シニアドライバーの約9割は、周囲から返納を勧められていない
2022年6月までに施行される改正道路交通法や公共交通の利用環境改善など、高齢運転者の事故防止に向けた機運が高まっている。
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そこで産経新聞社は、新型コロナウイルス感染症拡大による自動車利用状況の変化、運転免許証の自主返納を中心とした高齢運転者交通事故防止対策の認知度や、高齢運転者へのピーアールのために一日署長を務めるのにふさわしいと思う有名人などを調査した。
シニア向け一日警察署長にふさわしいと思う有名人ランキング
高齢運転者(65歳以上)への交通安全運動のピーアールのために、一日警察署長を務めるにふさわしいと思う有名人を聞いたところ、1位「加山雄三」(42人)、2位「高橋英樹」(34人)、3位「明石家さんま」(33人)の順となった。
高齢運転者と同じ世代である65歳以上でみてみると、1位「加山雄三」、2位「高橋英樹」は全体と同じだったが、3位に「所ジョージ」が挙がった。
男女別にみてみると、男性は「加山雄三」がトップで、2位「所ジョージ」、3位「高橋英樹」と続き、女性は「明石家さんま」がトップ、2位「高橋英樹」、3位「北大路欣也」「杉良太郎」「加山雄三」となった。
高齢運転者の運転免許証の返納状況
65歳以上を対象に、自動車の運転免許の保有状況を聞いたところ、7.4%の人が「持っていたが返納した」と答えた。
さらに、自動車の運転免許を「持っている」と答えた人を対象に、「現在、周りの人に運転免許証の返納を勧められているか」と聞いたところ、89.4%の人が「勧められていない」と答えた。「現在、勧められている」と答えた人は合わせて、5.2%となった。
運転に不安があると思う人に対しての返納の勧め
「現在、周りで自動車の運転に不安がある人」を複数回答で挙げてもらったところ、「特にいない」が最も多く、59.3%。次いで「自分自身」(13.8%)、「配偶者・パートナー」(9.3%)、「父親」(7.9%)の順となった。
また、「現在、周りで一番運転に不安があると思う人に対して、運転免許証の自主返納を勧めているか」と聞いたところ、71.9%の人が「勧めていない」と答えた。
「現在、勧めている」と答えた人は合わせて、14.0%。勧めてはいるものの、「田舎で一人暮らしの母が通院、買物ができなくなると不便でなかなか返納をしてくれません(58歳女性)」、「母親(87歳)、自分は絶対に事故を起こさないと言い張っている。困っている、免許の試験場でそれとなく指導をしてほしいが(65歳男性)」などの声が聞かれた。
高齢運転者交通事故防止対策の認知度
高齢運転者交通事故防止対策としての取り組みとして、各取り組みに対して認知度を尋ねたところ、「70歳以上の運転免許更新時の「高齢者講習」の受講」について、54.6%の人が「知っている」と答えた。他方、「高齢運転者支援サイト」(78.9%)、「安全運転相談ダイヤル「#8080(シャープハレバレ)」(77.6%)は約8割の人が「聞いたことがない」と答えた。
調査概要
調査名:高齢運転者に関する意識調査
調査対象:産経iD会員 有効回答 2313人
調査期間:2021年6月8日~14日
調査方法:インターネット調査
構成/ino.
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