■ホイールメーカー「ワーク」がつくる、日本で1台の「アルファード」
トヨタの高級ブランドであるレクサスは、2020年からブランド初のミニバン「LM」を香港や台湾、マカオをはじめ中東アジアなどで広く販売しています。
日本市場には未導入ながら、トヨタ「アルファード」をLM風にカスタムする手法も存在します。
【画像】高級ミニバンがオフローダーに!? レクサス「LM」のアゲ系カスタムがイケイケ!(11枚)
日本では販売されていないLMですが、SNSでは「国内販売しないのかな?」「かっこよすぎる…買いたい…」という声が見られ販売を希望する人もいるようです。
そんななか、アルファードをLM風カスタムに日本で唯一かもしれないこだわりポイントを持っているのが、ホイールメーカーの株式会社ワークです。
ワークのLM風カスタムでは、アルファードの最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」(ハイブリッド仕様)がベースとされており、フロントにはLM純正パーツを流用。フロントやサイドなどに装着されているエアロは、カスタムブランド「クレストマジック」のパーツとなっています。
ボディは大幅にローダウンされていますが、これにはエアーサスペンションではなく、オリジナルの車高調が用いられ、なんとも気合を感じる1台です。
このアルファードLM風カスタムについて、ワークの担当者は「最大のこだわりポイントは、ハイブリッド仕様というところです。アルファードのLM風のカスタムはほかにも見られますが、ハイブリッド仕様は日本で唯一かもしれません」と話します。
ワークのLM風アルファードをよく見てみると、フロントに装着されているレクサスのエンブレムは内側が見る角度によって青く輝き、ハイブリッド用であることがうかがえます。
さらに、こだわりポイントについて担当者は以下のように続けます。
「エンブレムおよび、フロントバンパーは汎用のパーツなどを用いているのではなく、本物のLMから移植したものです。そのため、LMに搭載されているセンサーなどもすべてそのまま搭載しており、配線も繋げられています。
ドアのステップなどの細かい部分にも、LM同様のレクサスロゴを移植しており、とにかくLMに近い見た目になるようにこだわっています」
ボンネット内のエンジンカバーにはハイブリッドのエンブレムが装着されているうえに、エンブレムといった細かいパーツだけでも30万円ほどの費用をかけているとのことで、そうした内部へのこだわりの強さもうかがえます。
なお、ワークのLM風アルファードは、2022年1月14日から16日にかけて開催された「東京オートサロン2022」に展示され、ブースは多くのユーザーで賑わいを見せました。
日本で唯一かもしれないLM風のハイブリッド仕様であるため、とくにエンブレム付近をまじまじと見つめたり、写真を撮ったりする人も多く見られました。
また、アルファードのLM風カスタムを展示しているブースにはほかにも見られ、最近注目度の高いカスタムであることがうかがえます。
前述のように、今後LMが日本で発売されるかどうかは不明ですが、そのぶんアルファードのLM風カスタムはさらに流行してくのかもしれません。
※ ※ ※
ちなみに、ワークはオートサロンにおいて、もう1台LM風のアルファードを展示しており、そちらはガソリン仕様のモデルです。
ハイブリッド仕様とガソリン仕様の2台を並べて展示することで、より違いが視認しやすく、多くのユーザーが足を止めている様子が見られました。
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みんなのコメント
カスタマイズって勝手に個人がやりゃいいかもしれんけど、レクサス車じゃないんだから。改造車でしょただの