最高速度は290km/h!
運転支援装備にも注目!
12月6日、メルセデスAMGは、新型「S63 E パフォーマンス」を発表した。
S63 E パフォーマンスはプラグイン・ハイブリッドを搭載。4.0リッターV型8気筒ガソリンツインターボエンジンに高性能モーター(140kW)を組み合わせる。システム総出力は590kW、総トルクは1430Nm! バッテリー容量は13.1kWhだ。トランスミッションは9ATの「AMG・SPEEDSHIFT・MCT・9G・トランスミッション (MCT = Multi-Clutch Transmission)」を組み合わせる。
0~100km/hの加速タイムは3.3秒、最高速度はオプションの「AMG・ドライバーズ・パッケージ」を選ぶと290km/hに達する。足まわりには連続可変ダンパーを備えたエアサスペンション「AMG ・RIDE・CONTROL+・サスペンション」、連続可変電子制御スタビライザーの「AMG・ACTIVE・RIDE・CONTROL・ロール ・スタビライザー」、後輪操舵の「リア・アクスル・ステアリング」を装備した。
回生ブレーキの強度は4段階から選べる。AMG・ステアリング・ホイールにあるスイッチで変更可能だ。もっとも高い強度では、電気自動車のように、アクセルのオン・オフのみで運転可能ないわゆる“ワンペダル運転”も出来る。走行状況によって、90kW以上の電力をバッテリーに戻せるそうだ。
走行モード「AMG・DYNAMIC・SELECT・ドライビング・モード」は7種類から選べる。電気をメインとする「Electric」や快適性重視の「Comfort」、「Battery Hold」、「Sport」、「Sport+」、「Slippery」、「Individual」。電気のみで走行しているときはメルセデスAMGが独自にチューニングしたスポーティな人工音を轟かせるという。
エクステリアは、垂直のルーバーが目をひく専用デザインのフロントグリルや大型のサイドエアインテークなどの専用デザインパーツを装着。ホイールは21インチの鍛造タイプだ。
インテリアは専用デザインのステアリング・ホイールやナッパレザーのシートがスポーティで豪華だ。セパレートタイプのリアシートはあらゆる方向に電動で調整出来る。
フルデジタルのメーターにくわえヘッドアップディスプレイも「Race」 や「Supersport」 といったメルセデスAMGオリジナルの表示も選べる。
運転支援システムは、「レベル3」の自動運転を実現する「DRIVE PILOT」を搭載出来る。60km/h以下といった特定の条件下において、ハンドル・ブレーキ・アクセルなどの操作をクルマがおこなうという。
S63 E パフォーマンスの価格などの詳細は今後明らかになる。
文・稲垣邦康(GQ)
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2.6tと書かれている所がありましたが、最低でもそれくらいはありそうですよね。