現行カングー最後の限定車は、トルクフルなディーゼル仕様
多くのユーザーに親しまれているルノーのハイトワゴン、カングーは、フランスでは新型を発表済み。日本では現行型としては最後の限定車、リミテッド・ディーゼルMTが発売された。ラストモデルは、これまでのカングーとは大きく異なる点がある。モデル初のディーゼルエンジン搭載車なのだ。
ルノー・トゥインゴが仕様変更を実施してフレンチコンパクトとしての魅力度をアップ
リミテッド用1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボは、欧州仕様用ユニットをベースに、日本の排出ガス規制に適合するよう改良が施された。最高出力116ps、最大トルク260Nmを発生する。既存のガソリン車(1.2リッターターボ/115ps、190Nm)比で出力はほぼ同等、トルクは70Nmも太い。トランスミッションは6速MTだ。
外観はブラック仕立てのバンパーとスチールホイールに加え、LEDデイタイムランプ、リミテッドのエンブレムを特別装備。シンプルで使いやすいインテリアはこれまでどおりだ。ちなみにディーゼルのMT仕様は、フランスで最もポピュラーなカングーである。ちょっぴり「お仕事グルマ」イメージの外観を含め、ファンには魅力たっぷりのモデルといえる。
静粛性上々、素晴らしいフットワーク。これは欲しくなるクルマ
静粛性は上々。ボクは現行型がデビューした直後に、欧州でディーゼルのMT仕様に乗った経験がある。そのときと比べるとかなり静かになった。走り出してしまえば、ディーゼル特有の音はほとんど聞こえない。
アイドリング付近のトルクが細いので、発進はややエンジン回転を上げぎみにしてクラッチをつないだほうがベター。その後はディーゼルらしい粘り強さが味わえる。2000rpmあたりでターボが効いてからは、ガソリン車とは別次元の太いトルクでぐいぐい加速していく。車両重量はガソリンMTより90kg重いが、まったくその差を感じない。
4000rpmを超えるとディーゼル音が気になってくるものの、通常はそこまで回す必要はない。早めの変速で速度を上乗せしていくドライビングが楽しい。燃費も優秀。優しく走れば19.0km/リッターというカタログ燃費に近い数値をマークすることも可能だろう。
フットワークは相変わらず素晴らしい。車高が高いのに「重心の低さ」を感じる独特のフィーリングだ。ワインディングロードは得意。山道を走る機会が、むしろ楽しみになる。
もちろん定評の乗り心地も受け継がれており、優しい座り心地のシートの効果もあって、リラックスして距離を重ねることができる。その乗り味に、ディーゼルエンジンのゆったりしたリズム感がベストマッチする。
現行カングーのモデルライフの最後に用意された、最高のプレゼントのように映った。
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みんなのコメント
しばらくすると、アホみたいに高い値段の中古車が出回りそうや。
間違ってもそんなもん買ったらあかんで。
初回車検受けずに手放しました。
謎のエンストでローダー手配2回、窓上がらず1回
購入1年後の夏に内装から接着剤が染み出し天井が染みだらけ
→張替えでトータル1か月入院
上記事例自体は予想の範疇で許容範囲だが何しろディーラーの対応がクソすぎる
連絡を忘れる、部品手配を忘れる、代車手配を忘れる、
そしてミスしても謝らないでへらへらしてる