフを紹介します
「レアな右ハンオープンのアバルトが欲しくて」「なんだか楽しそうだから…」「輸入車に乗りたくて」…人それぞれのフィアット・アバルトライフを紹介します
Auto Messe Web
730万円からのトヨタ新型「クラウンセダン」“いつかはクラウン”はいつ買える!?  必要な年収とは
730万円からのトヨタ新型「クラウンセダン」“いつかはクラウン”はいつ買える!? 必要な年収とは
VAGUE
新型「クラウンパトカー」発見にSNS騒然!? 発売から2年 そもそもパトカーとして“使える”のか?
新型「クラウンパトカー」発見にSNS騒然!? 発売から2年 そもそもパトカーとして“使える”のか?
乗りものニュース
60年前のクルマとは思えない日産「ダットサントラック」を発見! タイムスリップしてきたかのような極上コンディションの理由とは?
60年前のクルマとは思えない日産「ダットサントラック」を発見! タイムスリップしてきたかのような極上コンディションの理由とは?
Auto Messe Web
すべての国産車が高くなるワケじゃない!? 名車になり損ねた国産スポーツ三菱GTO
すべての国産車が高くなるワケじゃない!? 名車になり損ねた国産スポーツ三菱GTO
ベストカーWeb
オレンジ色のフィアット「500」を買ったら人生変わった! 夫はサソリの毒にやられてアバルト「695 エッセエッセ」を購入しちゃいました
オレンジ色のフィアット「500」を買ったら人生変わった! 夫はサソリの毒にやられてアバルト「695 エッセエッセ」を購入しちゃいました
Auto Messe Web
新車購入するなら「付けなきゃ損!」絶対後悔したくない装着して損はないメーカーオプションとは? 後付けできないので選んで正解です
新車購入するなら「付けなきゃ損!」絶対後悔したくない装着して損はないメーカーオプションとは? 後付けできないので選んで正解です
Auto Messe Web

みんなのコメント

14件
  • i95********
    高級車を長く維持されておられることは、大変、素晴らしい。
    日本では、車に関して、長期間所有すると
    毎年、排気量により加算税制で高額な自動車税を
    徴収される。
    高年式の車は思った以上に、維持大変と思います。
    ベンツの何年経過しても変わらない、変えない
    「フロント・マスク」は風格が有りますね!
    さすが、ベンツ
    これからも、頑張って、愛車を長く乗って下さい。尊敬します。
  • kaw********
    元販売側
    20万なんてまだ半分
    ドイツではメルセデスはタクシー
    定期交換は日本車も同じ
    日本は交換義務ない重要部品あり不思議
    ダンパーとか
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村