ニッサン 「ノート」を改良 エマージェンシーブレーキを全車標準装備、燃費も向上

2015年7月7日、ニッサンは「ノート」をマイナーチェンジし、同日から発売した。今回のマイナーチェンジで、これまで一部グレードでメーカーオプション設定となっていたエマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報を全グレードに標準装備化している。

エマージェンシーブレーキの全グレードの標準化は、1月23日に発表したニッサンは主要量販車種へのエマージェンシーブレーキ標準化を2015年秋までに完了する計画の一環だ。

搭載するHR12DDRエンジンは新たに停車前アイドリングストップを採用。アイドリングストップ時間を長くし燃費を向上している。これにより、「MEDALIST」、「X DIG-S」は「平成32年度燃費基準+20％」を達成し、免税対象になっている。また、2WDの全グレードで、エンジン、トランスミッションの最適化を図り、燃費を向上させ減税対象となっている。

ボディカラーは、シャイニングブルー（PM）、インペリアルアンバー（P）のカラーに、ブリリアントホワイトパールのルーフ、サイドミラー、アウトサイドドアハンドルを組み合わせた2トーンカラーを追加設定。

グレードでは、内外装ともにプレミアム感を高めた「MEDALIST」をHR12DEエンジン搭載の2WD、4WDにも設定している。また、スポーティさやスタイリッシュさでLEDヘッドランプを標準化した特別仕様車「エアロスタイル」や、スポーティなデザインと走りりを強調した「NISMO」も、ベース車同様に燃費を向上させて継続販売する。

さらに、オーテックジャパンは､今回のマイナーチェンジに合わせ、カスタムカーの「ライダー」、「アクシス」、福祉車両ライフケアビークルシリーズのアンシャンテをマイナーチェンジし発売した。ベース車と同様に、エマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報を標準装備とし、燃費も向上させている。

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