EV時代を迎えつつある今、エンジン車と電気自動車の歴史を振り返る

メルセデス・ベンツ博物館に、130年前の「シュレッダーカー」が展示されている。1892年製のこのダイムラー車は世界で最も古いプレステージカーとされている。

ダイムラー社初の市販高級モデル「モーターカー」このエンジン車は、1885年に世界初の自動車（特許モーターカー：3輪車）を開発した後に、ダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフト（DMG）を設立し、最初に製造販売したモデルであり、1892年当時は非常に高価であった。実際に生産された台数きわめて少数で、この革新的な交通手段を享受できたのは、ごく一部の選ばれた顧客だけだったのである。

Comments

30年ぐらい前かな？
販売はされてないけどトヨタRAV4の電気自動車があった。
ナンバーも付いて当時のトヨタの名古屋支社に止まっていた。

この辺に関しては、GMが90年代に発売し、その後突然回収・廃棄した電気自動車・EV1を題材としたドキュメンタリー映画「誰が電気自動車を殺したのか!?」を観るのもいいと思う。たまたま勤めていたサターンのディーラーでEV1の販売に関わったがためにこの問題に巻き込まれ、やがて活動家というべき存在になっていく女の子をはじめ、いつか電気自動車の時代がやってくると一生を研究に捧げてきた博士とその奥さんとか、出てくるいろいろな人を通じて自動車の国・アメリカの一面が見えてくる。面白い映画です。