■日本には無い…コンパクトミニバン新型「アバンザ」とは
2022年3月7日にトヨタのフィリピン法人となる「トヨタ モーター フィリピン(以下TMP)」は、コンパクトミニバンとなる新型「アバンサ」を正式発表しました。
【画像】これは日本でも売れるかも!トヨタ新型「アバンザ」がスゴい! (55枚)
2006年にフィリピンで発売されたアバンザは、同市場におけるモビリティニーズにマッチした多用途性を持ち、7人乗りで荷物も置けるMPVとして多くの人に選ばれてきました。
3代目となる新型アバンザは、2021年11月にインドネシア市場を皮切りに東南アジアを中心に展開されています。
エクステリアデザインは「スマート&アクティブ」をテーマとし、LEDヘッドランプ、16インチアルミホイールなどを採用して一新。大きく開口されたフロントグリルが迫力を出しています。
ボディサイズは全長4395mm×全幅1730mm×全高1665mm-1700mm、ホイールベース2750mm、乗車人数は7名です。
インテリアには、2トーンカラーのシート素材を新たに採用し、斬新な印象を付与。ロングソファーモードを備えた7人乗りのフレキシブルなシートアレンジと、十分なラゲッジスペースであらゆるドライブのニーズに対応します。
8インチオーディオディスプレイには、Apple CarPlayとAndroid Autoが搭載され、家族全員の機器を充電するためのUSBポートも設定されました。
安全面では、「G」と「E」グレードにバックカメラとバックセンサーを装備。さらにGグレードにはブラインドスポットモニターとリアカメラトラフィックアラートなども採用されています。
パワートレインは、1.3リッターエンジンにMT仕様またはCVT仕様と1.5リッターのCVT仕様がラインナップ。
TMPの岡本淳宏社長は、新型アバンザの発表会で次のように述べています。
「フィリピンは商用車(CV)が大好きな国です。長年にわたり、MPVはフィリピン人家族の日々のニーズに応える実用的な選択肢として活躍してきました。
そして、私たちはお客さまに選択肢を提供することが大好きです。そのため、私たちはコンパクトMPVのセグメントで、信頼性が高く、試行錯誤を経たモデルを再び導入します。
この愛すべきファミリーカーのフルモデルチェンジが、すべての人にさらなる幸せをもたらすと確信しています」
※ ※ ※
なお、新型アバンザのフィリピンでの価格(2022年3月8日時点)は81万3000ペソ(約180万円)から103万9000ペソ(約230万円)です。
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