北米でも人気のAE86左ハンドル逆輸入車は超貴重!
ハチロクシルエットでありながら全身からUSの色香を放つ
「1000馬力のAE86ってヤバすぎる!」200メートルをわずか5.5秒で駆け抜ける異次元の突進力
今回の主役は、AE86のUSDM仕様を追求するオーナーの愛機だ。ベースは何と逆輸入の左ハンドル仕様、本物の北米モデルというから恐れ入る。
意外と知られていないが、AE86は日本国内限定で販売されていたモデルではない。北米にはCOROLLA SPORT(カローラスポーツ)という名称で正規輸入(トレノ顔のみ)が行われていたのだ。しかし、一連の『頭文字D』ブームの影響もあり、日本同様に程度の良い個体が激減。今となっては希少な存在になっている。
ドアの内側に貼り付けられたプレートには、アメリカの車両識別番号であるVINコード(Vehicle Identification Number)が記されている。この辺りもハチロクらしくない異国情緒を感じさせるポイントだ。
この車両は、元々SR5と呼ばれるベースグレード。国内で言うところのAE85のようなポジションのため、本来搭載されていたエンジンは、コーションプレートにもあるように1.6L・SOHC8バルブの4A-Cだ。しかしオーナーはそれを降ろし、伝統の4A-Gへのスワップを敢行している。
合わせて北米の4A-G搭載グレードである「GT-S」仕様へと外装をモディファイ。ちなみにサイドのステッカーは社外品。オリジナルのステッカーも所有しているオーナーいわく、本物は細かいドットで文字が構成されているタイプなのだそう。
エキゾーストマフラーは、ハチロク乗り達から支持を集めるサクラム製をセット。控えめなテールエンドから放たれる高周波サウンドは絶品だ。
足回りはブリッツの車高調で硬め、前後ともに8.5JのSSRフォーミュラメッシュをインストール。フェンダーは、ツメ折りを行なっているもののワイド化はされておらず、本来のナローボディで勝負する。
室内はフルストック状態を維持。一番のトピックはもちろん左ハンドルであることだが、見慣れない北米仕様オリジナルのブルー内装がインパクト抜群だ。
ラゲッジスペースにはカスタムオーディオをインストール。全体のイメージに合わせて、あえて主張しすぎないようにレイアウトしているのがポイントだ。
今後はボディのリフレッシュやハーネス関係の見直しを行い、出来るだけ長く乗れるよう手を入れていきたいと話すオーナー。USDMフリークが辿り着いた本物のUSハチロク。オーナーのセンスが輝く美しい個体だけに、いつまでも大切に乗り続けてほしいものだ。
PHOTO:堤晋一
●取材イベント:All 86 Fan Meeting 2020 in 榛名
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みんなのコメント
あ、いや味じゃなくてね。
僕も北米車に乗ってるけど言わなきゃ気付いてもらえないw