マクラーレンF1チームのCEOであるザク・ブラウンは、チームにはタイトル獲得に向けて必要なモノが揃うはずだと語っている。
2023年シーズンに先立ち、マクラーレンは新チーム代表のアンドレア・ステラを中心に技術部門の見直しを実施した。その結果、テクニカルディレクターのジェームズ・キーが解雇され、体制が一新。フェラーリからデビッド・サンチェス、レッドブルからロブ・マーシャルという名うてのエンジニアを採用した。
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今季マシンMCL60はシーズン開幕当初こそ開発目標をクリアできなかったものの、オーストリアGP以降で大型アップデートを連続投入。それによってイギリスGPとハンガリーGPでランド・ノリスが2位表彰台を獲得し、オスカー・ピアストリもベルギーGPのスプリントでトップ3フィニッシュを果たした。
マクラーレンはファクトリー施設内に風洞とシミュレータを新設しており、ブラウンCEOは今後数シーズンでタイトル奪還を目指すチームにとっては他のトップチームと「大きなギャップ」がなくなると考えている。
motorsport.comの独占インタビューに応じたブラウンCEOは次のように語った。
「絶え間ない微調整以外は、過去5年間のような大きなギャップはないと思う」
「自分たちの風洞を持っていないこと、20年前のシミュレータを持っていること、CFD技術で後れを取っているということ……それらが大きな穴だった。これからは微調整が必要になる」
「もう『新しい風洞が必要だ』というようなことは何もない。全て上手くいくだろう」
ブラウンCEOはそう語る一方で、チームが新しい人材やインフラを最適化する時間を考えると、大きな効果が現れるのは2025年以降になると考えている。
「常に微調整を行なっていくことを除けば、必要なモノは全て手に入れることができる」とブラウンCEOは言う。
「だから、その時点で必要なのは、文化的かつコミュニケーション的に全てが一体化するための時間だ。しかし、(アップデートに関して)多くの発表をすることはない」
「ただ、洗練させ、学び、改善するだけだ。1月1日までにタイトル争いができるチームに必要な全てを揃える。あとは時間が必要だ」
そしてブラウンCEOは次のように続ける。
「我々はリーダーシップと体制を変えた。そして新しい人たちが入ってきて、それがパフォーマンスに寄与するはずだ」
「風洞などがフル稼働したとはいえ、新しい体制と人材で全てが白紙からスタートするのは2025年からだ。ロブ・マーシャルにデビッド・サンチェス……彼らは(2024年の)1月から始動する」
「2024年のマシンに向けては、全てが揃っていない現在のインフラ、最終的なフルメンバーではない状態で作業が進められている。だから(マシンに反映されるのは)2025年になる。でも、今の手持ちのモノで何ができるのかを見てほしい」
「私はチームがやってきたこと全てに誇りを持っている。我々が投入するのは全て追加的なモノで、パワーを上げるだけだ。2025年にはさらにステップアップできているはずだ」
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