この秋発売される注目の新世代SUV「マツダ CX-60」のこれだけは知っておきたい3つのポイント

マツダが今秋、国内販売を予定している新型「CX-60」。ここでは、その新型ミッドサイズSUVを知るうえで押さえておきたいポイントを3つにまとめたので、さっそく紹介していこう。

これまでのSUV群とは一線を画するデザイン
まずはデザイン。CX-60では、現行のマツダ車に共通するデザインフィロソフィ「魂動」を受け継ぎつつも、これまでとはやや流れの異なる新しいスタイルを採用している。例えば従来モデルの細目から存在感を増したヘッドライトや、SUVらしい押し出し感を強めたフロントフェイス。スクエア基調のフォルム、張り出しを強調したリアフェンダーの周りの処理も、新しさを感じさせるところ。エンジン縦置きプラットフォームの採用により、前輪とフロントドアの間隔が延長され、ロングノーズの伸びやかなプロポーションを獲得したことも新鮮だ。

新しくなった次世代パワートレイン
日本仕様のCX-60には、一車種としては異例といえる4種類のパワートレインが設定される。うち、マツダ初となるプラグインハイブリッド「e-SKYACTIV PHEV」は、2.5L直列4気筒ガソリンエンジンにモーターとバッテリーの組合せ。

3.3L直列6気筒ディーゼルエンジン搭載モデルには、モーターを組み合わせた48Vマイルドハイブリッド「e-SKYACTIV D」と、エンジンのみの「SKYACTIV-D 3.3」の2タイプが設定される。さらに、最もベーシックな仕様として2.5L直列4気筒ガソリンエンジンの「SKYACTIV-G 2.5」が用意される。

エンジンは、従来の横置きからアウディなどと同じ左右対称の縦置きへと変更され、プレミアムブランドの領域へ攻め込む気迫が感じられる。また、トランスミッションも従来の6速トルコンATから8速トルクコンバーターレスATへと進化し、MTのような駆動伝達と切れの良い変速を実現したという。

ドライビングへの飽くなきこだわり
マツダ自ら“ドライビングエンターテイメント SUV”を標榜するように、CX-60にはドライビングへのこだわりが詰め込まれている。なかでも注目は、理想的なシートポジションを自動でセットする「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」。オーナーが身長を入力すると車内カメラが目の位置を検出。シートのみならず、ステアリング、ヘッドアップディスプレイ、ドアミラーの角度まで自動で調整する。それに加え、先述のエンジン縦置きプラットフォームと高出力パワートレインの組み合わせにより、バランスに優れた一段上の走りが期待できそうだ。

このように、CX-60はこれまでのマツダ車と一線を画するデザインやテクノロジーを採用した、新世代モデルとなる。ライバルメーカーにとっては脅威のモデルとなりそうだ。

Comments

299万円からは凄い
問題は駐車場のサイズくらいかな
逆に言うとネックになるのはそこくらい

来週から予約開始か〜
CX-80まで待つか、買おうか迷うね