K24ブロックにK20ヘッドを合わせ300馬力を発揮!
軽さとバランスを武器にハイパワー勢をなぎ倒す
「父から受け継ぎ今なお現役!」家族との思い出が詰まった40年モノのSA22Cに乾杯
ターボ勢と比べるとパワー不足は否めないNAマシン。しかも駆動と操舵をフロントタイヤが一手に担うFFとくれば、シビアなドライビングが求められることも想像にたやすい。
そんなFF&NAクラスで、筑波最速となる55秒984(2020年12月23日)を保持しているのがこのEG6シビック。ディティールにも拘って開発されたタイムアタック専用機だ。
搭載されるエンジンは、K24ブロックにK20ヘッドを組み合わせた2.4L仕様だ。もちろん内部にもきっちりと手が入り、戸田レーシングの強化ムービングパーツやキラーカム等をインストールし、最高出力300ps&最大トルク32kgmを発揮させている。
スロットルは吸入効率を重視し、50φ×4のシャフトレスタイプをチョイス。全開時には60φ相当の吸入面積を実現している。制御はモーテックM1が担当。EXマニにはKチューン製を奢る。
足回りはスピリットベースのオリジナル車高調を軸にセットアップ。スプリングにはリニアなレートの立ち上がりで定評のあるHAL製を導入している。グリップの要となるフロントタイヤは295/35-18サイズのアドバンA050。リヤは235/45-17サイズを履く。
室内はダッシュボードやドアパネル、ルーフまでをドライカーボン化して徹底的に軽量化を実施。ロールケージも最小限に抑え、850kgという軽量ボディに仕上げている。メインメーターはモーテックのダッシュロガーで、同じくモーテックのPDMでハーネスやヒューズを一元管理する。
ミッションはクワイフのシーケンシャルで、シフトポイントは8000rpm。安全タンクは重量バランスを考えて助手席の位置に積み込んだ。
エクステリアはニュータイプによるワンオフワイドボディで武装。タイヤサイズを限界まで広げてメカニカルグリップを稼ぐための策だ。フロントバンパーは48ガレージ製、リヤにはサードのGTウイングを備える。
取材時(Attack筑波2021)は自己ベスト更新こそ達成できなかったものの、56秒436という圧巻のタイムをマークしてその実力を見せつけた。
パワーに頼れないからこそ、トータルバランスが重要となるFF&NAマシン。その頂点に君臨するシビックは、全方位隙なしのメイキングが光るスーパーチューンドだ。
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みんなのコメント
最近のホンダに魅力感じないよ
安くて、速くて、楽しくて、燃費が良くて、カッコいい。
SiR とか EK9 とか本当に良かった。
なつかしいなぁ~