第4戦もてぎが終わり、シーズン半分を消化したスーパーGTだが、GT500クラスでは#12 カルソニック IMPUL GT-Rのみがノーポイントで苦戦が続いている。
もてぎでは12番手からのスタートだったものの、第1スティントを担当した平峰一貴が素晴らしい追い上げを見せ、レース序盤の20周で4番手までポジションを上げた。
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27周終わりで平峰からマシンを引き継いだ佐々木大樹も力強い走りを見せていたものの、GT300との混走の中で徐々に順位を落としていってしまった。
最終的に12号車は12位でフィニッシュ。このレースもポイントを獲得することができなかった。
平峰は、ポジションを維持できなかった理由が分からないと述べ、マシンのフィーリングは完璧だったと振り返った。
「結果について、あまり言うことはありません」
彼はそうmotorsport.comに語った。
「ご覧の通り、残念な結果に終わりました。僕たちの目標はできるだけ多くのポイントを獲得することでしたが、達成できませんでした」
「とてもがっかりです。僕のスティントではクルマは良かったし、タイヤも上手く機能していました。ウォームアップも良かったですし、クルマに満足していました。だから結果にとてもがっかりしています。またポイントを獲得できませんでした」
「僕は4番手で自分のスティントを終えたので、4位になることも表彰台を獲得することもできたはずです。佐々木選手とも話しましたが、彼は『ごめん……でもこれもレースだよ』と言っていました。彼に何が起きたのか分かりません」
12号車は開幕戦富士ではオープニングラップでクラッシュ。第2戦では、6番手でチェッカーを受けたものの、GT300クラスのマシンとの接触があったとしてレース後にペナルティを科され、11位となった。
「間違いなくこんな展開になるとは予想していませんでした」と平峰は話した。
「僕は結果に満足できていませんし、間違いなくチームも、星野(一義/チーム監督)さんもそうです。諦めずにシーズン後半もプッシュし続ける必要があります。第7戦ではウエイトが半分になるので、その前にできるだけ多くのポイントを獲得しなければなりません。次の富士で、良い結果を出してポイントを稼ぎたいです」
「第2戦の富士ではホンダもトヨタもストレートでとても速かったですが、うまくいけば今は戦うことができます。それでもトヨタ勢は強いでしょうが、頑張るだけです」
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