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ロータスのEVハイパーカー「エヴァイヤ」の開発に著名音楽プロデューサーが協力!

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ロータスのEVハイパーカー「エヴァイヤ」の開発に著名音楽プロデューサーが協力!

英国の著名音楽プロデューサーのパトリック・パトリキオス氏が、伝説的レースカー「Type 49」からインスピレーションを得て「エヴァイヤ」のサウンドスケープを制作

3月10日、ロータス・カーズは新世代エレクトリックハイパーカー「エヴァイヤ」のサウンドを英国の著名音楽プロデューサー、パトリック・パトリキオス氏の協力を得て開発していることを明らかにした。

ロータスが考える次世代のEV耐久レーサーとは?

パトリック・パトリキオス氏は、オリー・マーズ、シア、ブリトニー・スピアーズ、ピクシー・ロット、その他多くの世界的に有名なスターのために脚本とプロデュースを行なってきた。彼はリトルミックスとのコラボレーションで2018年にブリットアワードにノミネート、彼が取り組んだトラックは10億回以上ストリーミングされている。パトリキオス氏はエヴァイヤのサウンド開発について以下のようにコメント。

「私たちはエヴァイヤのサウンドスケープをロータスらしく独特、かつロータスだと認識できるように制作したかった。私はへセルの開発チームと一緒にそれがどうあるべきかについて話し合いました。ロータスに本質的に関連する何かが欲しかったので、将来の電気自動車のオーディオの案を設定することができました」

彼は有名なロータス車両を出発点として使用するというアイディアを気に入っていた。それは史上最も象徴的なレースカーの一台である「Type 49」だ。「そのV8には純粋さ、生のエッジ、そして最高の曲のように我々の魂のなかで何かをかき立てる感情があります」とパトリキオス氏は言う。

このプロセスは、レコーディングしたType 49のサウンドをパトリキオス氏が自分のコンピュータに取り入れることから始まった。彼とロータスチームは、音をデジタル操作しているうちに、エンジン音を遅くすることでエヴァイヤのオールエレクトロニック・ドライブトレインによって生成される自然な運転音と同様のサウンドが生成されることに気付いた。 パトリキオス氏はこう続ける。

「Type 49の再生速度とデジタルフィルタリングを調整して、エヴァイヤのサウンドスケープを生成しました。これは非常に有機的なプロセスでした。私たちは皆、クルマとドライバーの間の感情的なつながりを刺激する何かを望んでいました。音は、感情の創造と形成に関して非常に影響力があり、重要な部分であります。その音とロータスが交わることにより、その繋がりを豊かにします」

そしてパトリキオス氏は次のように結論づけている。
「これまでで最も象徴的なロータスレースカーの音が、最新のレースカーのインスピレーションとなっていることを嬉しく思います。そこには美しい対称性があります」

パトリキオス氏は、クルマを愛する父親の影響で子供の頃からロータスのファンだった。エヴォーラのドライバーのひとりである彼は、ハリウッド映画のサウンドトラックだけでなく、国際的に有名なレコーディングアーティストの曲の制作に携わりながらも、ロサンゼルスと英国の間で時間を割いている。 

彼のおもなタスクは、9秒未満で0-186mph(300km/h)に到達するパフォーマンスを持つエヴァイヤの外部ノイズを制作すること。また、彼が制作したエヴァイヤ・サウンドスケープを使用して、インジケーターのアクティブ化からシートベルト警告まで、すべてのチャイムとトーンも開発することができた。

「ロータスType 49」ほど、有名なモータースポーツブランドのレースカーは滅多にない。伝説的ドライバーのジム・クラークがハンドルを握り、最初のF1での1967年オランダグランプリで優勝し、Type49は残りのシーズンすべてのレースでポールポジションの座を譲らなかった。翌年、グラハム・ヒルはType 49でF1ドライバーズチャンピオンシップを獲得している。

これまでに生産されたType 49はわずか12台。この中で、ふたつの世界で大きなデビューが生まれている。ひとつは10年以上にわたってF1のグリッドを支配した、ロータスが開発した全く新しいコスワースフォードDFVエンジンを最初に使用したこと。そしてもうひとつは、ロータスの初めてのスポンサーであるゴールドリーフを象徴した赤、白、金のカラーリングが登場したこと。このカラーリングは、これまでで最も有名なモータースポーツのカラーリングのひとつとなった。 

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