F1へ参戦するメルセデスAMGの威信をかけて開発されたハイパーカー『メルセデスAMG One』。昨年ニュルブルクリンク・北コース(ノルドシュライフェ)、レッドブルリンク、ホッケンハイムで市販車最速タイムを塗り替えたこの”公道版”F1マシンが、新たにイタリアのモンツァでも市販車最速の座を手に入れた。
現行F1マシンから譲り受けたパワーユニットを積むこのメルセデスAMG Oneは、電動ハイパーカー用に特別設計されたタイヤであるミシュランのパイロットスポーツカップ2R MOを履き、市販車仕様のまま”スピードの殿堂”として知られるモンツァでタイム計測を実施した。
■レクサス、LFA後継の電動スーパーEVの開発着手を明言……四輪駆動でMT搭載。サーキットでの鍛錬を計画
AMGはこのラップの映像を公開していないが、ファクトリードライバーであるマーロ・エンゲルがステアリングを握り、1分43秒902を記録。AMGによると、このタイムはこれまでの最速タイムであった991.2型のポルシェ『911 GT3 RS』の1分55秒30を12秒も更新するモノだという。
ちなみにF1での最速タイム(現行レイアウト)は、2020年にルイス・ハミルトンがイタリアGP予選で記録した1分18秒887。平均時速は264.362km/hだった。
メルセデスAMG Oneは、F1由来の1.6リッターV6ターボハイブリッドエンジンを搭載し、4つの電動モーターとの組み合わせによってパワーユニット合計で782kW(1,063ps)を発生させる。
0-100km/h加速は2.9秒、7秒で200km/hまで到達。最高速は352km/hで、ノルドシュライフェでは直線区間”ディッティンガーヘーエ”で338km/hを記録していた。
1万1,000rpmまで回るエンジンは、50,000kmごとに一度リビルドする必要があるものの、275台限定のメルセデスAMG Oneを手に入れた幸運な購入者の中に、そこまで走らせる人はほぼいないだろう。
メルセデスAMG Oneはイギリス・コベントリーにあるAMGの施設で手作業で組み立てられ、パワーユニットは、ブリックスワースにあるメルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレイン(HPP)から提供される。AMGはマルチマティック社と共同で専用の生産施設を作り、1台あたり16ヵ所以上の組み立て・テストステーションを経て、オーナーの元へ届けられる。
なお、このタイムを破る可能性があるマシンは現状、アストンマーチン『ヴァルキリー』だけだろう。ただ、アストンマーチンはサーキットでの新記録樹立に挑戦していない。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
トヨタ「和製スーパーカー」がスゴイ! 約500馬力「直6」風エンジン搭載&“スケスケ”な超ロングノーズ仕様! ワイドでカッコイイ「FT-1」とは?
「前を走るパトカー」“追い越し”て大丈夫? 抜かす派VS抜かない派で賛否両論!? 「やっちゃダメ」な要注意項目とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?